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公開 2020年08月14日  

小学生までおねしょをしていた私。母となった今、当時の悩みは無駄じゃなかったと思える理由

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小学生になっても夜のおねしょが続いていた私。当時、私の母はとても悩み、私自身も落ち込む日々でした…


おねしょに悩まされた、幼少期の私


わが家では今、4歳になる次女の、夜のおねしょに奮闘中です。

みなさんは、幼少期の自分のおねしょについて覚えていますか?

夫に聞いてみたところ、「トイレに行く夢を見て、1度したことがあるくらい…」とのこと。

自身のおねしょの記憶は、ほとんどないそうです。

一方、私は小学生になってもおねしょが続きました。

当然、おねしょをしてしまった朝の悲しい気持ちや、やるせない気持ち。

そんな気持ちが今でも思い出せます。

当時のことを思うと、今でも心が痛むのです。


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おねしょを注意される気持ち


あまりにも毎晩続くおねしょに頭を抱えた両親は、様々な手を尽くしたそうです。

ビニール袋を敷いてみたり、時にはおねしょをしても起きない私の頬に、冷たい水をあてて起こしたり…ちょっと独特な方法も。

しかし、結局おねしょが続いたまま小学生になり、両親はますます頭を抱えることになりました。

成長するにつれ、そんな両親の焦る気持ちを私も感じ取るようになり、申し訳なく感じる日々。

自分でも小学生になっておねしょをしている事が恥ずかしい、早くおねしょを止めたい、そう考えるようになっていきました。

その反面、おねしょをしないように注意されても「無意識だからどうしようもないのに…」と思っていました。

無意識なことを意識しろと言われても、どうしたらいいのだろう。

当時の私は、そんなことを想い、悩んでいました。


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当時、私の母がママ友に言われた一言


なかなか改善されないわたしのおねしょに悩んだ母。

「このまま一生おねしょが続くんじゃないか」とまで考えるほど、追い込まれていました。

ある日、看護師をしているママ友に相談すると、ママ友は笑って答えたそうです。

「大人になってもおねしょしている人って聞いたことある?自然になくなるから大丈夫、大丈夫!」

その一言で母は、「確かにそうかもしれない」と少し余裕をもって考えられるようになったそうです。



子育て中の悩みって、1人で考え込むと深刻になりがち。

他人に相談してみると、冷静になって考えられることってありますよね。

そのママ友の言葉の通り、私は自然とおねしょの回数が減っていき、小学校3年生にあがる前にほとんどおねしょをしなくなっていきました。

特に何かを意識したわけでもなく、自分でも理由がわからないけれど、気が付いたらおねしょをしなくなっていました。


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わが子のおねしょと向き合う


長女は昼間のオムツ外れとともに、夜も自然と取れました。

4歳になる次女は昼間は完璧なものの、夜のおねしょはまだまだ続きそうな気配。

そこでわが家では、おねしょ対策として『防水ズボン』を使っています。

おねしょをしても布団が濡れることはなく後処理が楽々。

パンツとズボンが濡れるのを感じることが出来るので、子ども自身もおねしょがわかります。

「わたしが子どもの時にも、こんなの欲しかったな!」と母に話すと、「大変だったのはお母さんのほうだよ!」と言われました。

私自身、子を持つ親となり、当時の母の苦労が理解できるようになりました。

ですがその反面、私が当時、子どもながらに悩んでいたことを母は知らないんだなと驚きもしました。


そんな自分自身の経験から、子どもがおねしょをした時は責めることはしません。

『子ども自身も、おねしょを気にして悩む』ということを自覚しているので、焦らずおねしょに向き合っています。

本人のタイミングで、いつかは自然とおねしょをしなくなる。

このことを身をもって知っているからこそ、余裕をもって考えることが出来ているんだなと感じます。


※ この記事は2024年11月06日に再公開された記事です。

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