こんにちは!7歳双子と3歳末っ子の三姉妹育児をしている、田仲ぱんだです。
もうすぐ2020年も終わろうとしていますね。
新型ウイルスの流行で大変だった今年ですが、我が家は三姉妹がそれぞれ幼稚園や小学校に入り、変化の年でもありました。
それは、母親である私にとっては「フルタイム育児」からの解放でした。
これまでは、すべての時間が「子どものため」に費やされていました。
子どもたちがグズらないように早めに家事を終わらせて、タイミングよく遊びに連れて行き、食事やトイレの手伝い、お風呂、寝かしつけ……。
さらに外出した時は、「危険がないように」「周りに迷惑をかけないように」と、常に気を張っていたように思います。
でも今は、子どもたちが幼稚園や小学校に行っている間に「ちゃんと頑張れているかな?」と思うことはあっても、常に気を張るようなこともありません。
でも……
今まで娘たちは徒歩で幼稚園に通っていたこともあり、友人関係も分かりやすく、先生とも密に連絡を取り合えていました。
でも小学生になった現在は、母親との時間が少なくなっただけでなく、引っ越しして入学したこともあって、友人関係もなかなか見えません。
時には……
娘本人から伝えられる、私にとっては“衝撃の事件”。
過保護にしているつもりはありませんでしたが、娘が誰かに痛い思いをさせられたと知ると、やはり「なんとかしてあげたい」という気持ちになってしまいました。
でもこんな時、娘としては「ただの報告」だったり、「ただ共感してほしかっただけ」だったりもするんですよね。
私が何かしらの「対応」をしようとすると、すごく拒否してきます。
子どもにしてみれば、トラブルがあった子も友人関係であり、トラブル自体は一時的なもので、普段は仲良くしていることも多いのです。
もちろん大ケガをしていたり、内容があまりに悪質だったりする場合は、それでも親が介入すべき場面はあると思います。
そこの判断は難しいところですが、子どもがお友達とトラブルになった時、“親としての感情”には一旦フタをして見守ることも必要。
娘たちの小学校生活の中で、そのことに気付かされました。
子どもたちの悩みごとを聞いて、気持ちに寄り添い、でも直接は手を出さない。
だけど親が出ていかないとどうしようもない場面では出る……その見極めって、すごく難しいなと思います。
我が家の娘たちはまだ低学年ですが、これから中学年、高学年になっていくに連れて、子どもたちが抱える悩みも複雑化していくんだと思います。
ただ、それを見守る。
そのことのハードルの高さを痛感する毎日です。
親としてどうにかしてあげたいのに、どうにもできない無力さを感じることもあるかもしれません。
幼児期とはまた違った大変さがありそうですが、「守る子育てから、見守る子育てへ」という視点を忘れずに寄り添っていきたいと思います。