今思えば、ムスメは極めて寝下手な赤ちゃんでした。
とにもかくにも、ムスメの睡眠には悩まされてきました。
3年悩んだ「寝かしつけ」戦争。たった10分でピリオドをうった夜 <第三回投稿コンテスト NO.25>
26,822 Viewお子さんの「寝下手」が悩みだったという、がたこさん。3年間もの戦いが終焉を迎えたその日は、いったいどんな風に訪れたのでしょうか。
新生児のときから、抱っこでゆっさゆっさしないと寝なかったし、布団におろすときは、1ミリ単位で少しずつ離れていく、それでも勝率5割という、寝かしつけ地獄。
生後5ヶ月には夜泣きも経験しました。
日中は生活リズムの鬼と化し、夜中泣いても抱き上げずにトントンで乗り切るというトレーニングにチャレンジするも、1時間泣き続けるムスメを前に、ダンナも私も心が折れて一晩で断念。
それからというもの、昼寝は抱っこ紐の中、夜はダンナと日替わりでの腹上寝という生活が3ヶ月ほど続きました。
ハイハイや伝い歩きをするようになると、今度は布団に横になっていられない難関が待っていました。
入眠儀式の王道、絵本の読み聞かせだって、動き回って聞きゃしねぇ。
触り心地のいいタオル、お気に入りのぬいぐるみ、オルゴール音、胎内音…やっぱりムスメは寝ません。
寝かしつけ1時間半~2時間は当たり前。
しまいには、眠気に抗うように号泣、大暴れ。
解決法を求めて、あらゆるワードでインターネット検索したり、ママ友たちに相談したりしましたが、同じようなケースは見当たらず、夜な夜な半泣きでママ友にラインしては、弱音や愚痴を吐き散らかしていました。
2歳を迎えても状況は変わらず、こちらも昼寝阻止したり、寝かしつけに効くというおもちゃ(結構高価!)を導入したりしましたが、あえなく撃沈。
そしてついに私に限界が訪れました。
1歳過ぎの断乳以来、ムスメは私の乳首を触りながら、なんとか眠りに落ちるという具合だったのですが、私が、とにかく乳首を触られることが生理的に無理!虫酸が走る!!となってしまったのです。
拒否すればムスメが激怒、そうでなければ私が激怒。
毎晩が修羅場でした。
(後に、ある簡単な方法で脱・乳首に成功しましたが、それはまた別の話)
こんな生活が続いて、私は寝かしつけになると、もやもやイライラ、寝室で爆発してムスメにきつく当たってしまったり、何も悪くないムスメをひとり残し一時的に寝室を出てしまったこともあります。
寝かしつけは毎日避けられないことなので、本当につらかった・・・。
でも、その日は突然やってきました。
3歳を目前にした2019年初夏のある日。
いつものように寝室に行き、ふたりで布団に。
いざ、長い戦いの始まりです。
はいはい、そろそろ立ち上がって動き出すんでしょ...と思っていたその時。
寝室に入ってから、ほんの10分ほどの出来事。
ムスメの横でこみあげる涙と笑いを堪えました。
ほんと不思議です。
その日を境に、所要時間に多少の前後はあるものの(とはいえ30分以内)、グズグズすらなく、穏やかな寝かしつけタイムを過ごしています。
子供が寝た、ただそれだけのことだけど、3年間苦しんだ私にとっては、忘れられない、最高にエモい日になりました。
そして今では、これまで縁のなかった、巷に聞いていた、あの「寝落ち」も経験しました。
あぁ!気持ちよかったぁ!
(ライター:がたこ)
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