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公開 2020年08月22日  

赤ちゃんがつかまり立ちをはじめるのはいつ?転倒など注意したい点も紹介

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赤ちゃんは、一般的に生後10ヶ月くらいなると、ソファーやローテーブルなどに手をかけて体を引き上げようとします。これがつかまり立ちです。この記事では、そんな赤ちゃんのつかまり立ちをするまでの発達や様子、つかまり立ちをはじめたら気をつけたいことを、対策グッズなどと併せて紹介していきます。


目次 つかまり立ちができるのはいつ頃?
つかまり立ちができる時期の赤ちゃんの発達
ハイハイからつかまり立ち、伝い歩きへ
好奇心が旺盛になるので事故や怪我に注意
赤ちゃんの安全を守るために
発達には個人差がある
赤ちゃんとの遊びや関わりを通して成長の様子を見守ろう

つかまり立ちができるのはいつ頃?

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赤ちゃんの運動能力発達の目安として、ほとんどの子ができるようになる大体の時期が示されていますよね。

首がすわる、寝返りをする、ずりばいをする、おすわりをする、ハイハイをする、つかまり立ちをするといったように、赤ちゃんの発達には流れがあります。

しかし、ずりばいをせずにハイハイをするなど必ずしもこの通りに成長していくとは限りません。

「つかまり立ち」とは椅子やテーブルなどにつかまって立つ状態のことを指します。

つかまり立ちができるようになるのは、一般的には生後10ヶ月頃とされています。

運動面に限らず、言語や食事など発達のすべてにおいて個人差がありますので、あくまでも目安として捉え、赤ちゃんが自分のペースで成長している姿を見守ってあげましょう。


つかまり立ちができる時期の赤ちゃんの発達

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つかまり立ちができる時期の赤ちゃんは、自分で動くことができるようになるため行動範囲が広がります。

自分でつかまって立つことができる場所を探してハイハイなどで移動し、手をひっかけて立つように。

指先も器用になってくるので、小さなものをつまんだり、手から手へおもちゃを持ち替えたりすることもできます。

ハイハイなどが上手にできることにより、お母さんやお父さんといった、身近にいる人の後をどこまででも追い、姿が見えなくなると不安になって泣く「後追い」が始まる子もいるでしょう。

これは赤ちゃんがその人たちのことをいつも一緒にいる特別な存在と認識し、他の人との区別がついてきた証といわれています。

食事の面では、離乳食後期の時期で、一日3回食に慣れてきて生活リズムも整ってくる頃です。

食べることに意欲を示し積極的に手づかみ食べをしようとする姿もあるでしょう。

一方で食べムラが出ることや遊び食べをする場合もありますが、まだまだ成長の途中。

長い目で考えながら見守っていくことも大切です。

少しずつ意思疎通がとれたように感じることもあるでしょう。

喃語が盛んに出てくる時期でもあり、赤ちゃんは、大人が歌ったりお話をしたりする中で、表情を見ながら声をしっかりと聞いているそうです。

日々のコミュニケーションを大切に過ごしたいですね。


ハイハイからつかまり立ち、伝い歩きへ

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背中や腰などの力がついてくると、支えなしでも自分ですわっていられるようになり、おすわりが上手にできるようになります。

うつぶせの状態で腕や上半身、足の裏の力を使って進む「ずりばい」をしたり、前に進もうとして後ろに進んでしまったりという姿もあります。

上手にハイハイをしスピードアップしていく赤ちゃんもいるなど、ハイハイの姿は様々です。

ある程度自分で自由に移動できるようになってくると、ハイハイなどで移動して、椅子やテーブルにつかまって立つ「つかまり立ち」が始まります。

つかまり立ちができるようになると、つかまりながら足を踏み出し手を移動させていく「伝い歩き」も見られるようになります。

初めは足がグラグラとしていても、少しずつ安定していくでしょう。

おすわり、ハイハイ、つかまり立ち、伝い歩きと成長している姿が目に見えて分かるので嬉しいですよね。


好奇心が旺盛になるので事故や怪我に注意

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つかまり立ちができる時期の赤ちゃんは、好奇心がより旺盛になっていきます。

つかまり立ちをすることにより、それまで床の低い位置だった赤ちゃんの視線が、少し上になります。

自分の目の前の世界が広がり、様々なものが見えることにより興味の範囲も広がっていくでしょう。

テーブルの上に置いてあるリモコンや携帯電話などを手を伸ばして取ろうとしたり、上に置いてあるものを落としたりという姿も見られるようになります。

大人が想像している以上に思いもよらないところまで手が届くこともあるので、ますます目が離せなくなるでしょう。

他にも、引き出しや棚を開けて中にしまってあるものを取り出したり、ティッシュやウェットティッシュを引っ張り出したりということもするようになります。

このような可愛らしい姿は危険がない限り見守ってあげたいですよね。

しかし興味の範囲が広がったり指先や手先が器用になったりしていることに成長を感じる一方で、事故や怪我につながる危険性もあるため、赤ちゃんの周りの環境に注意をして見ていきましょう。

では、赤ちゃんの安全を守るためにどのような対策ができるのでしょうか。


赤ちゃんの安全を守るために

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赤ちゃんが様々なものに興味を示すのはとても良いことです。

この時期の赤ちゃんは、何でも手に取って口にいれて確かめているとされています。

そのため、「触っちゃダメ」「口に入れちゃダメ」と赤ちゃんの興味や行動を制止するのではなく、誤飲や怪我につながるものは手の届かないところに片づけておく、赤ちゃんの行動範囲の中に危ないものがないかを前もって確認しておくことをおすすめします。

事故や怪我を未然に防ぐには事前の環境作りが大切。

何かが起きてからでは遅いので、家族で十分に話し合い危険な場所はないか確認し対策をしましょう。

家族内での共通理解もしていきましょう。

赤ちゃん用品を取り扱っているお店に、活発になってきた赤ちゃんの安全を守るための対策グッズが売られています。

例えば棚やカラーボックスなどの角につける「コーナーガード」、台所に入って事故ややけどなどの怪我をしないようにする「ベビーゲート」、コンセント部分で遊ぶのを防ぐ「コンセントキャップ」「コンセントカバー」など、その種類は様々です。

100円ショップやホームセンターなどで気軽に手に入るものも多くあるので、実際に見てみるとイメージが湧きます。

赤ちゃんの成長に合わせて活用していきましょう。


発達には個人差がある

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たとえ同じ月齢の赤ちゃんでも、同じ時期に同じ姿というわけではありません。

言葉の発達が早い子、運動面での発達が早い子など、離乳食をよく食べる子というように言葉の発達や体格など全ての発達において差が大きいといわれています。

できるようになる時期には個人差があるということを理解しておきましょう。

ハイハイを長い期間する子、ハイハイをあまりせずにつかまり立ちをする子など赤ちゃんによって様々です。

他の子と比較して焦る必要はありません。

「ほとんどの子がこの時期にこれができるようになる」という目安ばかりを気にすることなく、赤ちゃんのペースを大切に、今しかない姿を目に焼き付けながら我が子の成長を見守ってあげましょう。


赤ちゃんとの遊びや関わりを通して成長の様子を見守ろう

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赤ちゃんはそれぞれのペースで日々少しずつ成長していきます。

母乳やミルクのみの栄養から、離乳食からの栄養も取り入れていったり、1日の大半を寝て過ごしていた生活が昼と夜の区別がつき大人と同じような生活リズムになっていったりと、生まれてからの1年間は成長が特に著しいものです。

赤ちゃんにとって最も安心できる存在は、いつも一緒にいてくれるお母さんやお父さんといった、身近にいてお世話をする人たちでしょう。

赤ちゃんは、大人との愛着関係を築いていくことによって安心して過ごすことができのびのびと成長していくといわれています。

そばにいる人たちが赤ちゃんに与える影響は大きいものがあるということを頭に入れながら、一緒に遊び触れ合う中でスキンシップを図り、成長を促して見守っていけるようにしましょう。


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