うちの三姉妹が通う保育園では、必ずどこかの学年でひとり一回は役員を引き受けなければいけないというルールがあります。
「学年が上がるごとに役員の仕事が大変になるよ!」という先輩ママさんの助言を受け、「今のうちに済ませておいた方がいいかも。」と思った私。
「なんとかなるかな…」
そんな軽い気持ちで役員を引き受けることを決め、一年間の汗に涙の役員活動がはじまりました!
年子3人ワンオペ育児中に保育園役員! 後悔しかけたけどやって良かったワケ
22,304 Viewわが家は4歳・3歳・1歳の保育園児の年子三姉妹。パパは多忙で慢性的なワンオペです。そんなわが家ですが昨年、なんと保育園の役員をすることになったのです。
三姉妹ワンオペ育児で保育園の役員に!
役員会の日は目が回るような一日に
保育園の役員会なのでそれぞれの保護者にも仕事があります。
そのため役員会議は、いつも平日の19時から。
会議のある日は事前に手早く食べられるご飯を用意しておき、仕事が終わるとダッシュで三姉妹を迎えに行ってギリギリまでご飯を食べさせます。
時間がない時はごはんをそのままおにぎりにして持参し、会議中に食べさせます。
会議が終わり帰宅すると21時を過ぎ、そこから三姉妹をお風呂に入れて寝室に行けるのは22時なんて日も……。
子ども達の為の役員活動のはずなのに、自分の子ども達の生活リズムを乱してしまっている…。
そのことに罪悪感を感じてしまうこともありました。
保育園との折衝や役員同士のトラブルにハラハラ
我が家が所属した父母会の運営は、完全に保護者だけでの役員活動。
地域全体の保育園が加盟する「連合」が主体となった「地域活動」の名目のため、保育園や先生方は役員活動に一切関与できない決まりでした。(園によって様々なようです)
そのため、役員活動を園の中には持ち込めずに、何かと保育園側の理解を得るのが大変でした。
また、やはり複数人の保護者同士で運営していくと、ちょっとした意見の行き違いはつきもの。
役員同士のトラブルに、ヒヤヒヤする場面もありました。
決まった係はまさかの前年引き継ぎなし
たくさんの役員係があるなかで、じゃんけんで私が決まったのは、会長の次に大変だと噂されていた「お祭り係」。
お祭りとは、地域の保育園・小学校の役員会が催す、秋の「親子まつり」です。
お祭り係は、その企画から出店準備や備品の手配、当日の運営など全般を行う重大な係でした。
それなのに、前年度の係の方からの引継ぎの際に言われたことはまさかの……
「去年は台風で中止になったから何もわからない」。
なんと引き継げる昨年の現場情報がほぼなく、過去の資料をもとになんとか手探りで活動をしていかなければいけなかったのです!
役員総出でお祭りは大成功!
私も含めて「お祭り係」は4人。
昨年の手本がなく厳しい状況ではありましたが、皆で手分けをして当日までの会議出席や企画、備品や食材の手配などをこなすことができました。
当日は朝早くからお祭りの準備をし、他の役員の保護者の方にも総出でお手伝い頂いて、なんとか用意してあった食材は売り切れ!
途中追加で食材を買いに走ったほどの大盛況。
一大イベントをやり切ったことで、とてつもない達成感を感じました。
そして、何といってもお祭り係のメンバーとは、戦場を共に生き抜いた戦友のような絆が生まれました!
壮絶だったからこそ得られた「経験」や「繋がり」
正直、当時の私は3人目を産んで仕事に復帰したばかり。
役員活動だけでなく仕事と家事育児に追われて目が回るような毎日でした。
「もう2度と役員はやりたくない!」と思うほどに、その時はキツかったのを覚えています。
大変なお祭り係になった時や夜遅くの会議で疲労困ぱいだった時には、「役員になるタイミング間違えた…」とも思いました。
でも、役員活動に挑戦したことで他では経験できないようなことを体感。
なによりも他の保護者との強い「繋がり」ができたことが、今思えば私にとって喜ばしいことでもありました。
忙しい毎日の中で同じ子を持つ親同士として協力しあったり、子どもの話で盛り上がった時間。
今後もずっと忘れない掛け替えのない時間だったと思います。
ちなみにうちは三姉妹なので、この役員活動をあと2回しないといけないんですけどね(笑)
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