私、あめのは2歳息子(イヤイヤ期)と1歳娘(つたい歩き大好き)の年子育児中・ワンオペ多め・在宅ワーカーです。
バタバタしてあっという間の毎日。
子どもたちの自由さにイライラすることもしばしばです…。
そんな毎日のイライラの繰り返しを少しでも減らし、子どもたちともっと穏やかに過ごすことはできないか…?
そんな切実な願いから、1日のタイムスケジュールを客観的に分析してみることにしました。
まず、我が家の一般的なタイムスケジュールをご紹介します。
■5時~ 起床⇒朝食・弁当作り
■6時~ 夫出発⇒自分の身支度・保育園準備⇒子どもたち起床
■8時~ 保育園送迎⇒仕事
■17時 お迎え
■18時~ お風呂
■19時~ 夕飯・洗濯
■21時~ 夫帰宅
■22時~ 就寝(状況によってはこの後仕事)
私たち夫婦は朝5時に起床。
お弁当を詰め、朝食を作りながらではありますが、1日で唯一ともいえる貴重な夫婦2人の時間。
連絡事項がメインとなりますが、週末の予定などについて、なんだかんだ話をしつつ夫を送り出します。
その後、子どもたちが起きてからは戦場のようなあわただしさに。
だいたい同じタイミングに目覚める我が子たち。
2人とも高速ハイハイで「抱っこして―!」と、ほぼ同時に私のところにやってきます。
(2歳息子、やや赤ちゃんがえり中)
私の足に左右に分かれてよじ登りつつ、お互いを攻撃しつつ、やられた方がギャン泣きという非常に騒がしい朝です。
2人をなだめながら、だんだん私も消耗…。
様子を見ながら交互に抱っこし、なんとか落ち着いた方から朝食を食べさせ始めます。
「自分でやりたい!」がブームの2歳息子。
その気持ちは母としても尊重してあげたいところです。
お着替えひとつとっても、ボタンをはずすのも「自分で!」
靴下をはくのも「自分で!」
うっかり手を貸して、気に入らなかったら大泣きされます。
まだそれほど自己主張の強くない1歳娘の身支度はとっくに完了。
なのに出発できないという謎の時間が淡々と過ぎていきます…。
保育園へは、朝の会に遅れないよう登園しなくてはなりません。
そして、仕事時間確保のために、1秒でも早く登園させたい気持ちも。
そんな、時間の無い朝にこれはツライ。
だんだん私のイライラが募ってきます…。
この時点で、私の気力は既に半分くらいになっています。
やっと家を出て、駐車場に到着。
実はこのチャイルドシートに息子を座らせるのが一番大変です。
座るのを嫌がり、車内をまるで孫悟空のように逃げ回る息子。
先に座って待たされているので、退屈して泣き出す1歳娘。
その泣き声にちょっと追い詰められたような気分になりながら、息子をあの手この手で座らせようとします。
しかも息子、最近ではチャイルドシートのベルトまでも自分で締めたがります。
安全のためにここは譲れないので、私がベルトを締めるとギャン泣き。
駐車場で10分以上、押し問答を繰り返し、なんとか息子を座らせ、車内が2歳と1歳の大きな泣き声で埋め尽くされたまま、駐車場を出発!
この時点で私の気力と体力は残りあと20%くらいになっています…。
なんとか子どもたちを送り届けた後は仕事。
締め切りがあるものも多いので、朝の消耗を回復する間もなく取り掛かります。
昼休憩の間に自分の昼食を簡単にとり、大急ぎで家の掃除と夕飯の準備を済ませます。
日中の時間はあっという間に過ぎ去ります。
保育園のお迎えは17時ごろ。
お迎えも息子との格闘タイムです。
朝は私とお別れするのを嫌がってグズるのに、お迎えの時になると「もっと遊ぶ!」と帰るのを嫌がってグズる息子。
「お迎え後は、駐車場から速やかに出発してください」という園からのお達しもあり、早く連れて帰りたい私。
先生たちの視線を気にしつつ、園の玄関まわりで押し問答と追いかけっこの末、なんとか息子を駐車場へ誘導。
保育園の駐車場でも、朝と同様にチャイルドシートに座りたくない息子との押し問答が繰り返されます。
待つことに退屈してギャン泣きする娘をなだめてなんとか保育園を出発!
この一連の格闘で私の気力と体力はほぼ底をつきかけますが、帰ってからもまだまだやることは満載です。
まずは18時ごろ、お風呂に3人で入ります。
2歳息子は服を脱ぎたがらずギャン泣き。
無理やり脱がせるとまたギャン泣き。
頭を洗うとギャン泣き。
でも、湯船に浸かっておもちゃで遊び始めるとやめたがらず、今度はお風呂からあがりたくない!とギャン泣き。
とりあえず、息子が視界に入る範囲をキープしつつ娘を拭いて服を着せます。
次に、息子を無理やり抱えて風呂から連れ出して服を着せます。
その間、母は全裸です。
「自分で!」と息子がボタンを留める間に高速で子どもたちの夕飯を準備。
子どもたちに夕飯を食べさせつつ、保育園から持ち帰ってきた着替えやエプロンをザッと手洗いし洗濯機のボタンを押します。
もうこの辺りで母は限界です。
夕飯中、2人とも遊び食べをしてなかなか食事が進まないのにイライラしつつ、なんとか自分も食事をとります。
子どもたちがアンパンマンのDVDを観ている隙に大量の洗濯物を干し、寝かしつけの体制に。
電気を薄暗くして絵本を読み聞かせようとしますが、ここで朝と同じく「2人同時に抱っこしてタイム」が始まります。
眠たいと母親を独り占めしたくなるのかもしれませんね。
2歳息子の視界に1歳娘が入ってくると叩いたり押したりと攻撃が始まります。
最近、自己主張が激しくなってきた1歳娘も泣きながら応戦。
夜は私も疲れているので2人ともギャン泣きしている状況に途方に暮れてしまいます。
体力と気力がゼロに近いので、なだめる声も弱々しくなってきます…
でも、そのタイミングで救世主の夫が帰宅!
寝かしつけはここでいったんリセットされてしまいます。
ですが、人手が増えることで私も少し気持ちに余裕が生まれ、気力が回復します。
最近、長い文章が話せるようになってきた2歳息子。
息子のお腹をポンポンと優しくたたきながら、再度寝かしつけに入っていた時のこと。
「母ちゃん、大丈夫よ。僕が母ちゃんを守るから」
と、唐突に言い、いきなり寝落ちしたことがありました。
また別の日、仕事でお迎えが少し遅くなった日の夜。
「母ちゃん、今日来るの遅かったから、僕心配したんだよ」
とささやくように耳元で言われました。
そんな日は、めちゃくちゃキュンとして、一気に1日の疲れが吹き飛びます。
そして、「また明日も頑張ろう!」と満たされた気持ちで眠りにつくことができるのです。
こうして改めて振り返ってみると、毎日慌ただしく、ギリギリで余裕のない私。
ですが、子どもに振り回されつつも、子どもに救われる、そんな日々を愛おしく思います。