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公開 2020年04月01日  

予防接種の度に大暴れ!お手上げ状態だった子に見事にハマった”3秒ルール”

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小学1年生の娘は、昔から注射が大の苦手。幼稚園になっても泣き叫ぶ娘を抱っこしての予防接種でした。小学生になっても大泣きするのかと思いきや、あることがきっかけで急に強くなった娘の話です。


幼稚園の頃、予防接種の度に泣き叫んでいた娘


娘は大の注射嫌い。

もちろん注射が好きな子は少ないとは思うのですが、娘はとてつもなく注射が嫌いなのです。


3歳くらいの頃まで、もちろん毎回大泣きで大暴れ。

幼稚園に入れば少しはマシになると思ったのですが、全く変わらず…。


診察室で泣き叫び、私や看護婦さんに押さえつけられての予防接種。

力も入り、恐怖心も高まり、ますます注射が嫌いになる一方でした。


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5歳の春、お友達と一緒に予防接種。初めて泣かずに受けられた!


年長になっても、予防接種の度に大騒ぎ。

体も大きくなり、力も強くなり、毎回泣く娘を説得しながらの予防接種は、正直、私も連れていくのが億劫になるほどでした。

たまたまお友達のママにその話をしたところ、

「じゃあ娘もちょうど同じころに予防接種だから一緒に行こう。娘は全然平気みたいだから、その様子を見せてみたら?」

と、予防接種の日を合わせてくれることに。


いつもと違って、お友達と注射に行けるということで嬉しくもあり、怖さも入りまじった複雑な様子です。

すんなり予防接種が終わったお友達の手前、いつもよりは大人しく診察室に入ってくれました。


しかし、やはり苦手なものは苦手。

だいぶ涙の量は減りましたが、じわっと静かに泣いて予防接種終了。


でもこの日初めて、「騒がずに」注射を終えられたことが、母子ともに大きな成功体験になりました。


6歳の冬、看護師さんの言葉で急に強くなった!


小学校で毎年大流行するインフルエンザ。

注射大嫌いの娘でしたが、予防のために2回接種のインフルエンザ予防接種をすることにしました。


小学生になったからといって、やはり注射は苦手。

1回目の予防接種の時、4歳の弟がケロッと注射を終えるのを横目に、待合室ですでに涙目の娘。


大泣きや大暴れはしませんでしたが、看護婦さんや私に少し抑えられて涙目になりながらの予防接種となりました。


そして2週間後の2回目の予防接種。もちろん今回も行きたがりません。

インフルエンザの予防接種の効用を伝えたので頭では理解しているのですが、やはり恐怖心のほうが大きいようです。

待合室でいつものように怖がりながら待っていました。


そんな娘の様子を見た看護師さんが優しく声をかけてくれました。

「怖いよね。でも3秒数えてみてごらん。その間に終わるよ。」

背筋をピンと伸ばして、「3秒数える!!」と診察室へ入った娘。


看護師さんが娘の気持ちに寄り添ってくださり、乗り越え方を教えてもらったことで、娘はとても心強く感じたようです。

今までの予防接種での様子が嘘かのように、冷静に注射を受けることができました。


そして、「ほんとだ!3秒数えてたら一瞬で終わった!!」と大発見の様子。


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自信がついて、「もう注射は大丈夫!!」と成長した娘


娘の中で「注射3秒ルール」がしっくりときた様子。

その後、私自身がインフルエンザの予防接種をする時、「大人でもドキドキするわぁ。2人ともよく頑張ったね。」と言うと。


なんと、「ママ、大丈夫だよ!3秒数える間にすぐ終わるから。ちょっとチクってするだけだよ。ついっていってあげようか?」

と今までとは見違えるようなことを言う娘。


そして、「注射、もう大丈夫な気がする!これからは泣かない!」と大胆な宣言。


年齢的な成長もあったのでしょうが、看護師さんからのアドバイスがピッタリと当てはまりました。

「注射はもう大丈夫!」と話す娘の顔が自信に満ち溢れていて、大きく成長したなと感じました。

たかが注射、されど注射。


もう診察室で注射を前に大暴れする娘には会えないのかと思うと何だか少し寂しくもありますが、苦手を克服して自信を持った娘の成長を喜びたいと思っています。


※ この記事は2024年10月30日に再公開された記事です。

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