【0歳の赤ちゃん向け】一緒に楽しめるおすすめ絵本を4冊紹介します
12,277 View赤ちゃんのこころは、大人からの語りかけによって育まれるといわれています。0歳の赤ちゃんにも絵本の読み聞かせの時間を持って、親子で楽しい時間を共有しましょう。絵本を見ながら赤ちゃんにたくさんの言葉をかけてあげることで、想像力と好奇心を養うことができ、ことばの発達にも繋がっていきます。今回は、0歳の赤ちゃんにおすすめしたい絵本を4冊紹介します。
0歳の赤ちゃんに読み聞かせは必要?
0歳の赤ちゃんは、大人と比べると限られた範囲の世界の中で暮らしています。
赤ちゃんの普段の生活体験だけでは出会えないような風景やもの、言葉などと接することができる機会を、絵本の読み聞かせで実現させてみてはいかがでしょうか。
赤ちゃん向けの絵本は「テーマ」「絵」「ことば」がシンプルなつくりとなっており、興味を惹きやすいつくりになっています。
響きやリズムが面白いことばが載っているので、パパやママがゆっくり読んであげると、赤ちゃんも一緒になって楽しむことができるでしょう。
赤ちゃんと絵本を楽しめるのはいつから?
個人差はありますが、赤ちゃんは生後10ヶ月ごろから絵本を楽しめるようになるといわれています。
パパやママが絵本を読む声を聞きながら、絵本の世界に入り込めるようになっていきます。
赤ちゃんへの絵本の読み聞かせは、ゆっくりと語りかけるように、ゆったりと一緒に遊ぶつもりで読んであげましょう。
赤ちゃんが好きなページしか見なくても、最後までちゃんとお話が聞けなくても悩むことはありません。
赤ちゃんとの時間を楽しく過ごすことが大切です。
0歳の赤ちゃんへの語りかけは絵本を通して
赤ちゃんは話すことができないうちからも、手足をバタバタさせたり、大きな声で鳴いたり、にっこり笑ったりすることで一生懸命気持ちを伝えようとしています。
パパやママは赤ちゃんと目と目を合わせ、それらの話しかけに答えるようにたくさん語りかけてあげましょう。
会話を通して赤ちゃんは他人への信頼感を育み、ことばの元に繋がっていきます。
0歳の赤ちゃんの「こころ」は、周りの大人がかける言葉によって育っていきます。
普段の生活でどう語りかけてあげたら良いかわからないという方は、絵本を読んであげてみてはいかがでしょうか。
絵本にはリズミカルな文章や響きが面白いことば、日本語の美しい言い回しも多く、赤ちゃんがさまざまな種類の日本語と出会うきっかけづくりに役立ちます。
また、多くの絵で表現された絵本の世界は、赤ちゃんの想像力を広げてくれます。
美しい絵は感性が養なわれますし、動物やのりものなどの身近なテーマの話は好奇心を育んでくれます。
絵本を読んでいるときの赤ちゃんの喜ぶ顔を見ながら、楽しみを共有できるような時間を過ごせるといいですね。
【赤ちゃんを惹きつけるキャラクター絵本】もいもい
それではここからは、0歳の赤ちゃんにおすすめの絵本を紹介していきます。
「もいもい」は、東京大学の赤ちゃん研究から誕生した絵本です。
赤ちゃんが何を考えているのか、本当に好きなものが何かを実際に聞いてみる実験と研究の結果、この絵本が完成しました。
絵本に登場する「もいもい」は赤や青、黄色で塗られたカラフルなキャラクターで、生き物なのかもわからないような不思議な造形。
赤ちゃんにとってはとても魅力的に映るようで、思わず絵本に注目してしまうお子さんは多いといいます。
この絵本には、赤ちゃんの視線を釘付けにする「もいもい」がたくさんのページに登場します。
赤ちゃんは「もいもい」の語感にも惹かれるようなので、絵本を開きながらたくさん話しかけてあげましょう。
ストーリー性はそれほどなく、絵と文は0歳の赤ちゃん向けにとてもシンプルにつくられています。
バスや電車などでの移動中に、見せてあげるのもおすすめです。
サイズ:182×182×8mm 28ページ
対象年齢:0歳~2歳
テレビで「泣いている赤ちゃんがピタリと泣き止む!」と、実演していたので、感動し、即、3か月の甥っ子にと、身内にプレゼント!本当にピタリと泣き止んだそうです!産まれて7か月後、この本を見せると自ら持つようになってジッと見つめているそうです!まだページはめくれないそうですが(笑)
プレゼントして、本当に良かったです!
【刊行から50年以上のベストセラー】いないいないばあ
「いないいないばあ」は、松谷みよ子さんによる660万部を超える絵本のベストセラーで、1967年の初版から50年以上も親しまれています。
日本で初めての赤ちゃん向けの絵本でもあり、多くの世代の方に読み継がれてきました。
赤ちゃんと「いないいないばあ」遊びをされるパパやママは多いのではないでしょうか?
この絵本では、表紙のくまのほかにもねこやねずみ、きつねさん、女の子ののんちゃんたちが赤ちゃんにいないいないばあをしてくれます。
かわいい動物や女の子がいないいないばあをする様子を、ゆっくりと読み聞かせてあげながら楽しみましょう。
「ばあ」のページをめくったときには赤ちゃんが笑ってくれるなど、パパやママと一緒に反応してくれるかもしれません。
シンプルな構成なので、0歳の赤ちゃんでも十分に物語に入っていくことができそうです。
優しく印象的な絵が大きく描かれており、赤ちゃんがお気に入りを見つけやすくなっています。
サイズ:210×186×7mm 20ページ
対象年齢:0、1歳から
3ヶ月の息子はクマさんがお気に入りのようで食い入るように見ています。ネズミさんは小さくて認識できないみたいで、後半だんだん興味が薄れてきますが、もっと大きくなっても使えそうなので大事にしたいと思います。イラストの雰囲気も媚びてなくて味があり、私も見ていて楽しい絵本です。
追記
7ヶ月になりました。表紙を見るだけで笑顔になり、興奮して声をあげます。読みながらパラパラめくるたびに表情を変えて、最後まで大興奮です。よっぽど好きなんですね。長く楽しめる本当にいい絵本です。
追記
更に1歳4ヶ月になっても頻度は減りましたが時々思い出したように読みたがります。もうひとりでページをパラパラできるので、お気に入りのクマさんのところで「んーアッ!」(たぶん、いないないばぁ)と声を上げて読んで?います。
【「こぐまちゃんえほん」シリーズの人気作】しろくまちゃんのほっとけーき
「しろくまちゃんのほっとけーき」は、1970年発売からのロングセラー「こぐまちゃんえほん」シリーズの中で、特に人気がある絵本です。
絵本の中で、こぐまちゃんはホットケーキ作りに挑戦。冷蔵庫から卵を出して牛乳とかき混ぜてから、小麦粉とふくらし粉を加えます。
フライパンでタネを焼く様子は絵本の中でも見開きで大きく描かれていて、12の段階を経てホットケーキが焼けていく様をじっくりと楽しめるでしょう。
ホットケーキが焼けていく様子には擬音がつき、まるで目の前からいいにおいがしてきそうなリアルさがあります。
タネを落とし、表面がブツブツしたらひっくり返す、ふくふくとふくらみ、きつね色になったらお皿に乗せてできあがりです。
こぐまちゃんがお友達と楽しくホットケーキを食べているところをみていると、思わず自分も食べたくなってしまいそうに。絵や擬音の調子が良いので0歳児への読み聞かせに適していますし、2歳や3歳の子どもも、かわいいくまちゃんとふかふかホットケーキに惹きつけられてしまう1冊です。
サイズ:210×195×5mm 22ページ
対象年齢:0歳~3歳ごろ
0歳4ヶ月の娘に読み聞かせる為に購入しました。
まだ早いかな?と思いつつ、子供の頃に私自身がこの絵本を大好きだった(なんと言ってもホットケーキがすごく美味しそう!)ので、試しに読み聞かせてあげました。すると、絵本と私を交互に見ながら声をあげながら笑いました!!他の絵本は興味を示しはしても笑いこそしなかったのに、この本には満面の笑みを浮かべ、きゃっきゃ声を出して笑います。その後何回読んでも同じく楽しそうに笑います。表紙を見せるだけで笑うようにまでなりました。
子供にどの本がはまるかは、試してみないとわからないものだとは思いますが、親が読んでて楽しくもあるので、お勧めします
【かわいい4冊の絵本がセットに】赤ちゃん絵本セット
「赤ちゃん絵本セット」は、赤ちゃん向けの手のひらサイズの絵本が4冊セットになっています。
各ページが厚紙でつくられているので、赤ちゃんの乱暴な扱いにも十分耐えてくれますし、角が丸く整形されているので赤ちゃんを傷つけてしまう心配もありません。
小さなサイズなので、バッグに入れて持ち歩き用にしている方も多いといいます。
4冊の絵本はすべて、身近にあるものがモチーフになっています。
右ページには絵、左ページにはそのものの名前が書かれたシンプルな構成。
「いきもの」「せいかつ」「のりもの」「しぜん」のそれぞれに、赤ちゃんに親しみやすいモチーフが描かれています。
モチーフの名前のほかにも擬音や様子などを語りかけてあげて、赤ちゃんと一緒に絵本の世界を楽しみましょう。
著者のとだこうしろうさんは、51歳のときにデザイナーから絵本作家となり、亡くなる80歳までの間に42作品を発表しました。
シンプルな絵柄と優しい配色からは温もりを感じられ、「あいうえおえほん」などの多くの絵本がベストセラーとなっています。
サイズ:100×100×40mm 各14ページの4冊セット
対象年齢:0歳くらいから
綺麗な色やデザインがいいのか、投げたり、帯から出してくれと主張してきたり、1冊づつページを眺めたり、噛んだりして、6ヶ月の頃からずっとお気に入りです。
紙も丈夫にコーティングされているので、溶けたり破れたりせず、おもちゃとしても大活躍です。
絵本を読んで赤ちゃんと楽しい時間を
絵本の読み聞かせは親子で同じ世界を共有でき、ふれあいを持てる時間です。
ゆったりとした機会を作って、ぜひ赤ちゃんと楽しんでみてください。
言葉のやりとりができない0歳の子どもへ何を語りかけてあげたらいいのかわからない、というパパやママにも、絵本の読み聞かせはおすすめです。
絵本をゆっくりと読んであげることで赤ちゃんがたくさんの言葉に触れ、すてきな絵を見ながら想像力や好奇心を養うお手伝いをしてあげましょう。
1
これがママ友界の天国と地獄!尊い「心のハグ」と、頻回おさそい洗礼に出会った
眠井アヒル『ママ友さんとアンコちゃん』
2
追い詰められたママのイライラは、子どもに向かう。それを救ってくれたパパの言葉
とげとげ。
3
赤ちゃんの冬服は何を着せる?肌着・アウターの着せ方とおすすめ冬服6選
youmay
4
「勝ち負け」へのこだわりがエグい…癇癪を笑顔にかえる画期的アイデア
いそめし ちかこ
とにかくやってみる!の尊さよ。息子きっかけで始めた石鹸生活で起きた変化
コノビー名作集
子どもの「大丈夫!」は時に疑うことも必要。検温したら、やっぱり熱があった!
コノビー名作集
「自分で自分の機嫌をとる」って大切……!突然“リフレッシュ方法迷子”になった話
コノビー名作集
何かと不自由な子連れおトイレ事情。こんな支援サービスが切実に欲しい…!
コノビー名作集
座ったまま「ママ、お箸は~?」と聞く息子に、パパがひとこと。
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
「ワーママの大変さ」を、パパが実感したのはこんな瞬間
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
子が夫に質問「ママのこと大好き?」聞き耳をたてていたら、嘘でしょ…?
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
思わずキュン…♡レストランで夫の対応に”惚れ直した”出来事
多喜ゆい