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公開 2020年04月13日  

ありったけの愛を濃縮!娘が一番喜ぶ、誕生日プレゼント「白い本」とは?

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子どもにとっても親にとっても年に一度の特別な日、お誕生日。
我が家ではプレゼントは親子で話し合って決めているのですが、娘が一番喜んでいたものは予想外なあるものでした。


一年に一度の特別な日、お誕生日


毎年、お誕生日が来ると、娘を産んだ日のことを思い出します。

「6年前の今頃、ちょうど陣痛がきて、夜中の3時頃に産まれたんだよ~」

「産まれてすぐ元気いっぱい泣いて、ママの胸の上で抱っこするとスヤスヤ寝て。とってもかわいかったんだよ。」

という話をします。


我が家ではお誕生日プレゼントは、親子でじっくり話し合って決めています。

5歳のお誕生日にはずっと欲しがっていたおもちゃのホームシアターをプレゼントして家族皆で楽しみました。

6歳のお誕生日はピアノを習い始めた頃だったので電子ピアノをプレゼント。


毎年お誕生日はとても喜んでくれていて、見ているこちらも幸せな気持ちになります。


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娘が一番楽しみにしていたものは予想外のものだった


ある日、娘が独り言のようにつぶやきました。

「あ~。もうすぐ3月!!お誕生日楽しみだなぁ!!」

私はてっきりプレゼントやケーキのことだと思って、
「プレゼント今年は何にする~?ケーキは何のケーキにしよっか?」と聞きました。

すると、
「プレゼントやパーティーも楽しみだけど、あの白い本が一番楽しみ!!」
と予想外の返事。

ずっと欲しがっているおもちゃなどより、私たち両親からの手作り感満載の「白い本」を娘は一番楽しみにしていたのです。


白い本とは?


私はプレゼント以上に「白い本」を娘が楽しみにしていることに驚きました。

白い本とは、その名の通り表紙も中身も真っ白な絵本。

絵本の表紙には子どもの名前を書いています。


その絵本の真っ白なページに、毎年見開き1ページずつ私たちからメッセージを書いて渡します。

本はちょうど20ページくらいあるので、完成するころには大人になる計算です。



この「白い本」のプレゼントを思いついたのは、たまたまお店で見て白い本を見つけたのがきっかけでした。

その都度喜んでもらえるプレゼントも良いけれど、少しずつ溜まっていく形のプレゼントも素敵だなぁと思ったからです。



見開きいっぱいに、パパとママそれぞれからのメッセージ。


そして余白にはその時はまっているキャラクターや物などの写真の切り抜きを貼っています。



メッセージカードを毎年書くのであれば、一冊にまとまっている方が見返せます。

正直、効果なプレゼントよりも、数百円で購入した「白い本」を楽しみにしていてくれたことに驚き、ほっこり嬉しい気持ちになりました。


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振り返ってみると、思い出が凝縮されていた


「え!?お誕生日のおもちゃじゃないの!?」と驚いて、思わず私は聞き返しました。

すると娘は
「うん!パパとママからのメッセージが一番うれしい!」と屈託のない笑顔で答えてくれました。

メッセージには1年の頑張りをほめたり、大好きだという気持ちを改めて伝えたり、我ながら愛情たっぷりの文章を書いています。

改めて見返してみると、当時あんなに大好きだったキャラクターを今ではすっかり卒業していたり、大きなひらがなで書いていたメッセージが今では簡単な漢字を使ったメッセージになっていたり。

私も日々の生活の中で忘れかけてしまっていた成長の様子が、手に取るように分かります。


「白い本」は、親子の宝物


「小さなころから愛されてたことを、大人になっても分かるものを残したいなぁ」と思って何気なく始めた白い本。

一年にたった2ページずつ。

まだまだ12ページしかなく真っ白なページの方が多いですが、素敵な思い出本になりつつありました。



そしてもうすぐ娘の誕生日。

あんなに楽しみにしてくれていると分かったら、メッセージにも俄然力が入ります。

この1年楽しかったこと、頑張ったこと、悔しかったこと、そしてそれをちゃんと見ていたことを伝えようと思います。


20年後、1冊の絵本が出来上がるのが楽しみです。


※ この記事は2024年10月27日に再公開された記事です。

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