よその子のマナー違反に遭遇！？「すこし待つ」時間で気づいた大事なこと

あたりを見回しましたが、保護者の姿は見えません。

お店の人が一人で片付け始めたので、見かねて手伝うことにしました。

せっかく「困っているお店の人のお手伝いをする」という経験をしているのに、ボールを散らかしてどこかへ行ってしまった子どもたちのことを話題に出すことで「他人の尻拭いをする」と認識させてしまうのでは、とモヤモヤしてしまい…。

何と伝えればよいかわからず、思わずお茶を濁す形になってしまいました。

そのまま3人で片づけを進めていると…。

子どもたちは「片付けをしないでどこかへ行ってしまった」のではなく、「効率的に片づけるためカゴを取りに行ってくれていた」のでした。

子どもたちの「まちがったことをしても、知らん顔をせず最後まで責任を取る」姿を見て「少し待つことで、相手の行動の真意を正しく受け取る」ことの大切さに気付かされました。

そういえば、娘と一緒にいる時も「いたずらしてる！」と思って叱ったら、実はお手伝いをしようとしてくれていた、ということが……。

人の善意を信じて待つことは、ときに難しいことでもありますが、これから娘と接していくうえでも、ぜひ心にとめておきたいものです。