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公開 2015年05月24日  

子どもが楽しく「食べ物」に興味を持つようになる方法

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1年生になり小学校の給食も始まった長男。先生からは、何でもしっかりよく食べ、おかわりまでするとの褒め言葉!でもここまでになるには大変でした。今回は、楽しく実践できる子どもの食育方法を、私の経験も交えてお伝えします♪

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038010752

身体は食べたもので出来ている!

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子どもが小さいうちは「ちゃんと食べる・食べさせる」ことが、どれだけ大変なことか…。私は、長男が1歳のころから、食べること・食べさせることにかなりストレスを感じていました。



それが今、身体もしっかりして風邪もひかない元気な子に育ってくれたのは、子ども自身が「自分の身体は食べたもので出来ている」ことを認識し、「食べるもの」に興味を持っているからだと思っています。



でも、そうなるまでには親の根気が必要です。もともと食に興味のある子もいますが、食事中にちゃんと最後まで座っていられない子、遊びだしてしまう子もたくさんいますよね。実は我が家も、長男がそうでした。そんな、食にはあまり興味のない子のために、我が家がやってきたことをお伝えしたいと思います。

一緒に料理してみよう!

まず、一緒に料理をしてみましょう!やはり一緒に作ってみないと、子どもは味の加減も、美味しく安全な焼き具合もわからないのです。食材の硬さや色も、親は当然のように知っていますが、子どもは意外と知らないものです。



でも子どもには、「幼稚園や学校からやっと帰宅して遊びたいのに、ママにお手伝いをさせられてる…」という気持ちになってほしくないですよね。また、お料理を作ること自体に興味のない子もいます。そんな場合はどうすればいいのでしょうか?

カンタンお手伝い♪

そんな子には、超簡単な1品を一緒に作ればそれでOK!楽しんで出来る範囲で良いのです♪それも毎日の課題にするのではなく、子どもの意志に応じて行う程度♪包丁を使わない程度のもので充分です。



例えば、

・キャベツや白菜、レタスなどの葉物を手でちぎってお味噌汁の具に

・たまねぎの皮むき

・オーロラソース(マヨネーズとケチャップ)を混ぜる

などです。



また調理だけでなく、ご飯をよそう、お味噌汁をよそう、なども子どもにとっては嬉しいようです。我が家の長男もこれをきっかけに食への興味が湧き、食べられるものが増えてきたのです。時にはスイーツやパンも沢山作りましたよ♪



お料理に興味のない子には、本当に簡単なことから始めてみてください。そして食事の際には、子どもが作ってくれたものを親が最大限に喜ぶこと!一緒に作って、一緒に食べられることに感謝してください♡

食べているものを知る

我が家では、食事中に食材のことをよく話します。お野菜の場合は旬の季節、どこで採れたものか、栄養についてなど。お肉なら、何の肉でどこの部位なのか?お魚も、種類やどこの海で採れたのか?などです。そんな時に役に立つのが、お料理の本や野菜の便利帳!

自分で作った食べ物が食卓にならべば、今食べているものが身体にどんな栄養をもたらすのか興味を持ち、それについて質問をしてくることでしょう。その時に、これらの本はとても役に立ちます♪子どもの食への好奇心を満たしてあげましょう!

楽しく食べることを大切に!

我が家では、ほぼ添加物で出来ているようなパンやお菓子はほとんど食べません。私自身が、原材料名を見て知らないものだらけの食品(=添加物だらけの食品)は、なるべく避けるようにしています。



ですが、子どもの興味で買うこともありますし、お友達が来た時やお宅にお邪魔した時に食べることもあります。でもそれは、子どもの好奇心を満たすため、そしてお友達と楽しく食べるためです。



あくまで食べ物は楽しく食べるものであって、身体を作るためだけにあるのではないと考え、あえてハードルは高く設定せずにそのあたりは割り切っています。だからこそ子どもは、食べることは楽しい、美味しい、という体と心の欲求が満たされるのだと思います。



いつも笑顔で食卓を囲めるように…まずは小さなことから始めてくださいね♪

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