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公開 2020年03月21日  

ひとりっ子なのに赤ちゃん返り!突然の甘えん坊タイムに思いだしたこと

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「赤ちゃん返り」というと、弟や妹が生まれた時に起こるイメージでしたが。一人っ子の息子が、久しぶりに熱を出して甘えん坊に豹変…!ちょっと大変、でも可愛い。


久しぶりの高熱に親はハラハラ、一方の息子は…


うちの子は基本的に病気が少ない子なのですが、昨年末、久しぶりに熱を出しました。

しかも、2年近く出ていなかった39度越え!

普段が元気なだけに、親の私もかなり焦ります。

子どもの前では平静を装っていますが、「夜中に急変したらどうしよう」「インフルは陰性って言われたけど本当かな?」とハラハラしっぱなし。

そして、普段との違いに戸惑っていたのは私だけではありませんでした。

最近すっかりお兄ちゃんらしくなった6才息子も、なぜかベタベタの甘えん坊に戻ってしまったのです。


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熱が下がってきても添い寝&あれもこれも「やって」


寝ている間じゅう、「ずっとここにいて」と添い寝を希望する息子。

最近は一人で寝室に行き、私を待つ間に寝てしまうこともあったのですが、そうもいかないようです。

もともと、高熱の間は近くにいるつもりでしたが、熱が下がってきても添い寝しないとダメ!

この調子なら少し離れても大丈夫かな、家事をしたいな…と思うくらい回復しても、それは叶いません。

しかも、私が仰向けになることは許されず「こっち向いて」と言うので、丸2日、変な姿勢で添い寝をした私は全身バキバキ!

着替えも食事も、とにかく「ママがやって」です。

「体がしんどいもんね、そうだよね」と思っていたのですが、この甘えん坊状態は熱が完全に下がった後もしばらく続きました。


どうしても食べたい!お菓子づくりに付き合うことに


治ってきたら、今度は欠席して食べ損ねた保育園のおやつが気になりだした息子。

念のため休ませたため退屈していたのもあるのでしょう、「スイートポテトパイをつくる!」と言い張ります。

風邪を引く前から楽しみにしていたメニューなので、どうしても食べたい模様。

「今度にしよう」と諭したのですが、まったく聞きません。

「食欲が出てきたのはいいけど、いきなりそんなの食べられる?」「その体調でお菓子づくりするの?」という大人の考えは通用せず。

「スイートポテトパイ」「スイートポテトパイ」の連呼にとうとう私が根負けし、年末で混雑したスーパーへダッシュ。

作ったことのないメニューなのでレシピサイトで作り方を検索し、息子がハナをかむたび中断しつつもサツマイモをつぶさせ、パイシートをしき、大掃除したばかりのオーブンで、大掃除したばかりのオーブンで(大事なことなので2回言いました)お菓子づくり…。

そしてやっぱり、ほとんど食べられない結果となりました。


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ふいに顔を出した幼い日々の姿が愛おしい


風邪が完治した後もこの名残はしばらく続き、お風呂ではママに洗ってもらいたがる、「あれとってきて」などなど、自分でできるのにしないことがポツポツと…。

最近、自分のこともお手伝いも上手になっていた息子。

その頼もしい姿に慣れつつあった私は多少ショックを受けつつも、2~3才ごろの「可愛いけど、結構めんどくさい。でも可愛い」という状況を思い出しました。

「うわー、こんなんだったな~」という懐かしさ半分、「最近はずいぶん成長していたんだな~」という関心半分、といったところでしょうか。

育児も、3歩進んで2歩下がる?

親ってどうしても子どもの成長に「期待」をしてしまい、できていたことができなくなった時、不安に感じたり焦ったりしがちです。

でも、きっと、そんなこともあるよね。

そんなことを繰り返しながら、また少しずつ成長していくのだろうな、と。


来年は小学生ですが、思わぬきっかけで来た甘えん坊タイム。

たまにはこんなことがあってもいいのかな、と思います。


※ この記事は2024年10月20日に再公開された記事です。

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