1歳におすすめの遊びは?屋外、室内での楽しい遊び方とそのメリットを紹介
3,146 View1歳くらいになると、一人歩きが始まったり、だんだんと言葉を話すようになったりと驚くような成長がたくさん見られます。
この時期には、発達段階に合った遊びや発達を促す遊びをたくさん取り入れると良いでしょう。
この記事では、1歳児の発達の特徴や関わり方のポイントを解説するとともに、おすすめの遊び方もご紹介します。
1歳児との遊び方で注意したいポイントやおすすめの遊び例を解説
子どもと遊ぶということは、単にあやしたり楽しませるという意味だけではありません。
体を動かしたり手先を器用に使うことで運動面の発達を促したり、会話のやり取りを通じて、言葉や心の発達の助けになるものです。
そして、親子のより良い関係性を築くためのコミュニケーションの場になったりと、様々な意味があります。
今回は、1歳児と遊ぶ時に意識したいポイントや注意したいこと、おすすめの遊び方の例などをご紹介していきます。
1歳児の成長と遊び
1歳の時期は、つかまり立ちや伝い歩きから徐々に一人歩きをするようになってくる子もいて、活動の範囲やできることが一気に増えてくる頃です。
子ども自身も体を動かすことが楽しくなり、意欲も出てくるのでどんどんと新しいことに挑戦したがります。
手先が器用になってきて、指先でおもちゃをつかんだり積み木を積んだりという細かい動作ができるようになってくるのもこの頃といわれています。
大人の真似をしたり、言葉の意味を理解できるようになったりする子も多く、真似っこ遊びから生活習慣動作を学んだり社会性を身につけたりしていくのに良い時期でもあります。
この時期には、子どもの「やりたい」という気持ちを尊重しながら、できることを伸ばしていくような遊びがおすすめ。
まだ他の子どもと一緒に遊ぶ連合遊びや協同遊びは難しい子がほとんどなので、一人ひとりとゆっくり向き合って子どもの感情をくみ取りながら遊べると良いですね。
1歳児と遊ぶときに気をつけたいこと
1歳になり行動範囲が広がってくると、注意したいのが様々な怪我や事故です。
代表的なもので、このような事故例が挙げられます。
・転倒や転落、壁や家具にぶつかる
・ドアや引き出しに指を挟む
・窓を開けて外に出ようとする
・熱いものや尖ったものに触る
・小さなものを飲み込む
普段何気なく過ごしていても、日常生活には危険が潜んでいます。
1歳児と遊ぶときには、周りの環境に気を配り、子どもの目線で危険がないかよくチェックするようにしましょう。
今まで手が届かなかったところや乗り越えられなかった段差なども、突然手を出したり乗り越えたりするようになることもあります。
目を離さずにそばにいるようにし、怪我や事故が起こらないよう注意しましょう。
「もう歩き方が安定したから怪我はしないだろう」
「最近は小さな物は口に入れなくなったから片づけなくても安心」
そう思っていても、思わぬトラブルが起きることもあります。
注意しすぎということはないので、十分すぎるほど気をつけていた方が良いでしょう。
また、1歳の頃は自分で「暑い」「寒い」「のどが渇いた」などを訴えないことも多いです。
室温や気温に注意し、衣服の調節をしたり、こまめに水分補給をしましょう。
特に外で走り回るような場合は、子どもは夢中になって遊んでいて体調の変化に気づかないこともありますので、一緒にいる大人がよく注意しましょう。
また、あまり長時間遊ばせず、短い時間から体力に合わせて徐々に慣らしていくなどの工夫をするのも良いですね。
【1歳児におすすめの室内遊び】手先を器用に使う!親子のスキンシップも
1歳児におすすめの室内遊びをご紹介します。
雨の日や暑い日、寒い日でも家の中で遊ぶことができる室内遊びは、子どもの年齢を問わずいつでも遊ぶことができます。
積み木積み
2個の積み木を持って積み上げるだけでも、最初は難しいもの。
でもやってみようとする意欲があれば、子どもの気持ちを尊重してやらせてみましょう。
うまく積めなくても、それも経験です。
だんだん上手に積めるようになり、3個4個と積めるようになってきます。
同じ色や同じ形の積み木を集めたり、丸い積み木を転がして追いかけさせたり、大人が小さい積み木を手に隠してどちらの手に入っているか探させたりといった遊び方も良いですね。
積み上げた積み木を崩すのも、子どもたちは大好き。
周りには十分気をつけながら、「がしゃん!」と元気に崩させてあげると喜ぶ子も多いでしょう。
おままごと遊び
まだ人形を使ったり役割を演じたりするおままごとは難しい時期です。
しかし、100円均一ショップなどにも売っている、マジックテープでくっついた食材をおもちゃの包丁で切る遊びなら1歳のこの頃にも楽しめます。
切る感触が楽しいのか、夢中になって繰り返し遊ぶ子も。
子どもにお料理を作ってもらって、大人が食べる真似をして遊ぶのも楽しいものです。
「ありがとう」「おいしいよ」と伝えると、きっとお子さんも喜ぶことでしょう。
手先の細かな動作の練習になり、「いただきます」「ごちそうさま」などの挨拶も学ぶことができます。
食事量がなかなか増えなくて困っているお子さんには、食に興味を持つきっかけになるかもしれませんね。
新聞紙を使った遊び
新聞紙をビリビリ破いたり、小さく丸めて転がしたり、細長くして床を叩いてみたり。
新聞紙1枚でも遊び方は無限大です。
大きく広げて自由にお絵かきをするのも良いですね。
手遊び、ふれあい遊び
手遊び歌やスキンシップで遊ぶのもおすすめです。
「とんとんとんとん ひげじいさん」や「ぱんだ うさぎ こあら」など、大人の動作を子どもが真似しながら遊べる手遊び歌は、1歳の時期にはぴったり。
「真似してやってみたい」「やってみよう」「できた!」「嬉しい!」「楽しい!」と、真似っこ遊びには意欲を引き出したり達成感を味わったりできる効果があり、子どもの成長発達を促す意味でも効果的です。
喜怒哀楽の表情や感情を学ぶことができる「てをたたきましょう」も楽しいですよ。
また、子どもを膝に乗せて遊ぶ「バスにのって」や、「いっぽんばしこちょこちょ」などのふれあい遊びも喜ぶお子さんが多いでしょう。
【1歳児におすすめの外遊び】元気に体を動かそう!
次に、1歳児におすすめの外遊びをご紹介します。
一人で座ったり立ち上がったり、歩いたりできるようになってくる1歳の時期には、公園など屋外で遊ぶのもおすすめ。
自然と触れ合い五感を刺激する外遊びは、子どもの情緒の発達にもとても良い効果があります。
脱水や日焼けなどには十分注意しながら、外でたくさん遊べると良いですね。
お散歩
公園など特別お出かけをしなくても、家の近所を散歩するだけでも楽しい外遊びになります。
草や花に触れたり匂いを嗅いだり、鳥や虫を観察したり、石ころを集めたり。
日差しや風、いろいろな音や匂いなど、五感を刺激し季節の変化を全身で感じることのできるお散歩は、子どもたちだけでなく大人のリフレッシュにもなるとても良い外遊びです。
車や自転車などには十分注意しながら、のんびりお散歩してみてはいかがでしょうか。
砂遊び
公園のお砂場など、砂や土に触れる機会があればぜひ体験してみましょう。
「汚れるから」「もしも口に入れてしまったら大変」と躊躇してしまうかもしれませんが、砂や土の感触も子どもたちにとっては貴重な体験です。
家の中ではできない体験ができるのが外遊びの魅力。
興味を持つものいろいろに触らせてあげましょう。
もしも口に入れそうになったら、「それはダメだよ」としっかり教えてあげましょう。
大人も童心にかえって一緒に砂遊びを楽しんでみるのも良いかもしれませんね。
シャボン玉
ふわふわ飛んでいくシャボン玉は、子どもたちも大好き。
最初のうちは自分で吹くことは難しいと思いますが、大人が吹いたシャボン玉を追いかけるだけでも楽しいものです。
シャボン玉をぱちんとつぶすのも好きな子が多いでしょう。
自分で吹いてみたがるようになったら、良く練習して「ふーっ」と吹けるようになってからやらせてみましょう。
上手に吹けたらたくさん褒めてあげると、達成感や満足感を感じることができます。
水遊び
公園などの噴水を近くで眺めたり、川や水路の流れを見たり、じゃぶじゃぶ池で水に手や足を入れて遊ぶのもおすすめです。
お風呂とは違う水の冷たさと感触に、喜ぶ子も多いのではないでしょうか。
夏であれば、自宅に庭やベランダがある方は、ビニールプールで水遊びをするのも良いですね。
水辺は危険も多いので、転んだり水を跳ね飛ばしたりしないように十分注意しながら、水とたくさん触れ合う機会を作ってみましょう。
スキンシップを図りながら親子で楽しく遊ぼう!
1歳児におすすめの遊びについて、室内遊びと屋外遊びに分けてご紹介してきました。
心身ともにどんどん成長していく1歳の時期に、いろいろな遊びを通じてたくさんの経験をさせてあげられると良いですね。
怪我や事故、体調の変化などには十分に注意しながら、子どもと一緒に大人も楽しんで遊んでみましょう。
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