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公開 2015年05月24日  

子どもの自信につながる!トイレトレーニングを成功させる3つのコツ

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長い期間を費やす場合もあれば、意外とあっけなく終わることもある「トイレトレーニング」。成功させるコツはあるのでしょうか? そもそも、トイレトレーニングの「成功」とは? 3つの観点から考えてみました。


トイレトレーニングの成功って何だろう?

あらためて、「トイレトレーニングの成功」ってどういうことでしょう?



なるべく早く、または親が希望する時期に、トイレトレーニングがスムーズに進むことでしょうか。もちろん、それも大きいと思います。トイレでおしっこやうんちをしてくれるようになれば、紙オムツやパンツの出費も減り、洗濯物の手間もグンと減り、育児家事の負担もグンと減ります。



でも、トイレでおしっこやうんちをするというのは、小さな子どもにとって、大きな大きな生活スタイルの変化。環境も意欲の芽生えの様子も様々ですし、その大きな変化に適応できるようになるまでの期間には、大きな個人差があります。



時間はかかっても、その子のペースに合わせて進め、子ども自身が喜びをもってトイレでの排泄ができるように定着した時、それがその子の大きな自信、ひいては「成功」ということになるのかなあと思います。そんな観点からの「トイレトレーニングを成功させるコツ」3点を考えてみました。

1.時期にこだわりすぎない

一般的にトイレトレーニングに適している時期の目安として



・1人でしっかり歩ける

・言葉での意思疎通がだいぶできるようになってきた

・おしっこの間隔があくようになってきた



などが挙げられます。

これが揃うのが2歳代のことが多く、夏は薄着でトイレも寒くない、おもらししても洗濯物も乾きやすいなどの要因から、「2歳の夏」はトイレトレーニングの1つの目安として捉えられることが多いものです。



また、1歳代のころはそれほど気にしていなくても、2歳を過ぎて周りの月齢の近い子のお母さんが「最近トイレトレーニングを始めた」「トイレでおしっこができるようになった」などと話すのを聞くと、「のんびり構えていたけど、うちも始めなきゃ!」と急に焦りを感じてしまうことも。



でも、初めに書かせていただいたように、その生活スタイルの大きな変化に適応できるようになるまでの期間には、個人差が大。保育園生活を送っている子は園生活の中で自然に習得したり、年少クラスで幼稚園に入園した時にはまだオムツだったけど…という子もいます。一般的な時期の目安や周りのお友だちの様子はあくまでも参考までに、お子さんのやる気の芽生えを探り、応援したいですね!

2.とにかくほめる♪

「トイレでちゃんとできる」という段階までまだまだいかなくても、たくさんほめてあげてください。



「おしっこ」と言われたら、もうオムツやパンツにしていたということも多いかもしれません。それでも「教えてくれてありがとう! また教えてね」。及び腰だった「トイレに座る」ということができただけでも、「トイレに行けたね。また一緒に行こうね」。トイレに関して気持ちが前向きになるように、応援しましょう。



一方で、「トイレに行けたら、ちゃんとできたら、○○をあげる」というお菓子などのごほうび制は、「○○のためにトイレに行く」ということにつながり、あまりおすすめできません。



たとえば、トイレができたらシールを貼る表を作る、朝起きたら「トイレに行ってスッキリしたら朝ごはんを食べようね」、外遊び前に「トイレに行ってから外に遊びに行こう!」など、生活流れの中で一定の条件と結びつけてトイレに誘うことは、習慣づけに向けての意欲に結びつく場合もあります。

3.トイレのことで頭がいっぱいになりすぎない

人は誘われ過ぎると引いてしまうもの~。あまりにトイレのことばかり言われると、子どもも無意識に反発を感じてしまいます。「間隔を見計らって声をかける」なんて繰り返していたら、親が疲れてしまいます。たとえば、「朝起きた時とお風呂の前にはトイレでしよう」など、ポイントを絞って誘ってみるのもよい方法です。



また、よくありがちなのが、立ってじっときばっているようなうんちの前兆が見られたとき、「それいまだ!トイレトイレ!」とせきたててトイレに連れて行くこと。一度感じた便意が引っ込んでしまいます。うんちはトイレで座ってできるようになるまで、根気よく見守りましょう。



やる気の波も、環境の変化などによる気分の波もあり、順調な右肩上がりではなかなか進まないかもしれません。親子ともにちょっと疲れてしまったら、中断する思い切りも時には必要です。

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おっぱいを卒業し、トイレでおしっこやうんちができると、いよいよ本当に赤ちゃん卒業という感じ。お子さんによって色々なパターンがあるその過程。きっとその先には、お子さんの一回り成長した姿があるでしょう。その姿をイメージしながら、のんびり気楽にいきましょう。

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