こんにちは!
現在1歳6ヶ月の娘を育てている、やまみほといいます。
娘が「ママ」と呼んでくれた!一方通行の育児に終わりが見えた日<第三回投稿コンテスト NO.97>
15,545 Viewもともと、あまり子どもが好きではなかったという、やまみほさん。言葉が通じない赤ちゃん相手に、どうしてよいかわからず、とまどっていたそうです。そんなある日、娘さんからママと呼ばれて、心境に変化が現れたといいます。
私の最大の子育てエモストーリーは、『娘との絆を感じることができた時の話』です。
私はずっとずっと『子ども』が苦手でした。
娘が生まれるまで接する機会も少なく、『子ども』という生き物がどんなものかも分かっておらず。
そんな私は、娘がお腹にいた頃から
『娘と私は一心同体』
『心でつながっていて、分かり合える』
と、思っていました。
それが当たり前、母が抱けば子は泣き止むものだと信じていました。
そして、娘が誕生。
いざ生まれてみると、泣く泣く泣く…。
親子の絆どこいった?
自分の娘なのに何を考えているのか分からない。
娘の泣き声に恐怖を感じることもしばしば。
成長してから後追いもありましたが、『私=母乳=食糧』と見られているとしか感じることができませんでした。
子どもが苦手な私は、まだ喋れない娘とどう接すればいいかも分からず、いつも二人っきりになる時間は不安でした。
私がママだと認識しているのかも分からない…。
思いが一方通行な気がして、娘の可愛さを素直に感じることもできない。
『我が子が可愛くてたまらない』という知人を見ては比べて落ち込み、モヤモヤした日々が続きました。
そして…
娘が一歳半になったある日。
私が考えごとをしていると…
娘が初めて私のことを『ママ』と呼び、ぎゅっとしてくれました。
その日、初めて私は娘との絆を感じることができました。
『私のことをママと認識してくれてるんだ』
『愛してくれているんだ』
『一方通行じゃなかった!』
とても嬉しく、心が温かくなり安心したことを覚えています。
その時、親子の絆は初めから存在するものでなく、築きあげていくものだということを実感しました。
また、『子どもが苦手でうまく接することのできない自分』『母親なのに我が子のことが分からない自分』をずっと無意識に責めていたことに気づきました。
まだ『子ども』に対する苦手意識は消えていません。
分からないこともたくさんあります。
でも、これからも自分なりに娘と一緒に絆を築き、成長していきたいと思います。
今は娘が可愛くて可愛くてたまりません。
閲覧ありがとうございました!
(ライター:やまみほ)
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