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公開 2019年04月28日  

「ボールペン禁止」ルールだけど…。どうしようもない時、親はどう対応するか

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次男リクが小学校3年生の時、ボールペンの使用が禁止だと知りつつも、1日だけ応急処置的に持って行かせたことがありました。でも、そのボールペンは担任の先生に取り上げられて…。


これまでの子育て、いろんなことがありました

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保育園や幼稚園に通っていた頃の子育ては、健康面やケガの心配が絶えず、家事と仕事の両立について夫と戦ったり、会社と戦ったりの日々。

今となっては「かわいい反抗期だったな」と思えるイヤイヤ期も、当時は何度も心が折れそうになったものです。

子どもが小学生になると、関わる社会が一気に広がって、親の大変さもまた違った部分で感じるようになりました。

その中でも、次男リクが泣きながら帰宅した日の出来事は、特に印象深く記憶に残っています。

ある日の出来事

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スーパーで赤えんぴつを探していた時、「ボールペンは禁止されているかも」と分かっていました。

でも、自己採点するものを何も持っていなければ人に借りることになるので、ひとまず明日1日だけは先生に理由を話して、許しを得ようと思っていたのです。

もちろん、翌日中には文房具屋さんで赤えんぴつを購入するつもりでいました。

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今思えば、その日学校に行った時点で「やっておけたこと」もありました。

禁止されていると知りつつボールペンを持たせたわけですから、その理由をきちんと連絡帳に書いて先生に予め知らせておけば、息子が傷つくこともなかったのかもしれないと反省しています。

でも…息子の言うように「理由を聞かずに取り上げられた」のだとしたら、そこはしっかりと説明しておきたい。

今回ボールペンを持たせていたのが親の判断だったこともあるので、その日のうちに夫が学校に電話したのです。

親として、どう対応するのか

この時は結果的に、担任の先生がリクのボールペンを返してくださり、「理由を聞かずに取り上げたことは、担任教師として間違っていた」と謝罪してくださいました。

でも…。私は親として、どう対応すれば良かったのでしょうか。


あの時私たちは、息子の話を聞いて「私たちなりの思いを伝える」ことに踏み切るという選択をしました。

でも、30人以上の生徒を見ているクラス担任の先生にとって、1つずつ個別対応をして例外を認めるのは難しいことだったと思います。

どうしようもないことなのであれば、やはり親が事前に連絡して相談させていただく等、できる限りの配慮も必要でした。


子どもが生きる「学校」という社会を理解して、親として必要な対応を考えていく。そのことの難しさと大切さを考えさせられた出来事でした。

※ この記事は2024年11月16日に再公開された記事です。

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