「これからも、変わらない安心を。」をブランドコンセプトに掲げるミルトン。
3月10日は“3=ミル”“10=トン”にちなみ、「ミルトンの日」として日本記念日協会に登録されています。
プレママ・パパをはじめ、じいじ・ばあばなど、赤ちゃんの健やかな成長を支えるすべての人に、子育てについて考えるきっかけとなるよう制定されました。
子育てはとても幸せなことですが、とても大変です。
正解の分からないことが多く、時間に追われたり不安になることもあります。
そんな想いを持たれているプレママ・プレパパを集めた「ミルトンの日」のイベントで語られたのは、「育児はチーム」というメッセージでした。
「育児はチーム」って初めてわかった、あの日のできごと
35,271 View2019年3月10日、「ミルトンの日」を記念したスペシャルイベントが、舞浜・イクスピアリにて開催されました。総勢31組のプレママ・プレパパファミリーをお呼びし、編集長対談や撮影会、スイーツビュッフェの実施など、盛りだくさんの1日となりました。
そこで見えてきたキーワードは、「育児はチーム」。そのメッセージの真意を、紐解いていきます。
「ミルトンの日」とは?
家事育児のシェアのためには、家族がチームとなることが大切
昔から育児の教科書として、育児を考えてきた「Pre-mo」。
生の声をリアルに受け取めてきた、参加型育児サイト「コノビー」。
ミルトンの日のために集まった2人の編集長。
今の育児にとって大切なことを、女性・男性それぞれの目線を交えながら話してくれました。
2つのメディアから見る、子育ての今
マタニティ雑誌のPre-mo大隅編集長、コノビーの渡辺編集長が共に口にしたのが、「夫が育児をすることを当たり前のこととする風潮に変わってきた」ということ。
渡辺編集長は、「いかに夫に育児参加を促すのか」が課題だった数年前と比べ、現在では「夫婦をはじめ、いかに“チーム”で子育てをしていくのか」に課題意識がシフトしていると語ります。
「男性の子育てに対して、『参加』や『協力』という言葉を使うのは、今はもうそぐわない」と大隅編集長も続けます。
「母親がするもの」と考えられてきた子育てが「両親がするもの」に変化してきた今、次に増えているのが「おじいちゃんやおばあちゃん、外部サービスも巻き込んでするもの」だという考え方です。
大隅「ファミリーサポートのようなサービスを利用するママがずいぶん増えたと感じています。私が子育てをしていた頃は、自宅に来てもらえるファミサポのようなサービスは、どこかお客さんを呼ぶような感覚がありました。『家の中が散らかっているから呼べない』と見栄を張って心理的ハードルを上げてしまっていたんですね。でも、今のママたちは、ファミサポを『近所のおばあちゃん』のようにフランクに捉え、上手に活用しているなと思っています」
渡辺「パジャマ姿のままで出迎えても大丈夫なんですよね。『子育て中は当たり前だよ』と言われることで、ママたちも楽になれるんじゃないかな」
周囲の人を巻き込んで、一緒に子育てをしていこう。その流れを後押ししているものが、外部サービスや便利な子育てグッズだと渡辺編集長は見ています。
渡辺「簡単にできるものが増えると、育児初心者でも『やれそうだな』と思えるものです。関わってみたいけれど、不慣れだから…と不安に感じていた人の背中を押せるツールが増えていますよね」
最近の育児グッズは、機能性だけではなく、デザイン性も飛躍的に向上しています。大きくて場所をとるものだったさく乳器は、サイズダウンするだけではなく、部屋に置いておいても気にならないインテリア性の高いものが登場。哺乳びんも北欧風デザインのものが発売されるなど、「使う側の気分を上げるもの」が続々と登場しています。
渡辺「大豆生田啓友先生の座右の銘に、『子育ては誰がやっても素人』というものがあるんです。だからこそ、助けてくれるツールを活用しながら、みんなで子育てをしていけたらいいですよね。家族だけではなく、社会全体で子育てをするんだというムードが作られていけばいいなと思います」
ママを一人きりにしないために、大切なこと
「子育てを担うのは当たり前」だとパパたちの意識が変わってきているなかでも、まだまだ子育てに孤独感を抱いているママは多いのが現状。その理由として挙げられるものが、「ママとパパとの育児知識・情報のギャップ」です。
妊娠中から、不安や悩みを一身に背負っているママはたくさんいます。右も左もわからない初めての子育て。些細なことが気にかかり、どうすればいいのかわからなくなってしまうママも多いでしょう。そこに、「そんなに気にしなくていいんじゃない?」とパパから言われてしまったら…。ママは育児の悩みをもっと一人で抱え込んでしまうのではないでしょうか。
また、知らないが故にママの負担や不安に気付けないパパも少なくありません。赤ちゃんのお世話は、「授乳」「お風呂」「着替え」「寝かしつけ」と名前がついているものばかりではありません。小児科への予約、復職を考えているママにとっては、本格的な保活前の保育園の情報収集も必要な「育児」の一つです。
大隅「ママを一人きりにしないためには、「育児はチームである」とみんなが意識することが大切です。そして、家族ですべてを引き受けなければいけないという思いに縛られないことも大切なことでしょう」
渡辺「アフリカでは、子どもを一人育てるのに、村が一つ必要だと言われているんです。この考え方は、今の時代に必要なものだと思いますね」
チームがより良い状態になるために、今必要なものは何か。一緒に考えることが、ママを一人にしないことに繋がるのではないでしょうか。
今から話し合いたい、家族での役割分担
子育ては、いざ始まってしまうとノンストップ。忙しく日々が過ぎていく生活が始まります。だからこそ、リサーチや手続きなどの準備は、ママが妊娠中の間に行っておきたいものです。
ファミリーサポートや一時預かりなど、生活のサポートやママのリフレッシュに使えるサービスは、何があるのか。利用するために必要な手続きは?費用はいくらでしょうか。
また、出産後に通うことになる小児科は、どこが良さそうでしょうか。こうした「調べる」作業は、家族みんなができるものです。すべてをママが調べるのではなく、パパにもリサーチを任せることで、チームの一員としての意識が高められていくでしょう。
この日は、今まさに赤ちゃんの育児に奮闘しているたまごクラブの編集長、小山田さんから写真とともにコメントが寄せられました。その中にあったアドバイスが、「出産育児の知識を最低限入れておくと、いざというときに役立ちますよ」ということ。
子育てはマニュアル通りには進みません。しかし、知っていることで助かることはたくさんあるもの。調べていくなかで知った起こり得るケースについて、「もし、こういうことが起こったら、誰がどの役割を担えばいい?」と話し合っておくことも、未来の自分たちを助けることに繋がるでしょう。
「子育てに、安心を」そのために親として大切にしたいこと
おしゃぶりやさく乳器、おもちゃ。赤ちゃんの口に触れるものは、思っているよりもたくさんあるものです。赤ちゃんの健康や家族の安心を守るためにも、大人は適切に衛生管理を行う必要があります。
Milton CPは、ミルクなどのタンパク質に触れると塩と水に分解する安心安全な除菌グッズ。使い方は、きちんと汚れを洗い落としてから、Milton CPを入れた溶液にしっかりと浸けるだけ。いたってシンプルなので、ママはもちろん、パパやじいじ・ばあばも簡単に赤ちゃんの安心を守れます。
「私は自宅だけではなく、実家にも置いていました」と大隅編集長。赤ちゃんを連れての移動は、着替えやおむつなど、どうしても大荷物になってしまうもの。置いておけるものは実家にも置いておくことで、移動の負担を減らしましょう。もし、余ってしまっても大丈夫。「ストローマグなどの除菌にも使えるから、成長した今でも活躍する機会があるんですよ」と大隅編集長が教えてくれました。
今回のイベントでは、お土産にミルトンセットが用意されました。「チーム」として赤ちゃんをどう育てていくのかについて、家族で話すひとつのきっかけにしてみてくださいね。
「育児はチーム」について考えるきっかけとなった、大切な1日に
この日のために用意されたスイーツビュッフェを楽しむなど、終始リラックスモードで時間が流れたこの日のイベント。
1日の最後には、プレママやお腹の赤ちゃんに向けてチョコレートペンでメッセージをケーキプレートに書いていただき、写真撮影が行われました。
温かなメッセージの数々に、思わず笑顔が溢れるプレママたち。
両親は「子育てを応援するよ」と言ってくれていて、助けてもらえる安心感もあったんですが、自分の中の「チーム」は家族だけだったなと思っていました。社会がチームという考え方はより安心できますね。利用できるサービスも知ることができて良かったです。(徳田さんファミリー)
出産に恐怖心を抱いていたんですが、自分だけじゃないんだなと思えました。なかなかリアルな話を聞く機会はなかったので、先輩ママのリアルな体験談が聞けたのが今日の収穫です。(前山さんファミリー)
1人目を妊娠中の頃は当たったのに来られなくなってしまったので、2年越しに参加できて嬉しかったです。トークショーは楽しく、スイーツもおいしく、期待以上に楽しいイベントでした。3人目を妊娠できたら、そのときもまたぜひ参加したいです!(佐藤さんファミリー)
そう話してくれたプレママ・ファミリーたちの表情はとても晴れやかで、発見のあった1日となったようです。
この「ミルトンの日」をきっかけに、「育児はチーム」として役割分担を話し、楽しい子育てライフに繋がっていきますように。
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