0歳児の授乳、間隔や、回数は?離乳食期はどうする?月齢の目安をご紹介
10,991 View0歳の赤ちゃんの授乳回数はどのくらいか、ご存知ですか?新生児の時には授乳しているか寝ているか、だった赤ちゃんですが、成長するにつれて授乳の回数も変化してきます。この記事では、0歳の赤ちゃんの授乳回数と、授乳の際に気をつけたいことなどをご紹介します。
おっぱいを飲む赤ちゃんの姿は愛らしいものです。
授乳期間は、人間の人生の中ではほんの少しの間。かわいい赤ちゃんの姿をしっかりと見ておきたいですよね。
生まれたばかりの赤ちゃんは、一度に飲むことができる量も少なく、授乳はどうしても回数が多くなってしまいます。
新生児期には、1日に10回以上も授乳が必要な場合もあります。
しかし、成長とともに一度に飲むことができる量が増えて、授乳回数は減ってくるものです。
0歳児の授乳について、自分の子はどうなのか、気になりますよね。
そこで0歳児の授乳について調べてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
0歳の赤ちゃんは1日に何回くらいの授乳が必要?
おっぱいをあげる間隔が短いと、ママは大変ですよね。
赤ちゃんが成長するに従って、だんだんと一度に飲む量は増えていきます。
しっかりとおしっことうんちが出ていて、体重も増えている場合には、授乳回数は足りていると考えて良いでしょう。
母乳の場合、新生児期は1日に平均で10回前後。
左右それぞれ5〜10分程度あげてみましょう。
授乳回数の多い、少ないは個人差があるので、あまり気にしなくて大丈夫です。
3ヶ月くらいから授乳間隔が安定してくる場合が多いようです。
ママと赤ちゃんのペースができてくるのでしょう。
母乳に関しては、1日に何回以上しなくてはいけないと言う決まりはありません。
ミルクは、新生児時期は1日7回が目安です。
赤ちゃんがおっぱいやミルクを吐き戻してしまっても、熱がなく機嫌が良いようなら、心配する必要はないでしょう。
授乳は、赤ちゃんとママの絆を深める大切なものです。
おっぱいやミルクをあげる時には、しっかりと目を見て話しかけてあげましょう。
赤ちゃんの体重の増えが遅いなど、気になる事がある場合には、小児科を受診して相談してみるといいかもしれませんね。
続いて、月齢別の授乳の特徴、げっぷと授乳の関係、離乳食期の授乳などについてお伝えしていきます。
授乳の頻度や量は、月齢に応じて変化
赤ちゃんの授乳の頻度や量は、成長するにつれて変化します。
新生児期には、赤ちゃんの成長のために、日夜を問わず数時間おきの授乳が必要です。
赤ちゃんが寝ていても、口元におっぱいがくれば無意識に吸ってくれるようになります。
おっぱいの場合には、初めは夜間も、日中と同じくらいの間隔で授乳してみましょう。
ミルクの場合には、夜間の授乳も3時間おきで良いでしょう。
月齢が上がるにつれて、だんだんと授乳の間隔が決まってきます。
6ヶ月くらいになると、授乳の間隔が開いてきます。
赤ちゃんとママ、お互いのペースに合わせて調整していきましょう。
授乳のペースができてくると、赤ちゃんがおっぱいを欲しがる間隔で母乳が作られるようになります。
【生後1ヶ月ごろの赤ちゃん】授乳回数は?
新生児期には、赤ちゃんが欲しがるだけおっぱいをあげてかまいません。
1日に8回から12回ほど授乳が必要な場合もありますが、飲む量や授乳時間、回数は赤ちゃんによって異なります。
新生児期の赤ちゃんの胃は小さく、未発達で筒状です。
胃の形状と聞いて一般的に想像する形に発達するには、時間がかかります。
そのため、新生児期には特に、赤ちゃんは一度にたくさんの量を飲むことはできません。
母乳は消化が良いので、赤ちゃんからお腹が空いたというサインがあれば、1日に何回でも授乳して問題ないでしょう。
新生児期には、まだ赤ちゃんがおっぱいを飲むことに慣れていないため、片方だけ飲んで寝てしまうこともあります。
寝てしまっても、もう片方のおっぱいを口に含ませ、飲んでくれれば問題ありません。
しかし、飲み残してしまった場合には、乳腺炎を防ぐためにも、飲み残しを搾乳する習慣をつけるといいかもしれません。
ねんねが得意な赤ちゃんは、夜間におっぱいを欲しがらない場合もあるでしょう。
ただし、新生児期には赤ちゃんの成長のために、夜間も数時間おきに授乳をするよう心がけたいですね。
ミルクの場合には3時間ごとに1日7~8回が目安です。
新生児期の赤ちゃんの消化器官では、ミルクの量が多すぎると消化しきることができません。
間隔が短すぎると赤ちゃんの負担になりますので、注意が必要ですね。
新生児期の授乳は、赤ちゃんを横抱きにして、しっかりと支えてあげましょう。
授乳クッションなどを使うと、ママの負担を軽減することができますよ。
【生後6ヶ月までの赤ちゃん】授乳回数は?
新生児期には短かった授乳の間隔は、赤ちゃんが成長するに従って長くなってきます。
これは、赤ちゃんの消化器官が成長してきた証拠。
母乳は欲しがるだけあげて大丈夫とはいえ、あまり回数が多くなるとママの負担は相当なものですよね。
赤ちゃんとママのペースで、だんだんと授乳回数を減らしていきましょう。
一回の授乳時間は、左右それぞれ5〜10分くらいです。
生後6ヶ月くらいには、授乳ペースを3時間おきくらいにすることができるでしょう。
赤ちゃんがおっぱいを吸う時のように口をもぐもぐと動かす仕草などを見せたら、授乳のタイミングかもしれません。
日頃からしっかりと赤ちゃんの様子を観察しておくと、赤ちゃんがおっぱいを欲しがるタイミングがわかるようになりますよ。
6ヶ月を過ぎると、赤ちゃんがママに向かい合わせて座った状態で、授乳ができる場合もあります。
授乳時のママの負担は、どんどん軽くなっていくでしょう。
赤ちゃんの体調が悪かったり熱があったりする場合には、平時とは授乳のタイミングが変わることもあります。
いつもより授乳の回数が増えてしまうこともあるかもしれませんが、赤ちゃんの様子を見ながら授乳回数を調整しましょう。
ミルクについては、生後3ヶ月をすぎたころから1日5~6回の頻度になります。
また、生後5~6ヶ月ごろから離乳食をはじめることになるでしょう。
続いて離乳食期の授乳で気を付けたいことについて、ご紹介します。
【離乳食期の赤ちゃん】授乳で気をつけるポイントは?
離乳食を始める前の赤ちゃんの栄養や水分は、すべておっぱいやミルクから摂取します。
しかし離乳食を始めてからは、赤ちゃんはおっぱいやミルク以外からも栄養や水分を摂ることができるようになります。
離乳食前に授乳してしまうと、お腹がいっぱいになって離乳食を食べてくれないこともあります。
その場合には、離乳食の後のタイミングでおっぱいをあげるといいでしょう。
離乳食を始めても、赤ちゃんが欲しがるようなら、授乳回数を減らす必要はありません。
離乳食は食事を摂るための練習の時期ととらえましょう。
無理に授乳を減らすのではなく、栄養と水分はまだおっぱいやミルクから摂るというつもりで、引き続き赤ちゃんの欲しがるペースで授乳をしていきましょう。
授乳のたびにゲップが必要
消化器官が未熟な赤ちゃんは、自分でゲップをすることができません。
ゲップをして授乳の時に一緒に飲み込んでしまった空気を出すことで、吐き戻しを予防することができます。
授乳が終わったら、赤ちゃんの背中を優しくさすってあげましょう。
首がすわる前は、片手はしっかりと首を支えてあげてくださいね。
日中の授乳の時だけでなく、夜間の授乳の際にも、赤ちゃんにゲップをさせてあげることが必要です。
夜間の授乳はママの負担が大きいもの。ついゲップをさせるのを忘れてしまいがちですが、特に新生児期には、忘れずゲップをさせてあげるようにしましょう。
ゲップをしても、赤ちゃんによっては吐き戻しをしやすい場合もあります。
きちんとゲップが出ていて、機嫌も良く、体重が増えているようであれば、気にしすぎる必要はありません。
しかし、噴水のように吐き戻してしまう場合や、体重が増えない、などの場合には、小児科を受診しましょう。
赤ちゃんの成長に合わせて授乳も変化
新生児期には授乳とねんねで1日の大半を過ごしていた赤ちゃん。
成長するにしたがって一度におっぱいやミルクを飲む量が増え、睡眠もまとめてとることができるようになります。
起きている時間が増えると、色々な遊びやお出かけができるようになるでしょう。
赤ちゃんの成長を感じることができて、嬉しい時間ですね。
授乳の間隔には、こうしなければ絶対にいけない、という決まりはありません。
あくまで目安としてとらえるようしたいですね。
順調に成長しているなら、赤ちゃんのペースに合わせて授乳の間隔が決まってくるでしょう。
赤ちゃんとママのペースに合わせて、赤ちゃんの成長をサポートする授乳を心がけたいですね。
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