娘イロハの学校では、2年ごとにクラス替えがあります。この春小3になる娘は、初めてのクラス替えを前に不安を抱えていました。

春の陽気と裏腹に、ワクワクする感情よりもそわそわと落ち着かない心模様…。誰しも経験があるのではないでしょうか?

いじめられたくない。
友だちがほしい。
優しい先生がいい。
みんな仲良しがいい。


子どもの社会には厳密なモラルなどなく、発言も行動も自由奔放です。何かトラブルが起きても、学校側からは「悪気はない」というように見えることもあります。

でも、そんな時に個々が抱える心の痛みは、家庭で大いに認めて、子どもを信じ、個性を伸ばしてやりたいといつも思っています。

春は不安から始まります。

「人は人、自分は自分」という軸をいつもどこかに据えて、いつでもいい顔ばかりする必要はないのだということを、息子にも娘にも伝えてきました。

ドキドキするイロハの新生活への不安を半分受け取りながら、本当は母だって春風にそわそわしています。