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公開 2020年08月20日  

お小遣い制で、お手伝いのやる気アップ!?親の思惑とは異なる、子どもの意外な反応

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きっかけは、新型ウイルスの影響で始まった外出自粛。小学校や習い事に大忙しの日々から、急にやることがなくなってしまいました。「子ども達に何か達成感のあることを!」と意気込んだ私は、SNSで見かけた”お手伝いdeお小遣いチャレンジ”を始めてみることに。


SNSで見つけた”お手伝いdeお小遣いチャレンジ”


小学1年生の娘、週に2回の学習塾に週に1回のピアノを習っています。

習い事や宿題を急いでして、20時半までには布団に入るという日々を送っていました。


ところが新型ウイルスが広がってきた3月上旬、突然休校に。

同時に習い事も全てお休みになったため、急にすっぽり予定が空いてしまいました。

お友達とも会えず、外出もできず、いつまで続くか分からない自粛の日々。

SNSなどでは、休校中の子ども達が楽しめるような工夫がたくさん紹介されていました。

中でも気になったのは、”お手伝いdeお小遣いチャレンジ”というもの。

「小学生になったことだし仕事の仕組みを学んでほしい」
「楽しくお手伝いをして欲しい」

と思い、我が家でも取り入れることにしました。


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スタートは順調!


まず、お手伝いとそれに見合ったお小遣いを決め、ポスターに書いて冷蔵庫に貼りました。

・掃除機をかけたら10円
・玄関掃除をしたら10円
・洗濯物のお手伝いをしたら10円

など、全てやった場合、1日につき100円ほど。

チャレンジをクリアするたびに、カレンダーに金額を書いていくシステム。

1ヶ月続けたら結構な金額になります。

「外出自粛が解除されたら、一緒に欲しいものを買いに行こう!」と伝え、早速始めてみました。


私が家事をするときに声をかけ、娘にやり方を伝えながら一緒に取り組みました。

心がけたことはただ一つ。

「無理強いしないこと」

あくまでもチャレンジなので、やってもやらなくてもいいというスタンス。

娘は楽しんで取り組み、声かけをしなくても自らお手伝いをするようになりました。


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数日後には、娘に変化が…


最初は楽しく続けていた娘。

でも数日後には「今日はお手伝いどうする?」と言っても、「う~ん」とはっきりしない返事。

しぶしぶお手伝いをするという雰囲気になっていました。

そして2週間後、娘はほぼ手伝わなくなりました。

「どうして最近お手伝いしないの~?」

と、責めないように気を付けながら聞いてみると

「お小遣いをためてまで欲しいものが今はないし、欲しいものができたらその時に買ってほしいの」

という返事でした。

娘には大好きなキャラクターがいて、てっきりそのキャラクターグッズを欲しがると思っていたのに。


その後「欲しいものができた時用に貯金をしてみる?」と提案したものの、まだお金にそれほど興味が無い様子。

お小遣い目当てに、張り切ってお手伝いをすると思い込んでいたのですが、予想外の反応でした。

娘と相談し、最初の頃にためたお小遣いは渡して、”お手伝いdeお小遣いチャレンジ”を終了することにしました。


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娘に合った方法を、模索していこう


SNSで見かけたご家庭の子ども達は、張り切ってお手伝いをしていました。

でも、我が家には合わなかった様子。

それよりも

「今ちょっと忙しいから手伝って~!!」
「掃除機かけといてくれたら助かる~!お願い~!」

など、お金と関係なく手伝ってほしい時にお願いすると、快く手伝ってくれることに気がつきました。

手伝ってくれると私も嬉しく、心から「わ~!!ありがとう~!」と伝えることが出来ました。

娘と私の楽しそうな声を聞き、4歳の息子も手伝いに!

すると、娘が息子にお手伝いの方法を教えてくれるようになり…

と嬉しい連鎖が。

流行っているからといって、娘とじっくり相談もせずに取り入れたことを反省しました。


そして外出自粛が少しずつ解除された先日、3ヶ月ぶりに子ども達と雑貨屋さんへ。

娘が「欲しい!」と懇願して買ったのは、好きなキャラクターの匂いつき消しゴム。

お手伝いをして貯めたお小遣いで、買うことができました。

娘は新しい消しゴムを大切に筆箱に入れ、楽しそうに学校の準備をしていました。

こうした経験を繰り返すうち、娘から”お手伝いdeお小遣いチャレンジ”をしたいと言い出すかもしれません。

その時は娘ときちんと相談をし、始めてみたいと思います。


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※ この記事は2024年11月13日に再公開された記事です。

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