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公開 2019年08月03日  

ファンキーな見た目に思わずププッ…(笑)ケタちがいのイクメン姿

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大ヒット作「ざんねんないきもの」シリーズから、新たに『おもしろい!進化のふしぎ もっとざんねんないきもの事典』が登場しました!今回も、動物たちのクスッと笑えるような育児事情をご紹介いたします。
親子が真摯に生き抜く姿に、種は関係ナイ!

監修:今泉忠明
絵:下間文恵 森永ピザ ミューズワーク
文:有沢重雄 野島智司 澤田憲


コモリウオのパパ

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最近は「イクメン」など、父親が積極的に子育てをすることも当たり前になりましたが、コモリウオのパパにはかなわないでしょう。

コモリウオのオスは、おでこから小さなフックが飛び出しています

何のためのものかクイズにもなりそうですが、正解はメスがうんだ卵のかたまりをひっかけるのです。

卵がほかの魚や虫に食べられないように、父親はおでこに卵のかたまりをぶら下げて、ふ化するまで休まず見守り続けます。

とてもまじめですてきなパパですが、遠目から見ると、アフロヘアみたいでファンキーな感じがいなめません。

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キリンの赤ちゃん

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ふつう、動物の赤ちゃんは親によって大切に守られます。

しかし、キリンの赤ちゃんはうまれた瞬間から超ハードモード。

まず、母親のおなかからうまれた瞬間に地面にたたきつけられます

キリンは立ったまま出産するため、おのずと2mの高さから放り出されることになるのです。

さらに、うまれて30分くらいで立ち上がらなければなりません

そうしないと、ライオンやハイエナなどの肉食動物に食べられてしまいます。

肉食動物が多くいる地域でのキリンの赤ちゃんの死亡率は50%以上。

約2頭に1頭しか生き残れない過酷な運命なのです。





いかがでしたか?

動物たちの妊娠・出産スタイルは、じつに多様でおもしろい!

次回は、そんな彼らの育児法をご紹介いたします。

お楽しみに!



(編集:コノビー編集部 阿部麻美)

※ この記事は2024年11月05日に再公開された記事です。

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