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公開 2021年01月05日  

子どもと大人の「1年」はこんなにちがう。年中行事でハッとすること

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子育てをしていると、季節の行事を意識する機会が増えますよね。わが家では毎年飾り付けや料理をしているうちに、子どもたちの楽しみ方に変化が見えてきました。


ささやかでも楽しみたい!育児×イベント


9歳長男、5歳次男、3歳長女がいるわが家。

長男が生まれてから、家庭でも季節のイベントを楽しむようになりました。

お月見には、団子の粉を買ってきてお月見団子を手作りし、月を見ながらお団子を食べたり。

ハロウィンには部屋の飾りつけに、カボチャ料理。

クリスマスにはツリーと部屋の飾りつけをして、クリスマスケーキと料理を用意。

そこまで器用ではないので凝ったことはできませんが、自分なりにできることをしてきました。


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毎年ステップアップする、お団子作り


長男が年少になった年。

去年までは眺めていただけでしたが、「ぼくもお団子作る!」と調理を手伝うようになりました。

お団子を丸める作業は、粘土遊びのような感覚なのか、嬉しげな様子。

いびつな形だったり、大きさもバラバラなお団子でしたが、2年後の年長時には、上手にサイズがそろってきました。

小学生になると料理にも慣れ、お団子を茹でる作業も一緒にできるようになり。

子どもだけでほぼ全てできるようになったのは、小3の頃です。

一緒に作業をする年中の次男に「火が通りやすいように大きさをそろえて」とアドバイスもしてくれ、あっという間に、私が手出しをすることがほとんどなくなりました。


今ではお月見のニュースを聞くと、「今年もお団子作るから粉を買ってこなきゃ」と言うほどの成長。

いつのまにか「ぼくもやる!」から、「ぼくがやる!」になっていたのです。


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長男考案、オリジナルメニュー


今年のハロウィン当日。

下の子たちがお芋ほりに行ったことを知った長男は

「さつまいもを使ってシチューを作る!」

と、自らメニューを考えて作り始めました。

わが家にはカボチャアレルギーのある子がいるので、毎年さつまいもで代用しているのです。

玉ネギを切る際は、みじん切りチョッパーという調理道具をしっかり使いこなす場面も。

「僕はさつまいもをはじめに炒めるんだ」

「隠し味も入れよう」

と工夫しながら、シチューを最後まで完成させました。

「お兄ちゃんが作ったシチューだよ!」と長男が言うと、下の子たちは「食べるー!!」と大喜び。

なぜか私が作るよりも、お兄ちゃんが作ったときの方が興奮して喜び、沢山おかわりするのです。


今は「クリスマスケーキは買わずに、僕が作りたい!チョコパイケーキもいいな~」と計画を立てている長男。

ハロウィンもクリスマスも、自ら主体となってイベントを楽しむようになっていきました。


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わが子の成長を見て、改めて感じること


長男が生まれてからしばらくは、準備から当日までイベントに関わる作業は私1人でこなしていました。

それが、子どもと一緒に楽しめる日がこんなに早くくるなんて!

こんな風にイベントで感じる成長もあるのですね。

私自身が好きでやっているとは言え、仕事に家事に育児にと忙しいと、イベント準備が負担になるときもあります。

そんな中、子ども達自身で飾りつけをし、料理をして楽しんでいる様子は、嬉しくもあり、有難くも感じているのです。


育児は、「親がやる→子どもが自分でできるようになり楽しむ→飽きて興味をなくす」の繰り返し。

イベントもきっと、成長するにつれ飽きてしまったり、友達と遊ぶことで頭がいっぱいで家では興味がなくなることもあるでしょう。

それでもなんとなく記憶の中で、「小さな頃イベントを楽しんだな」という記憶が残ればいい。

そう思える今の気持ちを大切に、また今年もイベントを楽しんでいこうと思います。


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※ この記事は2024年10月26日に再公開された記事です。

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