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公開 2019年10月01日   更新 2019年10月04日

子どもの推しキャラは、子育ての友。いや、むしろヒーローでは?と思うワケ

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寝ても覚めてもアンパンマン大好き!な2歳息子のおかげで、アンパンマン一色の我が家。イヤイヤ期の息子への対応に心折れそうになる時、母親の私が救いをもとめるのがアンパンマンなのです。


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2歳の息子と1歳の娘を育てている在宅ワーカー、あめのです。

朝晩は涼しくなってきて、季節の変わり目をそこかしこに感じる時期。

読書の秋、食欲の秋など、「〇〇の秋」という言葉がありますが、我が家はもっぱら「アンパンマンの秋」になりそうです。



我が家の2歳の息子はアンパンマンに夢中です。

困っている人を助ける姿に憧れているのか、何かあるとすぐに「アンパンマンに来てもらおう!」と言う息子。

彼にとって、絶対的なヒーローのようなのです。



寝ても覚めても、「アンパンマンが観たい!」と言う息子。

遠出する時はアンパンマンミュージアムのある県へ。

おもちゃもアンパンマングッズばかり。



そんな調子なので、親の私も、ふとした瞬間に口ずさむのはアンパンマンのマーチ。

周りに突っ込まれて恥ずかしい思いをすることもしばしばです…。


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イヤイヤ期は、アンパンマンで乗り切る


そうは言っても、アンパンマンに助けられることも多々あります。

例えば、偏食なうえに食べムラのある息子のお食事タイム。



栄養のことを考え、必死に調理方法や彩りを工夫しても、息子は食べない時はまったく食べてくれません。

心折れそうになった時、疲れた時、私が助けをもとめるのはアンパンマン。

息子の食事をアンパンマンの絵柄入りのお皿に盛りつけて、「これをたくさん食べたら、お皿の底にアンパンマンがいるよ!会えるかな?」と声かけすると、やる気が出るのか食べ始めてくれます。


また、彼が必ず食べてくれるのは、大好きなアンパンマンのカレー。

レトルトなので、白ご飯にかけるだけ!

このカレーにこっそり普段食べないお野菜を紛れ込ませると、すんなり食べてくれることもあります。




さらに、イヤイヤ期の息子は、朝、靴下をはくのも嫌がります。

そんな時、私はアンパンマンの靴下を準備します。

足を入れる部分に手を入れ、パペットのようにして「僕を履いてお外に行こうよ~!」と話しかけると比較的すんなり履いてくれます。



毎日、そんな調子なので、息子の洋服やバッグにもアンパンマン柄がどんどん増えてきた我が家。

お洋服はなるべくシックな色味で…と思っていましたが、そんなこだわりはとうに捨てました。


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アンパンマンに学んだ優しさ


アンパンマンといえば、「僕の顔を食べなよ」といって自分の顔を差し出す有名なシーンがあります。

毎日のように観ている息子にとっては、おなじみのシーンです。


ある日、体調を崩して寝ていた私。

ベッドに近づいてきた息子が自分のほっぺたを指でつまんで、「ぼくの顔を食べて元気出して!」と私に差し出してくれたのです!



びっくりするやら嬉しいやらで、ツラい気持ちが少し和らぎました。


アンパンマンには、優しい気持ちにあふれたシーンがたくさんあります。

息子は、自然にそんな優しさを学んだのかもしれません。



アンパンマンは、私のヒーローだった


そんな毎日が続いたある日、私はふと気が付きました。


アンパンマンに一番助けられているのは、実は私だ!ということに。



そう、アンパンマンは、息子だけでなく、母親の私にとってのヒーローでもあったのです。



それに気づいてからはもう、アンパンマンに感謝しかありません。


わが家のアンパンマンの秋はまだまだこれから、冬、次の春へと続いていくことでしょう。



そしていつか息子が成長して、そんな季節が終わったとしても。

私はずっと、アンパンマンに救われた数々のシーンを忘れることは無いと思います。


※ この記事は2024年11月10日に再公開された記事です。

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