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公開 2020年09月23日  

母も心臓バックバク!5歳と4歳が力を合わせた、はじめてのおつかい体験記

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末っ子が熱を出して機嫌が悪い。そんな時に子ども達が大好きな牛乳を切らして大騒ぎ。そこで5歳の長女と4歳の次女にはじめてのおつかいをお願いしてみたのです。


病児をかかえて買い物に行けない!そんな時に限って切らした牛乳


先日、冬にも関わらず季節外れのヘルパンギーナに感染した三女。

口の中が痛いからか、とにかく一日中機嫌が悪くてお手上げ状態。

食べ物もロクに摂れない中、唯一痛みを感じにくい牛乳が頼りの綱でした。



しかし、そんな時に限って牛乳を切らすという最悪の事態に!

そして三女だけでなく、牛乳が大好きな上の子たちからも「牛乳飲みたい!」コール。



牛乳を買いに行かないといけない。

でも、熱があり泣き叫んで暴れる三女と上の子ども達を連れて買い物に行くのは無謀すぎる…。


まさに猫の手でも借りたいという状況で、「子どもたちにおつかいを頼めないかな?」とふと思い付いたのです。

早速、5歳になったばかりの長女ともうすぐ4歳になる次女に「ママの代わりに牛乳買いに行ってくれないかな?」とお願いしてみることに。


最初はきっと嫌がるだろうなとダメもとで言ったつもりが「いいよ!」と嬉しそうにふたりは言いました。

意外な回答に「ママは一緒に行けないけど大丈夫?」と聞いても、「ひとりだと寂しいけど、ふたりでなら大丈夫!行けるよ!」と自信満々な娘の姿に驚かされました。


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はじめてのおつかいで決めた約束事


不安な気持ちはありつつも、子ども達のやる気も尊重したいと思い、はじめてのおつかいに送りだすことを決意。

そのためにふたりと、おつかいに行くための2つの約束事を決めました。


ひとつめは必ず歩いて行くこと。

半年ほど前に自転車に乗れるようになった長女は「自転車でおつかいに行きたい!」と言い出したのですが、もし事故に遭った場合ママがいないと救急車を呼べないからダメだと、何故ダメなのか理由を添えて納得させました。

ふたつめは手を繋いで行くこと。

ふたりで行くからこそ、お互いのペースに合わせて歩くことを意識させました。

また交通ルールや周りを見る力は、やはり1歳年上の長女の方がしっかりしているので次女をリードするようにお願いしました。


思った以上の子どもの成長に驚き!


勢いでふたりを送り出したものの、家では不安で居ても立ってもいられませんでした。


きっとはじめてのおつかいなら、こっそり親が後をつけて様子を伺うことが多いのでしょうが、熱のある三女を連れては困難です。


「無事に何事もなく帰ってこれますように」と心の中で祈りながら、ふたりの帰宅を待ちました。

しばらくすると、元気よく「ママー!おつかい行って来れたよー!」と嬉しそうなふたりの声が聞こえ、私はホッと胸をなでおろしました。

その手にはしっかりと牛乳が1本。

はじめてのおつかいは大成功でした!


親の心配とは裏腹にふたりは私が思っている以上に、ずっとずっと成長していたんだなぁと考えさせられました。


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ふたりだからこそ成功できた、はじめてのおつかい。


はじめてのおつかいに成功して、まだ興奮が冷めきらないふたりにおつかいの様子を聞いてみることにしました。

そこで感じさられたのは、今回のおつかいはふたりだからこそ成功できたんだ、ということ。


慎重派の長女が道や信号を確認して妹をリードしてお店まで行き、コミュニケーション力の強い次女が店員さんに牛乳の場所を聞いたりレジでのやり取りをしたそうです。

まさに、お互いの得意なこと苦手なことが真逆だったからこそ上手くお互いがサポートし合えたのです。


きっとひとりだと不安で、私自身もおつかいに送り出すことはできなかったと思います。

ふたりだからこそ、チャレンジさせてあげることができました。



まだ難しいかもと親が勝手に決めてしまうのではなく、子ども達のチャレンジの意思を尊重することも大切。

今回のはじめてのおつかいは、私にとっても大きな自信に繋がったと感じています!


※ この記事は2024年10月01日に再公開された記事です。

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