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公開 2019年12月27日  

原因は"ちょっとした油断"。生きた心地がしなかった迷子体験。

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現在小学の娘。今はすっかり落ち着きましたが、2歳の頃は本当に活発な女の子でした。興味があるものを見つけると、わき目もふらずに走っていくのは日常茶飯事。そんなある日、ショッピングモールで娘が迷子に!


いつも通りのショッピング、のはずだった


娘が2歳3ヶ月のある日、夫・娘・私の3人でショッピングモールへ。

華やかな雰囲気や陽気な音楽に、テンションがあがる娘。

いつもにも増して、はしゃいでいました。


先に必要な買い物を済ませ、娘とお気に入りのキャラクターショップへ行くことに。

何を買うわけでもないのですが、そのお店に寄るのがいつものコース。

娘と夫がお店に入り、下の子を妊娠中だった私は、お店の入口近くのベンチに座ることに。

歩き回って疲れていたことや、妊娠中に特有の眠気もあり、私は少しぼーっとしていました。


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目を離したのは数秒!娘がいない…!?


2人ともなかなか出てこないなぁとベンチでそわそわしだした頃、夫だけが不安そうな顔で出てきました。

そして「娘、出てこなかった?お店の中を探しても見つからない!迷子かも!」と。

話を聞くと、娘がお店のぬいぐるみを棚から動かしてしまい、元に戻しにいった数秒の間に娘がいなくなっていたそうです。

私もずっと出入口を見ていたわけではなかったので、娘がお店から出てきたのか分かりません。

慌てて立ち上がり、夫と一緒にお店の中を探しました。


付近をどれだけ探しても見当たりません。

そのお店はショッピングモールの1階にあり、そばには大きな出入り口があります。

そして、隣には大きな幹線道路が…。


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不安や後悔の気持ちで胸がいっぱいに


1人で外に出てしまったんじゃないか…。

誰かに連れていかれたんじゃないか…。

夫も私も近くにいたのに!

不安と後悔の気持ちが、頭の中をぐるぐる渦巻きました。


夫はそのまま付近を探し、私はショッピングモールの案内所に行くことに。

スタッフさんに事情を説明していたところ、迷子センターから案内所に電話が。

「今、迷子の女の子を預かっています」とのこと!

特徴を聞いたら、当日の娘の服装と一致しています。

急いで夫に連絡し、夫も私もそれぞれ迷子センターへ向かいました。


涙の再会


迷子センターに着くと、夫に抱っこされた娘の姿がありました。

泣きはらした娘の顔を見た瞬間、私も安心して涙がポロリ。

その場で娘をギューっと抱きしめました。


その後、落ちついたところで娘に話を聞いてみると、「パパを探しにいった」と。

夫がぬいぐるみを戻しにいった事に気づかなかったのです。

娘が一人で歩いている様子に異変を感じた近くの女性が、迷子センターに連れていってくれたようでした。

その女性や関係者の方々に感謝するとともに、大人が2人いるからといって油断していたことに、深く反省しました。


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当時の気持ちは忘れない


それから4年の月日が経過。

6歳になった娘は、4歳の弟に

「外で勝手に動き回っちゃだめだよ!迷子になっちゃうよ!」と諭してくれます。

そこで4年前の事を覚えているのか、娘に聞いてみました。

「うん、覚えてる。お姉さんと一緒にパパとママを待ってたよ~!」とのこと。

今でもその時の不安な気持ちや、ほっとした時の気持ちを覚えているようです。


娘は小学生になって、少しずつ手が離れてきたように感じますが、迷子になってしまったあの時の不安な気持ちを、忘れることはありません。

まだ一人で出歩かせたことはほとんどないものの、いつまでもそんなわけにはいきません。

これからは友達同士で行動することも出てくるでしょう。

成長していく娘の気持ちも尊重しつつ、出かける時の約束事はきちんと伝えるつもりです。

あの時の不安や後悔の気持ちを、また味わうことのないように。


※ この記事は2024年11月15日に再公開された記事です。

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