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公開 2020年04月03日  

掃除ギライな夫、どう巻き込む!?夫をその気にさせた2つの作戦

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昨年末の大掃除、我が家は、結婚後初めて家族そろっての大掃除となりました。今まで掃除から逃げ回っていた夫に、参加してもらった2つの作戦をご紹介します。


10年間大掃除から逃げ続けた夫をついに説得



うちの夫は家事育児に協力的ですが、とにかく片付けや掃除が苦手!


もちろん年末の大掃除も興味がなく、毎年毎年、「こんな寒い時期に大掃除しなくていいじゃない。暖かいほうが汚れも落ちるんだから」と、もっともらしいことを言い逃げ回ってきました。


でも、他の時期にしようとしても、夏は「暑くてやる気が起きない」、春秋は「せっかく気候がいいんだから出かけよう」…。

夫はシフト勤務で年末年始は特に休みではないこともあり、これまでは仕方なく、気になる所のみを私一人で済ませてきました。


が、結婚してもう10年目。

このあたりで大掃除を決行しないと、一生できないかもしれません。



5年前に引っ越した今のマンションもあちこち汚れが気になりますし、息子は6才になり多少の戦力になってくれそう。

「10年一度くらいは、私の言うことを聞いてくれてもいいのではないか?」


今年こそは!!という私の熱意と「10年に一度」のフレーズで、夫も渋々ながら、大掃除への参加を了承してくれました。



そこで、夫のやる気をそがないようにと、ある作戦を立てることにしたのです。


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作戦1:作業量をへらす+分かりやすい部分を夫担当に


大掃除当日は、私は監督としての業務もこなさなければなりません。

そこで当日の作業は、「一気に片付けたいところ」「日中に作業したほうがいいところ」「夫のお手伝いがほしいところ」に限定し、掃除箇所を絞りました。

具体的には、キッチン、ベランダ、窓ふき、天井や壁の掃除、照明器具のお手入れなどです。(そのほかクローゼット内の整理などは、時間のある時に自分でコツコツ進めることに)


分担としては、キッチンは私。

細かい作業が多いうえテクニックが必要なので、指示を出すより自分でやったほうが早いという判断です。

夫は、「とにかく拭けばいいところ」として、天井、壁、窓拭きの担当。

難しいことは何もないけど、とにかく手を動かしてもらいます!

また、やはり身長が高い夫のほうがやりやすいのと、息子と一緒に取り組んでもらえそうな場所ということでお願いしました。


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作戦2:エクセルの一覧表で作業内容を明確化


それでも「分からない」と言われないように、掃除の段取りは、すべてエクセルで一覧表に!

場所、使う道具、掃除は天井が先、目安時間など、主婦からしたら「ここまでいる?」というほど細かく書き込みました。

イメージとしては、「例えば、高校生のバイト君がうちに掃除に来たら、どう指示するか」というような感じです。


ついでに私の作業も全部一覧に入れておき、「私だってこんなにやってますよ」も見える化しておきます。


また、道具もなるべくシンプルにし、夫が使うものは「古タオルの使い捨て雑巾」と「二度拭き不要のスプレータイプの洗剤」の2つに限定しました。


分かりやすさで夫からの評判も上々


さて、当日。

夫はめんどくさそうではありましたが、息子と一緒に掃除を実行。

一覧表を見ながら「次はここか~」と、何だかんだですべてこなしてくれました!

後から聞いたところ、「まず何をやればいいのかが分からないから、これをやるという一覧表があるのはよかった」とのこと。

掃除に限らず、苦手なことって、「何が分からないかも分からない」ですもんね。



汚れがたまっているだろう照明器具も担当してもらい、「長年掃除をしなければ、汚れはたまる…」その事実を実感してもらえたのもよかったかなと思います。

場所によっては「意外と汚れてないじゃん」と言われることも。

「それは私が時々やってるの(怒)」と伝えましたが、これも、いわゆる「名もなき家事」を理解してもらうことにつながったかもしれません。

指示の出し方などは、「普段の家事育児の分担にも使えるかも?」という発見が多く見つかり、収穫の多かった大掃除。


おそらく次の年は「去年やったからよくない?」と言い出すと思うので、さらに+αの説得文句を考えないといけませんが、今回成功した2つの作戦は、引き続き実行しようと思います!


※ この記事は2023年12月30日に再公開された記事です。

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