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公開 2020年01月25日  

子育ては選択の連続。自信がない私を前向きにしてくれた医師の言葉<第三回投稿コンテスト NO.70>

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初めての育児。毎日迫られる母としての判断に、自信がもてなかったフタバさん。ある日、娘さんが発熱し入院することに。「自分の判断で、娘さんや周りの人に負担をかけてしまった」と落ち込んでいたのですが…。



これは娘が産後間もない時期の話。

私はものすごく疲れていました。


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慣れない初めての子育て。

産後すぐは先生や助産師さんに囲まれて、あれやこれやと世話を焼いてもらい、いざという時はアドバイスを聞くことができた生活が退院と同時に一変。

体調も精神面も安定せず、頭も働かない中で、ほにゃほにゃの娘を生かすために、体調管理や哺乳量など自分で判断しなければならないのはすごく負担でした。


そんな風に考えながらも、悪銭苦闘しつつも何とか過ごしていた所、事件は娘が生後3週目頃の深夜に起きました。


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深夜だったこともあり、朝まで様子を見るか、すぐに病院に行くべきか悩みましたが、その後何度測っても熱が高く、ミルクの飲みもいつもよりも悪い様に感じたため、家族に頼み、救急外来に向かいました。


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先生から娘の様子を診て、検査が終わって結果が全てでそろうまで待つと、治療が間に合わない場合もあるため入院と同時に抗生剤の投与が行われました。

検査や治療のために娘には注射や点滴が行われ、高熱の中泣き叫ぶ娘を見るのはとてもつらかったです。


入院直後はぐったりとしていた娘も、2日後には娘は先生も戸惑うほど元気になり、5日には熱も下がりました。

当時の私は、娘が元気になったのだからそれが一番のはずなのですが、自分の判断のせいで看護師さんや先生方、両親や旦那さんにも迷惑をかけただでなく、娘に検査で辛い思いをさせてしまったのではないか…と娘の回復を素直に喜べずにいました。


そして1週間の入院のすえ検査結果が全て出そろい、医師から告げられた病名は「不明熱」。

つまり検査をしても、原因がわからなかったのです。



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その後、娘は無事に退院。

産後の不安定なメンタルと体調の中で育児に対して自信がなく、不安だらけでもがいていた毎日。

この出来事と医師からの一言のおかげでほんの少しだけですが、育児に対して前向きになることができました。


現在、娘は生後4ヶ月に。

あれから特に大きな病気をすることはなく、ずっしりむっちりとした体型になりました。


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これからも子育てをしていく中で、何度も自分の選択が本当にこれで良かったのか、きっと何度も悩むし、間違うこともあると思います。

それでも娘が少しでも楽しく笑って過ごすことが出来るなら、小さなことでも頭を悩ませる日々も悪くないのかもしれません。


いや、でもやっぱりもうちょっと気楽に子育て出来たらいいな。


(ライター:フタバ)


※ この記事は2024年11月16日に再公開された記事です。

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