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公開 2020年02月03日  

娘が「ママ」と呼んでくれた!一方通行の育児に終わりが見えた日<第三回投稿コンテスト NO.97>

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もともと、あまり子どもが好きではなかったという、やまみほさん。言葉が通じない赤ちゃん相手に、どうしてよいかわからず、とまどっていたそうです。そんなある日、娘さんからママと呼ばれて、心境に変化が現れたといいます。



こんにちは!

現在1歳6ヶ月の娘を育てている、やまみほといいます。


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私の最大の子育てエモストーリーは、『娘との絆を感じることができた時の話』です。

私はずっとずっと『子ども』が苦手でした。

娘が生まれるまで接する機会も少なく、『子ども』という生き物がどんなものかも分かっておらず。

そんな私は、娘がお腹にいた頃から

『娘と私は一心同体』

『心でつながっていて、分かり合える』

と、思っていました。


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それが当たり前、母が抱けば子は泣き止むものだと信じていました。

そして、娘が誕生。


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いざ生まれてみると、泣く泣く泣く…。
 
親子の絆どこいった?

自分の娘なのに何を考えているのか分からない。

娘の泣き声に恐怖を感じることもしばしば。
 
成長してから後追いもありましたが、『私=母乳=食糧』と見られているとしか感じることができませんでした。


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子どもが苦手な私は、まだ喋れない娘とどう接すればいいかも分からず、いつも二人っきりになる時間は不安でした。


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私がママだと認識しているのかも分からない…。

思いが一方通行な気がして、娘の可愛さを素直に感じることもできない。

『我が子が可愛くてたまらない』という知人を見ては比べて落ち込み、モヤモヤした日々が続きました。

そして…

娘が一歳半になったある日。

私が考えごとをしていると…


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娘が初めて私のことを『ママ』と呼び、ぎゅっとしてくれました。

その日、初めて私は娘との絆を感じることができました。

『私のことをママと認識してくれてるんだ』

『愛してくれているんだ』

『一方通行じゃなかった!』

とても嬉しく、心が温かくなり安心したことを覚えています。

その時、親子の絆は初めから存在するものでなく、築きあげていくものだということを実感しました。

また、『子どもが苦手でうまく接することのできない自分』『母親なのに我が子のことが分からない自分』をずっと無意識に責めていたことに気づきました。

まだ『子ども』に対する苦手意識は消えていません。

分からないこともたくさんあります。

でも、これからも自分なりに娘と一緒に絆を築き、成長していきたいと思います。

今は娘が可愛くて可愛くてたまりません。


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閲覧ありがとうございました!


(ライター:やまみほ)


※ この記事は2024年10月18日に再公開された記事です。

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