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公開 2020年05月19日  

「この子はデキないから、周りに申し訳ない」のは、思い込みだった<第四回投稿コンテストNO.17>

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「ママと離れたくない」と登園に苦戦する娘。お友達を助けることができるようになった娘を、母は誇らしく思っていましたが…。育児に迷える親羊 志水めぇぇさんは4部作で投稿コンテストへ応募してくださいました。4話目です。


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育児に迷える親羊 志水めぇぇと申します。


朝「泣かずにバイバイ」を目標にかかげる、泣き虫年中さんのおやゆび姫。

泣かずにバイバイするだけでなく、渋るお友達と一緒に教室に行くという大きな成長を遂げました。

マイペースな娘に気付かされた母のある感情のお話です。


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「ありがとう」

少なくとも、朝、登園時にこの言葉を掛けられることが皆無だったため、何故か私も少し浮かれていました。

わかってる、娘の手柄です!(笑)


それでもやっぱり嬉しかったんですよ。

娘の成長も、「ありがとう」って言われたことも。

しかし…


キョトーンと…して…た…だと!?


日頃から、人付き合いに関心が薄いというか、塩対応だとは思っていたけど…そうか…キョトーンとしていたのかぁ…


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…ってことかどうかはわかりませんが、つくづく、子どもとは親の手の内に収まらないんだなと思いました。


ここまで読んでいただいた皆様は、もうお気づきかと思いますが、おやゆび姫は、心も体も全体的に幼い感じのお子様なので、幼稚園生活は心配の連続でしたし、実際お友達よりうまくできないことも多くありました。


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あの朝、ママさんから「ありがとう」と言ってもらえたことで、仲間に入る許しをもらったような気がしてたんです。


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妖怪人間か!


おやゆび姫に、できないことがあっても、遊び方が独特でも、塩対応でも、みんな、はじめから、笑って一緒にいてくれてたのに。

なんだか自分の空回りが恥ずかしかったです。


そして気がつきました。

一人一人の育ちを尊重して、見守ってもらえる環境があるというのが、ラッキーでハッピー!

たまたま素敵なメンバーに恵まれてた、幼稚園というこのコミニティーが「ナイス育児ー!」だったんじゃない?って。


子育て、正直しんどいことも、不安なことも多いけど、私たち親子は、きっと、大丈夫。

だから私も、「安心」だったり「自信」だったり「楽しい」だったりを一緒につくれるおばちゃんでいたいです。

いつか、「ナイス育児ー!」って言ってもらえたらいいな。


おやゆび姫の幼稚園行きしぶりエピソードにお付き合いいただき、ありがとうございました。

コンテストで連載をするという、かなり無茶な応募だと、自分でも思うのですが、育児って、点じゃなくて線だったり面だったりするじゃないですか!!


私の讃えたいパートナーは、今まで私たち親子に関わってくれた、みんな皆なのです。

感謝の気持ちが伝わったら、うれしいです。


これからも、どうぞ


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さて、「ニコニコでバイバイ」を目標にがんばっていたおやゆび姫ですが、このエピソードの一週間後、新型ウイルスの影響で突然の休園が決まり、一度も幼稚園に行けないまま今に至ります(涙)


そして、おやゆび姫はいつ始まるかわからない年長さんに向けて、またもや行き過ぎたヤル気を見せております…!!



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心配は尽きませんが、きっと、大丈夫。…きっと…たぶん。



(ライター:育児に迷える親羊 志水めぇぇ)


コンテストご応募は2020年5月31日まで!

※ この記事は2024年11月21日に再公開された記事です。

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