幼稚園が休園になった自粛期間中は、娘と2人一日中家で過ごす日が増えました。
暇をもてあます娘とできるだけ遊んであげたいと思うものの、こちらも家事などを片付けなければなりません。
そんなときに家に届いたのが大量のランドセルのカタログ。
来年から小学校に上がる娘のために請求しておいたものでした。
赤やピンク、パープルなどカラフルなランドセルがならぶ紙面に娘は目を輝かせました。
カレンダーが同封されていたり革のサンプルがついていたりと工夫されています。
そのカタログの一つに描かれた学校内の理科室や図書室や家庭科室などのイラストに、娘は興味を持った様子。
小学校でどんな授業が行われるのか?想像力をかきたてられた娘は「これ見ながら学校ごっこしよう」と言い出しました。
ごっこ遊びが大好きな娘。
これまではお家ごっこやお店屋さんごっこが定番だったのですが、その日からは「学校ごっこ」がお気に入りになりました。
基本のスケジュールでは登校した後、本を読んだり絵を描いたりして給食を食べ、下校します。
それだけなのですが、娘のペースに合わせていると先生や生徒などの役柄を交替したり教科を変えたりが何時間でも繰り返されるのです。
結局、途中で家事をするために私から切り上げ、娘が「まだやりたいのに!」と怒って終わる…といった日が続いていました。
自粛期間中に生まれた大発見!娘も私も満足な「学校ごっこ」にハマり中
5,152 View外出自粛期間中、家事と育児の両立はたいへんでした。でも今までにない経験をしたからこそ、発見できたことがありました。
休園で学校ごっこにハマった娘。
学校ごっこ内での自習はチャンス!
しかしあるとき、学校ごっこが始まったとたん、娘がこういったのです。
「私こっちで字の練習しておくから、ママはそっちで違う勉強しておいて」と。
なぜか登校早々自習がはじまった様子。
カタカナの書き取りをはじめる娘。
集中しているようで一切話をしません。
そこで、試しに私は読みたかった本を開いてみました。
怒るかなーと思いチラッと娘を見るも、静かに机に向かっています。
チャンスとばかりに読書を続けました。
そのまま30分が経過。
「できたよー!私の見てー」
娘がもってきたノートにはカタカナがぎっしり書かれており、娘はとっても満足そうです。
同じように、私も読みたかった本を読み進められたことに満足です。
そして、これは使えるかも…!と私はひらめいたのです。
「そうじ当番だからそうじしなくちゃ!」
そこで、思い切ってこんな提案をしてみました。
私「わたし、このあとそうじ当番なのー、そうじしていいかしら?」
娘「いいわよ。わたし勉強のつづきしとくわね」
イケた!
掃除機をもちだし掃除をはじめる私。
娘は絵本を読んでいます。
しかし私がワイパーで床をふきはじめると、やりたくなったよう。
娘「私もそうじ当番なのー、貸してー」
私のもっていたワイパーを手にとってお手伝いまでしてくれました。
つぎは家庭科の授業!
調子に乗った私は、こんな提案もしてみました。
私「わたし、つぎは調理実習なのー、お料理してきてもいい?」
娘「うん、いいわよ」
この提案にも快諾した娘。
私は早速キッチンで夕飯の支度をはじめます。
娘「なにつくってるの?」
私「カレーの調理自習なのー」
娘「そうなんだー、私もお料理するわー」
調理実習がうらやましくなったのか、娘もおままごとグッズで料理をはじめました。
普段は私がキッチンに立っていると「クイズに答えて」や「こっち見て」などとかまってほしがる娘。
けれど、学校ごっこの設定で言葉づかいさえお芝居っぽくなっていれば、何をしてもオーケーのようでした。
お芝居口調で娘と会話しながら夕飯の支度を終えました。
娘もオモチャの食材やお皿を広げて、何やらごちそうを作り終えたようです。
乗り切った外出自粛
その日から用事があるときは学校ごっこのなかで済ませることが増えました。
庭の手入れをしたいときは「理科の植物観察なのー」、新聞を読みたいときは「社会の勉強なのー」など。
娘も私も満足できる遊びを発見したのです。
外出自粛がはじまったとき、家事と育児を両立できるのか、家に閉じこもることが娘のストレスにならないかなど不安を感じました。
でも娘の興味に寄り添うことでピンチをチャンスに。
自粛期間があけた今でも、この「学校ごっこ」は大活躍中。
親子の絆を深めるお気に入りの遊びです。
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