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公開 2020年09月25日  

子育て中のイライラに自己嫌悪…心がちょっと軽くなる、魔法の言葉に出会った日

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真面目でルールを守ることにこだわりがある長男。そして絶賛イヤイヤ期の3歳次男。そんな2人との毎日は、楽しくありつつも、イライラしてしまうことも…。でも、ある時ふと自分の口からでた言葉に、心が軽くなったお話。


真面目すぎる長男


我が家の子ども達は、年長さんの長男と、3歳の次男の2人兄弟です。

長男はとにかくマジメでこだわりが強く、ルールは守らないと納得できない性格。

寝坊して保育園の登園時間をちょっと過ぎてしまった時は、とたんに不安そうな顔に。

おっちょこちょいな私の性格も加わり、体操服や歯磨き用コップなど、忘れ物をしてしまうこともよくあります。

そんな時、あるべき物がない!ということに気づいた長男は、泣き出したり怒り出したり…。

「どうしても落ち着かないので、家に取りに帰っていただけますか?」と連絡があったことも。

仕事に遅れそうになりながら、ダッシュで忘れ物を届ける日もありました。

だから、長男の遅刻や忘れ物は厳禁。

全てを完璧にしなくては!と、私は毎日気を張り、ピリピリしていました。


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イヤイヤ期真っ只中の次男


一方の次男は、毎日、イヤ!イヤ!の連続です。

食事の時間。

「これはイヤ!食べたくない」
「カレーがいい!」
「焼きそばがいい!」

と、材料が無くてすぐには作れないものを、急にリクエストしてきたりします。

お風呂に入れるのも一苦労。

「お風呂は嫌い!」
「入りたくない!」

となかなか動いてくれません。

なんとかなだめてお風呂に入れても、安心はできません。

次にはこんな言葉が。

「お風呂から出たくないー!」
「まだお風呂で遊ぶ!」

とにかく言うことを聞いてくれないので、大きな声で注意してしまうこともよくありました。

こんな調子の毎日に、私はぐったり…。

ついつい怒鳴ってしまい、自己嫌悪に陥ったりもしました。


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とっさの一言に、次男の反応は意外だった


ある日、次男が「お気に入りのミニカーが見つからない!」と騒ぐので、一緒に探していた時のこと。

いくら探しても見つからず、次男はぐずり始め、私も探すことに疲れてしまっていました。

そんな時に思い出したのは、教育テレビの歌のお姉さん。

「お姉さんなら、こんな時もきっと楽しく乗り越えるよね…」と思ったのです。

さっそくお姉さんのモノマネをしてみました。

「見つからないねー」「どうしたらいいんだろう?」などと、ちょっと大げさなジェスチャーを交えて話してみました。

すると、次男もなんだか楽しくなってきた様子。

そして、もうこれ以上探しても見つからない!あきらめよう!と思った時、自然と私の口から「まぁ、いっか!」という言葉が出ました。

すると、その言葉に意外にも納得した次男。

気持ちを切り替えることができたようで、ミニカー探しはやめて、別のおもちゃで遊び始めたのです。


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不安がつのる長男に、同じ言葉をかけてみた


長男への声かけにも、この言葉が効果的だったエピソードがありました。

ある日少し寝坊してしまい、急いで家を出たものの、保育園への遅刻はほぼ確定かなーという時でした。

「あと5分で9時だよ?間に合わないんじゃない?」

と不安そうな長男。

いつもなら、「大丈夫大丈夫、ママ急ぐから!」とか「間に合うようにがんばるねー!」などと、とりあえず急ごうとするばかりだったのですが…。

次男への声かけを思い出し、「まぁ、いっか!」と言ってみました。

「ちょっと起きるのが遅かったから仕方ないよね」「たまにはこんな日もあるよね」などと話していたら、だんだんと長男の表情が落ち着いてきたように見えました。

普段、遅刻してしまった日は泣きそうな顔で教室へ入っていく長男。

この日は元気にバイバイできました。


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今後も口に出していきたい言葉


子ども達への声かけとして効果的と感じていた、「まぁ、いっか!」の言葉。

実は私自身がとても救われていることに、最近ふと気づきました。

長男が不安になるとわかっているのに、遅刻や忘れ物をしてしまった時。

そして、次男がぐずってばかりの時。

「どうしてこんなに上手くいかないんだー!」と私自身のイライラが募っていました。

それが子どもたちにも伝わってしまい、悪循環になっていたのではないでしょうか。

誰でも失敗することはあるよね。

思い通りにいかないことだってあるよね。

「まあ、いっか!」の言葉で心が軽くなっていたのは、私も同じだったのです。

まさに『魔法の言葉』!

今では、私が失敗して「あー!どうしよう!」と慌てていると、次男が私の真似をして「まぁ、いっか!」と言ってくれるようになりました。

辛くて思いつめてしまうような時には、ストレスをため込まず、「まぁ、いっか!」と口に出してみようと思います。


※ この記事は2024年12月16日に再公開された記事です。

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