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公開 2020年10月25日  

難しい数え年、年齢カウントの間違えにアタフタ…!忘れられない七五三の思い出

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子どものいる家庭にとって、七五三はビッグイベント!お参りの場所や写真撮影など、悩みますよね。しかし、我が家はなんと、年齢のカウントを2年も間違えていたことが発覚したのです…。


3才&5才の両方を祝おうと意気込んでいた私


七五三の時期が近づくと、年齢カウントを間違えてお参りに行ってしまった、息子の七五三を思い出します。


3才の「髪置きの儀」、5才の「袴着の儀」、そして7才の「帯解の儀」。

男の子は5才、または3才と5才で祝ってもよいということで、私はぜひ両方で祝おう!と思っていました。


一人っ子であること、赤ちゃん時代と比べて行事(&それに伴って写真も)が減っていてちょっと寂しいなと感じていたこと…。

また、昔、夫が着た着物が義実家に残っていた、というのも理由の一つです。


3才は夫が昔着た着物で出張撮影!

5才は写真館で、ちょっとおしゃれな今どきの着物を選びたい。



「その頃には息子も大人しくしていられるだろうから、私も和服を着ちゃおうかな?ふふふ…」などと思っておりました。

今思えば、「メインはお参りだぞ!写真撮影じゃないぞ!」という感じなのですが、当時の私は、息子の成長記録を残すことで頭がいっぱいでした。


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「5才ですね」神主さんの言葉に、アレッ!?


まずは3才の七五三です。

義母に、夫の着物を使いたいとお願いしたところ、「3才でやるの?ちょっと着物が大きいけど…」と言いつつも、羽織の肩の部分や袴の丈など、快く着物のサイズ直しを引き受けてくれました。

撮影の手配をして、神社を決めて、わくわくで当日を迎えました。


息子は七五三という行事にピンときていなかったようですが、遠方にいて普段は会えないじぃじ、ばぁばが来る!ということで、楽しみだったようです。

ところが、お参り当日。


着付けを終え、神社に行ってご祈祷をお願いする用紙に生年月日を記入していたところ、神主さんから思いもよらない一言が。

「はい、5才ですね」というのです。

…んっ???


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まさかの2才誤差。息子は数え年で5才だった!


「いや、うちの息子3才です」と伝えたのですが、どうにも神主さんと話が噛み合っていない気がする…。

よくよく聞くと、「満3才ですが、12月生まれですよね。今年4才のお子さんと同級生でしょう。だから、4才。数えで5才ですよ」ということでした。

えっ…。

うちの子、5才の扱いになるの!?

これには驚愕!

「数え」での年齢カウントが実年齢と異なるのは分かっていましたが、生まれ月との関係で、2年もの差が出るとは想定外でした。

「じゃあ、今日のお参りは5才の七五三ということになるのでしょうか…?」

私の、私の、パーフェクト七五三プランが…!!

呆然とする私。

神主さんはショックを受ける私を見て何かを察したのか、「まあ、親御様のお気持ちですから、満3才ということでも…」とフォロー…。


一方の夫は、
「えっそうなの。じゃあ1回でいいじゃん」と能天気発言。

幸い義両親はそういうことにうるさいタイプではなく、「あら、そうなの?」という反応。

結局、その日のご祈祷は、満3才の七五三のお祝いということで落ち着きました。


これが唯一の七五三に


それにしても、まさか2年も年齢カウントを間違えるとは!

早生まれならばもう少し気を遣っていたかもしれないのですが、七五三は11月、息子の誕生日は12月というのは、完全に盲点でした。


着物や写真撮影にばかり気を取られて、肝心の数え年での年齢の確認が不十分だったことに、おおいに反省。

さらに着物にしても、3才男の子は正装である袴にこだわらず、3才女の子と同様「被布(ひふ)」にしたり洋装を着たりすることが多い、というのも後になってから知りました…。

だから神主さんも「5才」と思ったのでしょう。


結局、色々考えた末に当初予定していた2回目の七五三は無しにすることに。

これが、息子の唯一の七五三ということになりました。



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これはこれでOK!? 家庭によってそれぞれのやり方で


うーん、やっぱり神主さんの言う通り、5才ということでご祈祷してもらえばよかったかも?

若干のモヤモヤが残りましたが、もう終わったことはどうしようもありません。


ただ。

その前年では満2才なので、長時間かかる「着物を着せてお参り&写真撮影」は厳しかったでしょう。

予定は狂ったけど、3才児の可愛い姿をプロに撮ってもらえて、1回で済んで、これはこれでいいか!と開き直ったのでした。


それに、最近では数え年ではなく、満年齢で七五三を行う家庭も多いと聞きました。

お参り予定の神社や家族にも相談して、それぞれの家庭のベストタイミングで、お祝いできるといいですね。

※ この記事は2024年11月05日に再公開された記事です。

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