100円アイテムで、子どもが無理なく自分でしまう収納に。絵本も文房具も!
12,660 View「家が整うと、家族も整う」というコンセプトのもと、子育て世代向けのお片づけアドバイスや講座を開催し、著書も人気の水谷妙子さん。今回は水谷さんのブログより、絵本や文房具、アクセサリー類など、ごちゃっとしやすいアイテムの整理術をご紹介します。
ファイルボックスと100均丸シールで、子どもが戻しやすい絵本収納!
東京都小金井市にある、もぐもぐ子ども調理室さんの整理収納作業をさせていただいていました。
そこで行った絵本収納の例をご紹介します。
教室に通う子どもたちが読むために、壁面収納の中に絵本コーナーがあります。
絵本は「料理にまつわること」をテーマにセレクトされています。
元々は、仕切りがなく本の重みでナナメに倒れやすい状態…!
子ども達の出し入れ、そして先生たちのお片付けも一苦労でした。
そこで、「子どもたちが楽しく絵本を選び、自然に片付けられる絵本収納」を考えました。
棚の中にファイルボックスを入れて仕切りとして使います。
ファイルボックスにある丸穴を、底面にして寝かせて使います。
実は、L字のブックエンドは、子どもの絵本収納には不向き。
雑に出し入れするとズレやすいんです。
我が家でも色々と検証しましたが、ファイルボックスの方が底に設置する面積が大きく、重さがあるぶん安定します。
1週間ほど、ファイルボックスに絵本を入れた状態で教室を運営してもらったところ、代表のアヤさんから「子ども達が自然と片付けるようになった!」と嬉しいお声が。
さらに「色で分類できた方が、もっとよいかも!」とアイデアをいただきました!
そこで、100円ショップの丸シールを用意し、絵本の背表紙に貼って分類することにしました。
そして、絵本の内容を確認しながら分類を決めていきます。
この作業、とても大事です。今後、増やす時や減らす時の基準となります。
今回は、子どもの年齢別・内容別で4つに分けることにしました。
赤=小学生用 お料理の本
青=小学生用 食べ物の物語
黄色=幼児用 食べ物の物語
緑=その他
丸シールは背表紙の下の方に貼るのがオススメです!
上だとタイトルが読めなくなりますので…。
もしも全部の絵本が出払ってカラになったとしても迷わず絵本が戻せるように、ファイルボックスの手前にも同じ色の丸シールを貼ります。
ファイルボックスの仕切りを入れて絵本が倒れにくい状態をつくり、さらに丸シールで識別することで所属(定位置)を明らかにして戻しやすく。
これで 「何も言わなくても、子どもたちが自然に片付ける絵本収納」 ができました!
先生たちのお片付けの手間もなくなりますね!
家庭でも使えるワザですので、よかったら参考にしてみてくださいね!
お絵描き&工作が大好きな子どもに!見えてる文房具収納
我が家の文房具は、ダイニングテーブルのすぐ後ろ、木の扉の中に大人用。
子ども用は棚の上に設置しています。
ここに置くのは、いつも子ども達がダイニングテーブルでお絵描き&工作をするからです。
「ご飯だよー!」を号令に、一瞬でテーブルが片付いて食事仕様にするためには、ココの片付け動線がとても大事なのです。
文房具は、整理トレーを仕切りナシで使っています。
幅は、中身に合わせて変えます。
まずはこのトレーが半透明ということが「見える」大事なポイント。
側面からうっすら気配を感じます。
ラベルも2箇所つけています。
子どもが、どっちの方向で持って出し入れするか、わからないですからね!
更に、置き方にも「見える」工夫をします。
文房具が入ったトレーを、事務用品のレタートレーを使って収納していきます。
これを使うと、簡易的に棚を作ることができます。
引き出しは、枠と引き出しがピッタリに設計されています。
そのため、丸ごと引き出してまた枠に戻す、という動きには、子どもには不向きだと思っています。
少なくともウチの子ども達には困難でした。
多段で、間隔に余裕がある棚で、気軽に設置できる。
それがレタートレーでした。
これだけ余裕があると、
①上から覗けば、何が入っているのか見える。
②棚と文房具のトレーに余裕があるので出し入れしやすい。
③上のスキマからポイポイ片付けられる。
とイイことばかりです!
以上、子どもがお絵描き&工作をしやすく、片付けやすい収納術のご紹介でした!
参考にしてみてくださいね!
100円の仕切りケースが使える!子どもとおしゃれコーナーの整理収納
先日、自宅取材があるので家の中を色々と見直していたら、長女のおしゃれコーナーがヤバイ!
普段使うヘアゴムや大事にしてるアクセサリーなどを収納していますが、本人に管理を任せているので、ちょっと見ない間にモリモリになっておりました。
左側の一番上の引き出しが、長女のおしゃれコーナーです。
これはさすがに…!ということで、長女と一緒に30分1本勝負で一緒に整理収納しました。
まずは全てをテーブルの上に出して、整理からスタートです。
適当なトレーを用意して「使っている~」「使っていない~」で 見分け をしていきます。
割とサクサク進みますが、止まったら母が言葉でアシストします。
自分なりの判断基準があるようで「これは〇〇ちゃんからもらったから…」と取っておいたり「これは2個あるからいいや」とサクッと手放す判断をしたり。
以前見分けた時とちょっと判断が変わっていて、「へ~、面白いな~」と思いました。
今回、手放す判断ができたのはコチラ。
おお〜!素晴らしい。
そして 収納 です。
まず、とっておきのアイテム(指輪らしい)は、カギ付きボックスに収納することにした模様…。
こんなボックスです。
私が子どもの頃にもあったような!
長女にとっては、宝物なんですね。
とっても嬉しそう。
そのほかの普段使いの一軍と、あまり使わないけど持っておきたい2軍は、100円ショップの仕切りケースに収納します。
使用頻度でざっくり分け、あとは同じような仲間を集めて定位置を決めていきます。
最後に、いつもの引き出しに戻します。
衣類収納の一番上の段が長女のおしゃれコーナーです。
大事なものなので、弟たちに見つかりにくくするためです。
量も減り、置き方も見直して、スッキリ使いやすくなりました!
ほんの30分なのですが、一緒に整理収納をしてみて、娘の成長を感じることができてよかったです。
スキマ時間に「子どもと一緒に整理収納」、とてもオススメです。
もしよかったら参考にしてみてくださいね!
子どもが頻繁に使うものの整理って、なかなか大変。
ちょっとした工夫の積み重ねで、こんなにスッキリした収納に…!
少しでも子ども自身が使いやすく、お片付けがしやすくなるよう、サポートしてあげたいですね。
(編集:コノビー編集部 岡田)
1
追い詰められたママのイライラは、子どもに向かう。それを救ってくれたパパの言葉
とげとげ。
2
産後のウラミは根深くて…10年経っても忘れられない夫の言葉
コノビー名作集
3
美味しくて栄養のあるものを!でも、お弁当を1年作って分かったこと。
多喜ゆい
4
まだ5時だよ…。寝たふりをしようとした母が、秒で目を覚ましたワケ
コノビー編集部
3歳児のめざましい成長に思わず「いらんスキルアップすな!笑」
コノビー名作集
大人の背より高い雪に息子はびっくり!ふと思い出す幼少期の記憶
コノビー名作集
もうすぐ子どもの新生活!サポートするために、母が実は一番心配なこと
コノビー名作集
や、やめて……!!息子が数えているモノの正体を知ったとき、ウッ!(笑)
コノビー名作集
座ったまま「ママ、お箸は~?」と聞く息子に、パパがひとこと。
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
「ワーママの大変さ」を、パパが実感したのはこんな瞬間
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
思わずキュン…♡レストランで夫の対応に”惚れ直した”出来事
多喜ゆい
子が夫に質問「ママのこと大好き?」聞き耳をたてていたら、嘘でしょ…?
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』