子どもが増えるほど自分時間もプラス!3人育児で「なりたい母」になれた気がするのタイトル画像
公開 2019年08月20日  

子どもが増えるほど自分時間もプラス!3人育児で「なりたい母」になれた気がする

20,778 View

1人目が2歳の頃と、3人目が2歳の今のスケジュールを比べてみました。実は子どもが3人いる今の方が、「自分時間」をとっています。


長男が2歳のときのスケジュール


私の夫は、朝7時から20時まで仕事のため、平日は子ども3人をワンオペ育児しています。

1人目の長男が2歳の頃と、3人目で現在2歳の長女。

それぞれの一日を振り返ってみました。


まずは1人目が2歳の頃から。

ーーーーーーーーーーー
6:30 起床、朝食作り
7:15 長男起床
7:30 朝食
8:00 掃除、洗濯、子どもや自分の身支度(あっという間に10時!)
10:00 児童館や公園へ(毎日外出)
12:00 昼食
13:00~15:00 昼寝(私は仕事)
16:00 夕方のお散歩(食材の買い出しを兼ねて)
16:30 夕食作り(子どもはテレビ)
18:00 夕食
19:00 洗い物、洗濯物を畳むなどの家事、自由時間(子どもの世話をしながらなので家事は進まず)
20:00 お風呂
20:30 片付け、歯磨き、絵本
21:00 子どもの寝かしつけ
21:30 仕事
23:00 就寝
ーーーーーーーーーーー

当時は今よりも、丁寧に家事育児をしていました。

ゴミ出し以外の家事は私がやっていましたし、たとえば「1日に何度もオモチャを片付ける」「夕食は一汁三菜」など、今よりしっかり家事をしていました。

椅子に座ってゆっくり休んだり、自分の好きなテレビを見ることもなかったように思います。

子どもと一緒にいても、少しでも間が空けば「ちゃんと遊んであげないと」と義務感を強く感じたり、「自分はきちんと子どもと遊べているだろうか?」と不安になることも。

「毎日外出、1日1時間は外遊び、絵本は3冊以上」と決めていました。

良妻賢母にならなければと、気負いが強かったように思います。

産後からフリーランスで仕事をしていますが、無理して子どもも預けずにいたので、ギリギリの状態。

寝不足でフラフラしながら、全てをこなしていたように思います。


3人目が2歳になった現在のスケジュール


次に、末っ子の長女が2歳になった、現在のタイムスケジュールです。

ーーーーーーーーーーー
6:00 起床
仕事のメールチェックなど
朝食と給食の代替食作り
6:40 長男起床
6:50 朝食、自分の身支度
7:30 長男出発 次男・長女起床
7:45 次男・長女の朝食、私はコーヒータイム
8:10 夕食用に1品調理、次男・長女2人の着替え
8:40 次男の幼稚園送迎
9:00 掃除機がけ
10:00 公園、児童館、本屋など(外出・家にいる日は半々。週2日は一時保育へ預けて仕事)
12:00 昼食
12:30~14:00 長女昼寝タイム(この間に仕事)
14:00 次男帰宅 
15:00 長男帰宅、おやつタイム
16:00 子どもと遊び(子ども同士で遊びが盛り上がっている間は仕事)、お風呂掃除
17:00 夕食作り(好きな音楽を聴きながら)
17:30 お風呂
18:00 子どもがテレビ(この時間に仕事)
18:30 夕食
19:00 自由時間(私は洗い物や洗濯物の片付け。15分間ヨガ)
20:30 歯磨き、絵本
21:00~22:00 寝かしつけながら就寝
ーーーーーーーーーーー

1人目と3人目で大きく違うのは、家電が導入されたこと。

2人目出産で食洗器、3人目出産で乾燥機能付き洗濯機を購入し、「1人目から買っておけば、もっと心身ともに楽になったし、子どもとの時間ができたのに!」と思ったものです。


「家事の頻度」も減りました。

食事の準備が家事で一番大変ですが、時間をかけて作っても、子どもは食べない時もあるので、夕食は「一汁二菜でもバランスが取れていれば良し」という方針に。

次男はしょっちゅう、オモチャ箱の中身を全部出して遊んでいたのですが、何度も片付けるのにイライラしていた私を見て、長男が「何回も片付けるから疲れるんだよ。1日1回、寝る前だけでいいじゃん」と一言。

それからは片付けも、寝る前に1回になりました。


意識的に1日の中に「自分時間」も取るように心がけています。

8時と15時のコーヒータイム、子どもが昼寝中の仕事、料理中に好きな音楽、夜はヨガ。

この時間だけは、死守しています。

ヨガをしていると上の子は真似したり、末っ子は私に登ってきますが……(汗)

週に1回、休日に自分時間を貰うのも良いのですが、正直全然足りません!

育児中は終始子どもペースですし、子どもが愚図ったり、想定外の行動をとるなど、忍耐力も体力もかなり必要。

1日の中に自分時間をに入れ、こまめに息抜きする方が、子どもに対する余裕も生まれます。

睡眠時間も大切なので夜の仕事は止め、一時保育を利用しています。


きょうだいがいるからこその違いも


きょうだいがいるからこそ、スケジュールが変わったことも。

1人目育児は、午前中が本番。

毎日外出し、様々な児童館や公園へ、遊びに行きました。

3人目となると、上の子たちが帰宅してからの、夕方が本番。

学校で疲れた長男のケアや、それぞれが「今日~があってさ」「ママ遊ぼう」「こっち来てよ」と話しかけるのに対応すると、体力も気力も使うのです。

そのため末っ子だけの午前中は、体力を温存したいため、手を抜き気味。

毎日外出するのではなく、家で過ごす日もあります。


子どもも1人だけだと、常にママべったりですが、2人、3人いると、子ども同士で遊んでくれる時間があるので、そこで私も仕事をしたり、息抜きしたりしています。

料理中、子どもに「ママ、ボールやろう!」と誘われても、「今野菜切ってるから、お兄ちゃんとやって」と頼めるようにもなりました。


手抜きでも今の自分のほうが好き


1番大きな変化は、育児にも家事にも、手が抜けるようになったこと。

はたから見れば、1人目の方が褒められるような家事育児を、していたかもしれません。

それでも私は、今の自分のほうが好きです。

以前は「良妻賢母への義務感」がいっぱいで、「しっかり遊んであげないと」という気負いもありました。

子どものことは大好きですが、重い責任感や義務感も、常に感じていたのです。

今はだいぶ気も抜け、手も抜けましたが、自然体で子どもと接することができ、子どもたちも笑顔でいます。

もちろん毎日ドタバタで、時に怒ってしまうこともありますが……。

笑いあり、怒りあり、涙あり、それが家族だよね、と思うのです。

ママは仏様のようにいつも笑顔で、何でもしてくれる存在じゃない。

疲れたら休むし、ヨガや好きな本を読んだりと、自分のために時間も費やすし、おやつもモリモリ食べて、自分を甘やかします。

子どもと本気で遊んで大笑いもするし、時には怒るし、悲しかったら涙する。

そんな生身の自分でいても、思ったより問題はなさそうです。

私が本を読めば、子どもも本を持ってくるし、ヨガの真似も楽しそうにしています。

私が笑えば、子どもたちも大笑いします。

逆に怒り過ぎたと自己嫌悪していると、長男が「疲れてるんでしょ?謝ればいいよ」と声をかけてくれることも。

完璧なママにはなれないとしても、子どもたちの反応を見ていると、これで大丈夫なんだと思えました。

引き続き、どうすれば上手に手が抜けるか、試行錯誤中です。


※ この記事は2024年11月20日に再公開された記事です。

Share!