息子は12月生まれなので、誕生日とクリスマス、2大イベントが続けざまにやってきます。
そこで毎年悩むのが、プレゼント。
私が子どもの頃は、欲しいものがたくさんあって何を頼むか悩んだもの。
ケーキよりも何よりも、プレゼントが一番の楽しみでした。
が、息子はどうも物欲が薄いようなのです。
「お弁当には果物がないとイヤ」とか「動物園に行きたい」という食べ物や遊びのリクエスト、「折り紙が無くなったから買って!」などという訴えはありますが、高価な玩具はねだられた記憶がありません。
思い返せば、これまでも特にリクエストはなく、クリスマスに至っては、「サンタさんに手紙を書きたいけど、何をもらったらいいのか分からない」とのことでした。
毎年、「なにかいいものをください」というざっくりな手紙を書き…、結局、誕生日もクリスマスも、私が選んだものを贈ることが多かったのです。
クリスマス=プレゼント欲しがる!は思い込み?物欲ない子が望むことは?
9,322 Viewクリスマスどう過ごしていますか?私は、毎回プレゼントに頭を悩ませています…。というのも、息子はビックリするほど物欲がない!そんな我が家での「モノより思い出」なクリスマスの出来事です。
毎年悩む、12月のプレゼント問題
本当にそれでいいの?親の提案をあっさり承諾
昨年のクリスマスの事です。
息子も6歳になり、そろそろ自己主張が出るか?と思っていましたが、やはり、息子からは特になし。
「まあいいか、今年は夏に自転車を買ったし適当なもので…」と思いながら、ふと、魔が差した私はこんな提案をしてしまいました。
「じゃあさ~、自転車のヘルメットがもう古いから、新しいのをサンタさんにお願いしたら?せっかく自分でも乗るようになったんだから、ピカピカのやつがあるといいじゃん」
「あっ!いいね!そうしよ!!」
実用的すぎる提案!そして、二つ返事で賛成する素直な息子!
夫が『それはちょっとひどくない?』という目で私を見る中、息子は早速、「へるめっとをください」とお手紙を書き始めました。
ここまであっさり同意されると、ちょっと不安になります。
「今のは、ママの思いつきだよ。欲しいものがあったらほかのものでもいいんだよ」
「ううん。ヘルメットにする!ママも欲しいものがあったらサンタさんに頼んであげるよ、何がいい?」
……なんていい子!!!(親バカ)
やってしまった。また私が決めちゃった……。
息子と私、クリスマスの認識の違いに気づく!
その日から、息子は「ヘルメットもらうんだ♪」「どんなのが来るかな?」とルンルン。
一方、「せめて、選択肢を出して選ばせてあげればよかったな…」と、ちょっと心に引っ掛かっていた私。
ヘルメットの色や柄に希望はあるか聞いてみましたが、「サンタさんが選んでくれるから!」という謎の信頼で、完全にお任せのようです。
そんな中、息子が「ねぇ、今年はパーティーは?」と言い出しました。
我が家では、一昨年まで4年連続、クリスマス会と忘年会を兼ねて、職場の人とうちでご飯を食べており、皆さんにも子連れで来てもらっていたのです。
そこで、私も気がつきました。
息子の中では、「クリスマス=ママのお友達が家に来る日」だったのです。
たしかに物欲も薄いけど…、物心ついてからずっとやっていることですから、そちらの印象が強いのも無理はありません。
…が、その年はパーティーの予定がありませんでした。
ちょうど転職したタイミングだったのと、子どもたちの成長に伴って段々と年末にみんなの予定を合わせるのが難しくなったので、辞める方向だったんですよね。
そんなに楽しみにしてたのか……。
人を呼ぶどころか、24日、夫は夜勤でした。
うーーん、どうしよう。
プレゼントにはこだわらず、行事を楽しむ
困ったなぁと思っていた、ちょうどその時期、図書館のクリスマス工作教室に出かける機会がありました。
参加無料で、サンタさんとトナカイさんの工作をするちょっとしたものだったのですが、息子は何日も前から楽しみにしていたうえ、帰ってからも改造を施すなど気に入ったよう。
さらに、そこから工作熱が出てきたのか、次の週末には自宅で一緒にリース作り。
喜ぶ息子を見て、「最近忙しくて、こういう時間がとれてなかったな…」と、しみじみしてしまいました。
高価なプレゼントは、もともとなし。
みんなを呼んでのパーティーも、その年はありませんでした。
だけど、子どもと一緒にできることは、きっと他にもたくさんあるんですよね。
我が家の今年のクリスマスも、部屋の飾りつけ、お菓子作りなど、「小さな思い出作りをたくさん」になる予定です。
プレゼント重視の意識は、自分の思い込みだったな、と感じます。
昔の私のように、欲しいものがたくさんある子どもなら「クリスマスまで待ちなさい。1つだけ選びなさい」でもいいでしょう。
けれど、息子のようにあまり物をねだらない子なら、子ども自身が欲しがる時や必要な時を逃さずに与えてもいいかもしれません。
今後変わるかもしれませんが、わが家のイベントは、モノより思い出ということになりそうです。
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