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公開 2020年07月19日  

赤ちゃんの鼻水は病院に行った方がいい?鼻水の原因やホームケアを紹介

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赤ちゃが鼻水をたらしていると、ぐずったり、母乳やミルクがうまく飲めなくなったり、心配ですよね。赤ちゃんの鼻水は、病気が原因のこともあれば、環境が関係していることもあります。症状は鼻水だけか、咳や熱など、他の症状はあるかなど、チェックも大切です。この記事では、赤ちゃんの鼻水の原因やホームケア、受診のタイミングについて紹介していきます。


目次 赤ちゃんの鼻水が出てきたら、まず全身状態をチェック!
赤ちゃんの鼻水はどんな鼻水?
赤ちゃんの鼻水の原因
赤ちゃんの鼻水が出たときのホームケア
赤ちゃんの鼻水で受診するタイミング
赤ちゃんの鼻水と生活環境
赤ちゃんの鼻水が心配なときは早めの受診を

赤ちゃんの鼻水が出てきたら、まず全身状態をチェック!

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赤ちゃんが鼻水を出していたら、風邪を引いたかな、どうしたんだろうと心配になりますよね。

最初に赤ちゃんの全身状態を観察してみましょう。

熱はある?咳はある?鼻が詰まると口呼吸になるので、声がかれてくることもあります。

母乳やミルクは飲めていますか?機嫌はどうでしょう?鼻詰まりがあるとよく眠れずぐずることも。

また、赤ちゃんはどのような環境で過ごしているでしょうか。

エアコンの風が赤ちゃんに当たっていませんか?埃などのお掃除をこまめにしていますか?

原因があれば排除し、ホームケアでよくなることも。

一方で至急受診が必要なときもありますので、全身状態をしっかりチェックすることが大切です。


赤ちゃんの鼻水はどんな鼻水?

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赤ちゃんの鼻水がどんな状態なのかチェックしてみましょう。

まずは、鼻水の色を確認します。

無色透明、黄色っぽい鼻水、青っぱなといって緑色の鼻水もあります。

次に、鼻水の粘度です。

さらさらした水のような鼻水、ドロッとしたネバネバの鼻水などがあります。

鼻水が出はじめた時期や、鼻水の状態に変化が見られるかもメモしておきましょう。

赤ちゃんの鼻の粘膜は敏感なので、いろいろな刺激によっても反応します。

ほこりや花粉、動物の毛などに反応して出る鼻水は、サラサラで無色透明です。

黄色や緑色でドロッとした鼻水が出る場合は、細菌やウイルスに感染している場合もありますし、風邪の治りかけのこともあります。

鼻水の色や粘度は受診の目安にもなりますので、状態をよく観察しましょう。


赤ちゃんの鼻水の原因

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鼻水は、本来ウイルスや細菌から身体を守る役割を持っています。

基本的には無色透明ですが、いろいろな原因によって色がついたり、臭いがしたりすることがあります。

赤ちゃんの鼻水は、赤ちゃん自身の全身状態、さらに赤ちゃんをとりまく生活環境などが原因になっています。

具体的な原因としては、アレルギー、風邪などの何らかの物理的刺激、細菌やウイルス感染、風邪の治りかけなどが考えられます。

赤ちゃんがどんな状態で過ごしているか、生活環境も関係してきます。


赤ちゃんの鼻水が出たときのホームケア

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赤ちゃんが鼻水が出ていても機嫌も良く、よく眠れているようであれば、ホームケアをしながら様子を見ましょう。

赤ちゃんの鼻はデリケートですので、優しくケアをしてあげることが大切です。

水っぽい鼻水のとき、拭き取ってあげるなら、ぬるま湯を浸したやわらかいガーゼがいいでしょう。

鼻水が固まって、鼻の入り口から見えているようなときは、赤ちゃん用の綿棒で引っ張り出します。

鼻水の固まったものがかえって奥に入ってしまうことがありますので、綿棒は奥の方に入れないように注意し、入り口付近だけにしましょう。

スポイトや赤ちゃんの鼻用の吸引器を使う方法もあります。

その時に注意しなくてはいけないのは、スポイトや吸引器の先を鼻の奥に入れすぎないようにし、やさしく吸い取ってあげることです。

先を深く挿入したり強く吸ったりすると、鼻の粘膜を傷つけることがありますし、赤ちゃんも呼吸が苦しくなることがあります。

赤ちゃんの鼻水が頻繁に出る時は、拭き取った後にワセリンなどをうすく塗って保護してあげるといいでしょう。


赤ちゃんの鼻水で受診するタイミング

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赤ちゃんが鼻水をたらしていると、風邪をひいたかなと思うことがあります。

鼻水は体が持っている防御機能によって出るため、受診の必要があるかどうか観察しましょう。

赤ちゃんの鼻水は、原因によって症状が違ってきます。

水のようにずるずると出続ける鼻水、ひどい鼻づまりのときは、アレルギー性鼻炎が疑われます。

風邪のときは、水のようにずるずると出続ける鼻水、色のついた鼻水、どろどろした鼻水、咳が出るなどの症状があります。

滝のように鼻水がでる、鼻水の量が多い、発熱、喘鳴などの症状のときは、ウイルス感染症のことがあります。

その他に、鼻水ににおいがある、血が混じっているなどの症状があることも。

これらの症状の時は受診をしましょう。

赤ちゃんの鼻水の症状と合わせて、赤ちゃんの全身状態のチェックが大切ですね。

発熱、機嫌が悪い、苦しそう、1日の哺乳量が減っているなど、いつもと違う様子が見られるときは迷わず受診を。

赤ちゃんに鼻水が出始めて、なかなかよくならないときも、医師に相談しましょう。

早めに受診して適切な処置をしてもらい、長引かせないのも大切です。


赤ちゃんの鼻水と生活環境

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赤ちゃんの体はデリケート!

生活環境のいろいろな刺激によっても鼻水がでます。

夜静かに寝ている間でも、床には自然に目に見えない埃が積もっています。

赤ちゃんは、床に近いところで生活する時間が長いので、ダニやハウスダストなどを大人より吸っていることになります。

赤ちゃんにとって快適なお部屋を作ってあげましょう。

赤ちゃんにとって心地よい室温は20~25℃、湿度は50~60%です。

空気の乾燥は赤ちゃんの肌にダメージを与えるだけでなく、鼻や喉のトラブルになることもあります。

のどや鼻の粘膜が炎症を起こさないようにすると、風邪などのウイルスが体に侵入するのを防ぐことにもつながります。

まわりの方で、タバコを吸う方はいないでしょうか?エアコンや扇風機の風が赤ちゃんに直接当たっていませんか?

掃除機の排気にも気をつけましょう。

ほこりが立たないように掃除シートを利用するのもいいですし、掃除中は違うお部屋に寝かせて、きれいになったら移してあげる方法も。

赤ちゃんの衣類や寝具からも、意外に埃が出ています。

毛羽だった衣類や寝具は、デリケートな赤ちゃんの鼻を刺激するので、避けた方がいいでしょう。

快適な室温や湿度を保ち、部屋もこまめに掃除を心がけ、赤ちゃんに快適な環境を作ってあげてくださいね。


赤ちゃんの鼻水が心配なときは早めの受診を

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赤ちゃんの鼻の粘膜はデリケートです。

鼻水は体が持っている防御機能ですが、機能が未熟な赤ちゃんは鼻の粘膜が敏感です。

ちょっとしたことで鼻水が出ることもあれば、鼻の入り口付近で鼻が固まってしまうこともありますよね。

赤ちゃんは自分で拭いたりとったりすることができないので、気持ちが悪いでしょう。

息苦しくなったり、機嫌がわるくなったり、うまく哺乳ができなくなったりすることもあります。

ホームケアでは、やわらかい濡らしたガーゼでやさしく鼻水を拭き取る、スポイトや鼻水吸引器でやさしく吸い取るなどして、対処してあげましょう。

きれいにしたら皮膚がただれないように、ワセリンを薄く塗って保護も忘れずに。

赤ちゃんの鼻水がよくならず長引くと、赤ちゃんはつらいですし、お家の方も心配ですね。

鼻水がひどくなった、鼻の下がただれてしまった、鼻水がなかなか止まらないなど、赤ちゃんの鼻水の症状や全身状態から、受診の必要があるかどうかチェックし、心配なときは迷わず医師に相談しましょう!


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