もうすぐGWですね。2019年は超大型連休ということで旅行やお出かけの予定をたてている方も多いと思います。
ところで、乳幼児を連れての旅行やお出かけの行き先ってどうやって決めていますか?
親が楽しいところは子どもにとってはつまらなかったり、子どもが楽しくて走り回ると親が疲れ果ててしまったり。
毎回行き先には悩んでいます。
せっかくならこどもの記憶にも残る場所にいきたいので、4歳の息子に、実際にいままでのおでかけを覚えているか年齢別にきいてみました。
0歳〜1歳頃は「覚えてない!」とのこと。
この時期に飛行機に乗っての旅行などもしているのですが、全く記憶にないそうです…。
そりゃーそうだろうなとは思いつつ、親としてはちょっと残念な気も。
一方で、抱っこ紐やベビーカーがあれば比較的子どもを移動させやすい時期でもあります。
また、飛行機の搭乗券なども乳児は無料なので、交通費の面でもお得です。
我が家の場合は場所見知りが少なくあまり泣かない子だったので美術展など、大人好みの場所も行きやすかったように思います。
子どもの性格にもよりますが、乳幼児のときには割り切って親の行きたいところに行くのもありかなと思います。
2歳の頃は「海に行ったの覚えてる!」とのことでした。
この時期から「鉄道好き」が確立されてきたので、お出かけも鉄道関係のところが増えてきました。
また、イヤイヤ期に入って親のコントロールが効かなくなってきたのと、私が復職して忙しくなってしまったので大きな旅行はできない時期でもありました。
そんな中、息子の中でもっとも印象に残っているのは家から電車で一時間ほどの「海の公園」での水遊びでした。
鉄道関係のお出かけ先ではなかったのが意外でしたが、よく思い出してみると電車の博物館や電車イベントでは「早く次に行くよ!」と急かしたり、いつまでも帰りたがらないので「もう帰るよ。」と無理やり引き剥がしていたりしたので、最終的に楽しかった印象が薄れてしまったのかなと思いました。
海は一箇所で気がすむまで遊べたので、楽しい印象が強く残ったのではないでしょうか。
3歳の頃は私が2人目の子を妊娠中だったこともあり、あまり遠出はしませんでした。
記憶も増えてくるのか「●●に行ったよね」と言えば思い出せるようでした。
そして4歳になる誕生日に、京都旅行にいきました。
その際、京都鉄道博物館(鉄博)に行ったので、鉄道大好きの息子はきっと「鉄博がおもしろかった」というかと思ったのですが、意外にも鉄博はあまり印象に残っていないそうなんです。
宿を出るときに、中居さんが宿の看板の前で写真を撮ってくれたのが妙に印象に残っているらしく、「京都は●●っていう宿に泊まったよね。」京都の旅行というとそのことが思い出されるとのこと。
親としてはちょっと複雑な気分です…。
こんな形で、いままでのお出かけを息子と一緒に振り返ってみました。
話していて気が付いたのは「遠出をしたからといって記憶に残るというわけではない」ということでした。
大人になってからの旅行というと「遠出をする」という部分になりがちで、それだけで満足してしまうこともあるのですが、子どもにとってはそこはあまり重要じゃないようです。
では、何を重視したら良いのかというと、「時間の余裕」にあるように思います。
お出かけや旅行では次の行程や帰りの時間が気になってついつい余裕がなくなってしまいがちです。
でも、子どもの記憶に残るのはやっぱり急かされたことよりも、満足するまで遊べたときのことのようでした。
とはいえ、一箇所でずーっと遊ばれて、「帰りたくない〜!」となってしまう場合もあるので、どこまで付き合うかは難しいところではあります。
旅行の行程を考えるときには詰め込みすぎず、子どもがゆっくり遊べるような時間があるかなと、意識しておいた方が良いかもしれません。
息子と一緒にこれまでの旅行&おでかけを振り返ってきて、他にも気が付いたことがありました。
それは、「鉄道関係の施設」「鉄道関係のイベント」が多すぎることです。
息子が鉄道好きなのでついつい鉄道関係のものばかりに行ってしまいがちだったのですが、話してみると鉄道関係が多すぎて一つ一つの印象は薄くなっているようでした。
息子にとって鉄道関係のおでかけは既に「日常」になってしまって、特別感がなくなってるのかもしれません…。
旅行やお出かけは非日常的な体験をするチャンスでもあるので、もっと違った場所に出かけてみるのも良いのかもと気がつく事ができました。
こんな風に、次のお出かけ先を決めるためには、以前行ったことがあるところを洗い出して、子供と一緒に振り返ってみるというのもオススメです。
もしかすると何か発見があるかもしれませんよ!