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公開 2020年08月23日  

1年生で小学校のクラス役員に初挑戦!それを聞いた娘が大喜びしたワケは?

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娘が小1の時、私はクラス役員をしました。夜に行われる会議もあるし…と悩みましたが、思い切って立候補!無事にクラス役員になった時の娘の反応は意外なものでした。


小1のクラス役員は立候補者でいっぱい!?


第一子が小学校入学前は、子も親も小学校について全く分からない状態かと思います。


我が家は引越してきたばかりということもあり、小学校の事情について全く知りませんでした。

ただ噂では、SNSなどで見かけるように「毎年クラス役員選出の場がとても暗くてつらい…」という話を耳にしてビクビクしていました。


そんなある日、ママ友から「小1のクラス役員だけ重要な役割が免除されるから、小1のうちにクラス役員をやってしまったほうがいい!」という情報が!

一度役員になっておくとその後は卒業まで免除されるため、毎年クラス役員選出の不安を抱えずに済む……。

この際、立候補してしまおうかという気持ちが芽生えてきました。


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思い切って立候補!


そして入学式が終わって数日後、いよいよクラス役員選出の日。

下の子はまだ3歳だし、夜の会議もあるという話だし、廃品回収や他校での講座にも参加しないといけないみたいだし……

と一瞬躊躇しました。


しかし、「小1のクラス役員は重要な役割にならない」という好条件は今年だけ!


周囲をキョロキョロ見回しながらも、思い切って立候補しました。


同じ考えを持ったらしいお母さんも同時に手をあげ、結局7人の立候補者が。

じゃんけんをした結果、無事(?)クラス役員になることができました。


娘の意外な反応


家に帰って何気なくクラス役員になったことを娘に伝えると、予想外なことに娘は大喜び!

「わぁ!やったぁ!!ママ、たくさん小学校に来てくれるの?」と飛び跳ねています。

私は小学校について右も左も分からない状態でどんな仕事があるのかもわからず不安だらけでしたが、よく考えれば娘も同じく右も左も分からない状態。

「ママも一緒の1年生だね~♪」と言いながら、気持ちを体感できるようで私もなんだか楽しみになりました。


聞いていた話のとおり重要な役割は免除され、ヒラのクラス役員ではありましたが、集まりは年に数回ありました。

お仕事をされている保護者のかたも集まれるように、会議が行われるのは基本19時から。


また、当時夫の仕事は帰りが遅く、とても「19時までに帰ってきて」と言える状況ではありませんでした。

夜に会議がある日には、宿題を早めに終わらせ、17時半には夕飯をスタート。

帰ってきたらお風呂に入って眠るだけという状態に家も整えておきました。

そして、子ども達の塗り絵や絵本などを持って夜の19時に、いざ小学校へ。

会議は毎回20名ほどの参加でしたが、お子さんが大きかったり家族に預けられたりできるご家庭がほとんどで、子連れ参加はほぼ我が家だけでした。


翌日も小学校や幼稚園がある子ども達を夜連れ出すことに少し申し訳なさも感じましたが、当の本人たちはとっても楽しそう。

「いつもと全然違う夜の小学校に行けるし、おもちゃや本も持って行けるし、入ったことのない会議室に入れるし…」と、娘は毎回とても楽しみにしてくれました。

他のお母さんたちも子連れの私を気遣ってくれ、和やかな雰囲気ながらも必要最低限の時間と回数で会議を終わらせてくれました。


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1年間クラス役員をやって感じた事


結局夜に行われた会議は年に数回。

クラス役員として参加しなければいけない休日の講座や廃品回収なども年に数回。

参観日などのクラスの行事で取りまとめる役をしたのも数えるほど。

娘の小学校は、極力役員の仕事を減らしていこうとする方向性だったため、仕事は少なかったように思います。

PTA役員のお母さんたちや地域の方がどれだけ小学校のために関わってくださっているのかも知れましたし、小学校について少しずつ分かってきました。


幼稚園と違って毎日の送り迎えが無くなり、子どもからの話でしか様子が分からない小学校。

クラス役員をすることで少し身近に感じられるようになりました。

小学校で開催される講座も勉強になることばかりでしたし、クラスや学年の垣根を越えてつながれたお母さん方の存在も心強いものでした。

なによりも小1の娘と一緒に小学校に関われたことが大きな財産に。


新型ウイルスの影響で、今年の活動はどうなるか見えづらい状況ですが、PTAは大変なことばかりではなく、予想以上に娘も喜んでくれていたので、思い切って立候補して良かったと私は思っています。


※ この記事は2024年11月16日に再公開された記事です。

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