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公開 2020年10月15日  

形だけの「ゴメンね・もういいよ」にモヤッ。許さない自由について考えてみた

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子育てをするようになって「ごめんなさい」と「もういいよ」を
当たり前のようにセットにしている光景に違和感がありました。

それは私が昔、経験したいじめの経験からでした。


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いじめで不登校寸前まで追い詰められた過去

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実際に私が受けたいじめは、好きな子にいじわるした、という程度のものには感じられませんでした。

好きだから構って欲しくていじめたのは本当だったのかもしれませんが、階段から突き落とされたり、生傷が絶えなかった小学生の頃を思い出すと今でも胸が苦しくなるほどで、やはり相手を簡単に許すことは出来ないとその時、思いました。



ところが、相手を許せない……と感じたことで、長年私の心に中にあった絡まった気持ちが、不思議とすっきりしていったのです。

実は、半年以上続いたいじめのきっかけは、友だちが泣かされたのを止めに入ったことでした。



「私は間違ったことはしていないのだ」と当時を振りかえり思ったことで、「誰かを憎んで許せない自分」を受け入れることができたのだと思います。

私のこの経験は、誰もが日常の生活で出会うものではないかもしれません。


でも「許すこと」「許さないこと」を考えた時、簡単に「許すこと」が良しとされるものにも違和感があります。

どちらを選ぶことができる。

それを決められるのは、誰でもない、自分だけなのだと私はいじめられた経験から感じています。


「もういいよ」の意味を考える。


そういうわけで、子ども同士のちょっとした喧嘩であっても、その場ですぐに「許さなくてはいけない」なんて、あってはいけないと思っています。

少し時間をおいたり次の日だったり、本当に心から「許せる」と思って、初めて「もういいよ」があると思うのです。


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破天荒な行動も多い次女。

親の私から見ても、これは許してはいけないのでは!?と思うことがあるのですが……。

長女は「もう(次やらないなら)いいよ」って、すぐ許してるのを見ると、天使かな???とたまに思う時があります。(笑)



※ この記事は2024年11月06日に再公開された記事です。

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