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公開 2021年03月14日  

アレ?怒りっぽい娘が穏やかに!日記が意外な解決法になったワケ

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最近、疲れているのか小学2年生の娘が怒りっぽい日が続いていました。

そんな娘が自分から「日記帳が欲しい」と言い出したのですが……。


まだイヤイヤ期続いてる…?小学2年生の娘


我が家には小学2年生の娘と幼稚園年中の息子がいます。

娘は小さなころから本当に活発な子で、喜怒哀楽がすごくはっきりしていました。

嬉しい時は飛び跳ねて喜び、怒った時には拗ねて隠れてしまう事も。


そんな娘も小学2年生になり、体もぐっと大きくなり、言うこともお姉さんらしくなってきました。

しかし、まだまだ一度怒ると手がつけられなくなる状態は変わっていません。


学校や習い事で疲れた時、兄弟喧嘩をしたとき、私に注意された時など、怒って拗ねて押入れの下に入り込んでしまうこともよくあります。

夫と2人で話し、「もう少し大きくなったら、感情も自分でコントロールできるようになるだろう」と、そっと見守ることにしています。


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「ママ、日記をつけてみたい…!」


ある日、小学校から帰ってくるなり、「ママ、日記帳が欲しい!」と言い出した娘。

もうすぐ習い事に行く時間だったこともあり、今から買いに行くのは難しい時間でした。


「シンプルなママのノートならすぐに用意できるよ。」と提案したものの、どうも乗り気ではない様子。


娘の何か新しいことを自分で始めたいという気持ちを応援したかったので、「明日絶対に文房具屋に行こうね」と約束し、翌日、娘と文房具屋へ。

自分でお気に入りのノートを選んでもらいました。


かわいい絵柄が入った方眼ノート。

「日記帳」と書いたノートもあったのですが、娘はそのノートが気に入った様子。

とっても嬉しそうに胸に抱えて家に帰りました。


どうして急に日記を始めたくなったのか聞いてみたのですが、特に理由はないそう。

ただ、娘はどこへでも本を持ち歩くくらい読書が大好きなので、自分が文章を書くことも抵抗が無いのかもしれません。



実は、私も夫も以前は日記をつけていました。

過去の思い出を見直せたり、そのときの感情を整理できたりして、とても良い事だとはわかってはいるものの、毎日続けるのが難しく挫折してしまったのです。

続ける難しさを分かっているだけに、娘がもし続かなくても責めたり問い詰めたりはしないでおこうと心に決めていました。


なにやら真剣に書き続ける娘


ノートを買った日の夜、リビングの椅子に座り「絶対に見ないでよ!!」と言いながら、何やら真剣に書き始めた娘。


私も気になるので、「見て欲しくないなら、自分の机で書いてよ~」と伝えても、「ここで書きたい♪」と。



絶対に見て欲しくはないけれど、皆と一緒の空間にいたい娘にクスっと笑ってしまいました。



しかし、「見ちゃだめ!」と言われると気になるのが親心。

ノートから目をそらしつつ「ねぇねぇ、何書いてるの~?」と聞いてみると「今日あったことと絵を書いてるんだよ」ととっても楽しそう。


すぐ飽きるだろうと思いきや、とりあえず3日続きました。

私も夫も驚きながら娘の日記の話を聞いていると、どうやら良い事ばかりを思い出して書いている様子。


「すごいなぁ!!それは宝物になるね!!日記には嫌だったことも一緒に書いたら気持ちが落ち着くらしいよ。」とさりげなく伝えてみましたが、「楽しいことだけで、ページが埋まっちゃうからいいの~♪」と嬉しそう。


娘なりの書き方があるようです。


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娘に起きた驚きの変化


1週間くらい続いたある日、ふと「あ、最近娘が怒ることが少なくなったような気がする…」と気づきました。


思い返してみると、一日の疲れが出て不機嫌になることが多い時間帯に、今日一日あった楽しかったことを思い出して日記を書いているのです。

もちろん兄弟喧嘩をして怒っている日もありますが、そんな時もふと思い出したように日記を書いています。


そしてどんな日も書き終わった後は、なんだか落ち着いてスッキリした顔になっているようです。

ひょっとしたら、良い事日記を書くことで心を落ち着かせてくれる効果があるのかもしれません。



そんな日記ももうすぐ70日目に。

おばあちゃんの家に泊まりに行く時にも、本と一緒に日記帳をリュックに忍ばせている娘。

「絶対に見ないで!」と言いつつも、時々昔の日記を読み返してくれ、とても微笑ましい…!


今度、2冊目を一緒に選びに行きます。

今後も強制しないように気をつけながら、娘の気持ちが続く限り応援していこうと思います。


※ この記事は2024年10月31日に再公開された記事です。

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