スムーズに出産をするために、陣痛が始まった時に気をつけたいことのタイトル画像
公開 2015年06月15日  

スムーズに出産をするために、陣痛が始まった時に気をつけたいこと

166 View

出産のつらさについて、ある程度の時間や痛みは覚悟していても、やっぱり気持ちとしては、どうにかスムーズに出産をしたいと思うものですよね。今回は先輩ママとして、陣痛が始まった時に気をつけておきたいことについてご紹介したいと思います。

出典:https://www.flickr.com/photos/Jake

どうしたらスムーズにお産が進むのか、という確たるものはありませんが、陣痛が始まってから出産まで、一般的にスムーズになりそうな方法や、私がケアの中で取り入れている、気をつけたいポイントをご紹介します。

ご自身に合った方法で、取り入れられそうなものは、ぜひ取り入れてみてくださいね。

陣痛が始まったら、光の調節をしよう!

お産は夜に進みやすいと言われています。動物の本能でしょうか。明るい場所では、交感神経が優位になりがちです。リラックスできるような環境のほうがお産は進みやすいため、できるだけ明るすぎる環境は避けましょう。



お産が進み始めて、動くのが億劫になってきたら、昼間でも間接照明などの、ぼんやりとした薄明かりにすると良いかもしれません。



スマホや携帯などで陣痛の間隔を計っていらっしゃる方もいますが、時間を計測するということだけでもお産を停滞させる原因になりますし、暗がりでのスマホの明かりは刺激になってしまいます。

些細なことですが、注意すると良いでしょう。

陣痛が始まったら、音の調節をしよう!

お産は、自分の身体の中から出てくるパワーに集中できると波に乗りやすくなります。その集中を裂いてしまうような音の刺激はできるだけ避けると良いですね。付き添っている人の話し声、スマホの着信音、ガサゴソと荷物を探す音、機械音など。ゆったりと耳に心地よい、眠気を誘うような音楽があるとリラックスしやすいようです。

陣痛が始まったら、温度・湿度の調節をしよう!

お産が進んで来ると、陣痛の時には暑く、陣痛が治まると寒いというようなことがあります。寒いのか暑いのか、自分でも分かりにくくなるんですね。室温は少し温かめに調節して、脱ぎ着しやすい、羽織りや掛け物で調整しましょう。

自分の身体を第一に考える!

かなり重要なことですが、自分では難しい場合もあるでしょう。ご家族も心配で付き添っていらっしゃいますしね。

陣痛が始まってみないと、どのような状況になるかわかりませんが、陣痛の時に誰に側にいてもらったらリラックスできそうなのか、あらかじめ考えておくと良いですね。そして、そのことについて、共有できる方がいると、もっと良いです。



例えば、夫や病院の助産師に協力してもらいましょう。

陣痛の最中に気が散ってしまうと、陣痛が遠のいてしまう可能性があります。また、たくさんの家族が側にいると、家族間の会話が耳に入って、陣痛に集中できないこともあります。陣痛でツライのに、色々と聞かれてイライラしてしまうこともあります。



家族がワイワイと傍にいてくれるのが、良い方もいらっしゃいますから、こうしたい!というイメージを持ってみてください。そして、もしそのイメージと陣痛が来てからの状況が変わった場合は、心許せる相手にそれとなく伝えて、自分が一番過ごしやすい空間を作るようにしてみましょう。



我慢はかなりストレスになります。付き添ってくれる相手のことを考えると、少し離れてというのは言いづらいかもしれませんが、お産の時には、自分と赤ちゃんを第一に考えてください。出産が終わってから、陣痛の間の気持ちを共有できると良いと思いますよ。

Share!