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公開 2019年06月14日  

子ども同士の「お約束」は、危険と安全を教えるチャンス!

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小3の娘は、交友関係も広がり、放課後に遊ぼうと誘われることも多くなりました。お友だちと安全に遊ぶための我が家の工夫です。


子ども同士のかかわりが増えると


小3になった娘は、お友だちも増えて、放課後に一緒に遊ぼうと誘われることも多くなりました。

親子ともども嬉しく思っていたのですが、ここでひとつの問題が。

我が家は学校のほど近くにあるため、通学路が短く、生活範囲も学校周辺のみ。

同じ学区とはいえ、学校から離れた場所に住お友達のお家までは、なかなかの距離があります。


娘もお友だちの家に行きたい気持ちはあるけれど、1人きりになる帰り道のことを考えると少し不安な様子。

子どもの説明はあいまいですし、まだ携帯も持たせていません。

行きはお友だちと一緒でも、帰り道は迷ってしまう可能性も。

昼間と夕暮れでは町の印象が変わったり、交通量が大きく変わったりする場合もあります。

私もまた、さまざまな心配事が頭に浮かび、「行ってらっしゃい」とすんなり送り出すことはできませんでした。



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親子で不安を解決するために


安全は確保しつつお友達と遊べるように、まずはお友達のお家まで、私もついて行ってみることにしました。

何をするかというと、どの道を通るのか、車など危ない場所はないかなど、歩きながらチェックするのです。

娘が一人でも帰って来れそうかどうか判断して、帰る時間や、友だちに送ってもらう場所、私がどこまで迎えに行くかなど約束事項を確認します。

こうすることで、娘は帰り道の見通しがつき、私も自分の目で確認したので、安心して送り出すことができます。

お家にお邪魔するのではなく、公園などで遊ぶ場合は、1人でトイレに行かないなど、お友だちも一緒に約束してもらいます。

守れていることを確認してから、一旦家に戻って、子どもたちだけの時間も楽しんでもらいます。

また、お友だちが我が家に遊びに来てくれた場合には、できる限り帰りお家の近くまで見送ります。

送り迎えをしていると、お友だちからも通学路のことや学校のできごと、街の情報を教えてもらえるし、私も娘のお友だちと仲良くなれるので一石二鳥なのです。



元気な「ただいま」を聞くために


最近、事故のニュースをよく目にします。

そのたびに、どうして事故が起こったのか、事故に遭わないためにどうするべきか、そして、どれだけ注意をしていても事故に巻き込まれることがあるなど、子どもたちと話し合うようにしています。

でも、実際にどのようなところが、どのように危ないかは、口で言ってもわかりづらいところがあります。

お友だちのお家へ行くときは、数十分の徒歩移動で、横断歩道や狭い歩道をいくつも渡らなければなりません。

横断歩道の渡り方はもちろん、歩道はお友だちと連なって歩かない、本などを見ながら歩かないなど、どのようなことをすると危ないかなど、その都度確認しています。

お友だちのお家までいっしょに回りながら、交通ルールや安全確認をすることは、繰り返すと安心感になります。

子どもたちも、危険な目に遭う可能性や守るべきルールがあること、自分自身を守るのは自分だということを、少しずつ身をもって体感しているようです。

今後は娘もひとりで、また友だち同士で、出かける機会がさらに増えていくと思います。

せっかく楽しく遊びに行くのだから、元気に「ただいま」と言って帰ってきてほしいものです。

そのための努力を、心配しながら試行錯誤しています。



※ この記事は2024年11月23日に再公開された記事です。

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