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公開 2020年11月07日  

ママだって出来てない!娘に指摘されてドキッとした、胸を張っては言えない私の言動

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5歳になったわが家の娘。観察力が鋭いと感じていたのですが、最近ますますその力に磨きがかかっているよう…私の言動を度々注意してくるのです。いま一度、自分の振舞いに気をつけなければと感じる毎日です。



わが家には5歳になる娘がいます。

最近、観察力が鋭くなり、細かなことにも気がつくようになりました。

私の行動を見て

「食事中にヒジをつかない!」
「空いたグラスは台所へもっていく!」

など普段私が娘に注意していることを、私自身が怠っていると、ここぞとばかりに指摘してきます。

結果、私自身、気を付けなければいけない言動が多々あることに気がつきました。

娘の指摘がきっかけで気がついた、そんな言動の数々を紹介します。


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適当にしていた返事


おしゃべり大好きな娘。

娘との会話は楽しい時間ですが、忙しいときや考えごとをしていると、つい適当な返事をしてしまいます。

「ふーん」
「へー」
「そーなんだ」

など…

どんな話題にでも当てはまるであろう相槌をうって、しのごうとしています。

そんなときは大抵、娘からこう言われるのです。

「ふーんじゃないの!」
「聞いてないでしょ!?」

図星なのですが、悪あがきして「聞いてたよ」と返してみることも。

しかし、娘は騙されません。

「じゃあどっちなの!?」

その日は、どうやら選択クイズだったよう。

観念して話を聞いていなかったことを謝りました。

たとえ、つじつまが合った相槌をうっていたとしても、「その返事いやなの!」と怒られることが頻繁にあります。

返事のトーンで話題に関心がないとわかるみたいです。


そんな娘の指摘によって、心配になったことがあります。

それは「娘以外と話しているときにも、気のない返事をしているのかも」ということ。

実は思いあたるふしがあるのです。

友だち3人で会話している際、話している人物が、私ではないもう1人の顔ばかり見ているなと感じることがあります。

アレはひょっとすると、あまり話を聞いていないことがバレていたのかも…!

今では娘とおしゃべりするときはもちろん、ママ友たちと会話するときも、別の考え事はしないよう気をつけています。


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幼いころからの”クセ”


私は子どものころから、唇をさわるクセがあります。

もう30年以上付き合ってきたクセ。

成長とともに回数は減ってきたのですが、考え事をしているときなど、今でも気がつくとさわっています。


ある日、娘にも爪を噛むクセがあることに気がつきました。

一度クセが習慣づくと、止めるのは難しいと身をもって感じていた私。

娘に注意しましたが、「いいの!しちゃうの!」と反抗的な態度。

そこで、こう提案してみました。

「じゃあ、ママはあなたが爪を噛んでいたら注意するから、あなたはママが唇をさわっていたら注意するのはどう?」

この提案に納得した娘。

その日から、お互い気がついたときには注意するようになりました。


あれから約1年、娘の爪を噛むクセはすっかりなくなりました。

しかし、私はというと…

いまだに「ママ、コラッ、唇さわってる!」と注意されています。

時には5分に1回くらいのペースで「コラッ」と指摘されることも。

娘はとっくに止めているのに情けない…。

娘が協力してくれているのだから、頑張って止めなければ!と思う日々です。


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意図せずニヤけている自分


他にはこんなことも…。

娘からはよく

「笑ってるで!」
「しゃべってるで!」

と言われます。

指摘されるまで気が付かなかったのですが、どうやら私は、考え事をしているときにニヤついていたり、口をモゴモゴ動かしたりしているらしいのです。


私には、幼いころから妄想癖がありました。

たとえば「今度友だちにこの話しよう!」と思ったときには、実際に話しているシーンを想像したり。

「さっきの店員さんにクレーム言えば良かった!」と後悔したときは、時間を巻き戻して文句を言っているシーンを想像したり…といった具合。

長年のクセで、場所を問わず無意識に妄想してしまっているのです。

以前、夜に電車に乗っていたとき、暗い窓に映った自分の顔がニヤついていて慌てたことがあります。

でも当時は「たまたまニヤついていただけ…」くらいにしか思っていませんでした。

それが娘に指摘されるようになり、1日に2、3回はひとり言を言ったり、ニヤニヤしていることがわかったのです。

回数の多さに驚きました。


先日、二人で入浴中「いま、太ってるって言ったね?」と娘。

たしかにそのとき、「久々に会った姉がえらく太ってたなー」と思い出していました。

ちょっと笑っていたり、口がモゴモゴ動いたりするくらいならまだしも、内容がわかるくらい声が大きかったなんて!

もし娘の幼稚園でこのクセが出たら、他のママさんたちに良い印象は与えないでしょう。

娘の印象にまで影響を与えたら…と心配になり、直さなければと考えています。


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誰よりもママを見ている娘


意外にも、これまで娘以外の人から注意されることはありませんでした。

親からも、夫からも、友だちからも…。

気がついていないのか、気がついても言わないのか。

もしくは娘以外の人といるときは、クセがあまりでていないのかもしれません。

けれど、確実に言えるのは、”娘は私を誰よりも見ている”ということ。


生まれたときからずっとママが大好きで、つねに目で追っている娘。

5歳になった今でも、食事中やテレビを見ているとき、ピアノを練習しているときだって、チラチラ、チラチラ、私を見ています。

だからこそ、私の言動に周りの誰よりも敏感なのでしょう。

クセだけではなく、礼儀作法や言葉遣い、態度など、娘の前だとつい気を抜いてしまいがちな私。

「私の振舞いが娘の手本になっている」という意識で行動しなければと自戒しています。


※ この記事は2024年10月12日に再公開された記事です。

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