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公開 2015年05月25日  

「家事・育児分担を避ける夫とけんか頻発!」専業ママの本音座談会(1)

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世のママたちの本音知りたい、という思いから始まった本連載「本当のママの気持ち」。連載第2回目は、日々家事や育児をこなしながら、自分磨きや自己実現をおこたらない専業ママのみなさんに、日ごろ感じることを赤裸々に語っていただきました。(聞き手は自らも3歳と1歳の子どもを育てる編集部村岡)


参加者プロフィール

参加者(写真前列左から、村岡、尾島さん。後列左から林さん、小野瀬さん、北里さん、森山さん)



◆村岡(聞き手):Conobie編集部の頼れるディレクター。3歳の息子・1歳の娘。

北里さん:小学校3年生の娘。インターネットでの画材販売や読者モデル、ライター等を行う。ご主人は製薬会社勤務。

小野瀬さん:小学校4年生の息子。読者モデルなどで活躍。ご主人は歯科医師。

林さん:1歳ヶ月の娘。ご主人は、会社経営。

尾島さん:1歳11ヶ月の息子。ライターの仕事や雑誌の読者モデルなど幅広く行う。ご主人は自営業。

森山さん:1歳4ヶ月の息子。読者モデルなどを行う。ご主人は医師。

今は専業主婦でも、今後のビジョンは様々

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◆今回は専業ママのみなさんにお集まりいただきましたが、みなさんが仕事を辞められたのはいつごろですか?



一同:子どもができてからですね。



◆みなさんそうなんですね。もともと、子どもができたら仕事を辞められようと考えていたんでしょうか?



北里:そうですね。仕事をしながらの子育てはかなり大変ですし、子どもができたら育児に専念しようと考えていました。でも、娘が小学校に入って徐々に手が離れてきたので、また少しずつ働いてみたいな、と今は思っています。



◆他の皆さんも、働きたいという気持ちはありますか?



小野瀬:私もありますね。息子も小学校4年生ですし、もう生活スタイルが決まってきていますから、気分転換に仕事をしたいな、とは思っています。でもうちの主人は家のことがおろそかになるくらいだったら、仕事はしないでくれた方がいいというタイプの人なので、できたとしても週に2~3回くらいかな。



林:そうですよね、私は家事育児が分担制になるならフルタイムで働きたいですが、うちも主人が育児・家事に積極的ではないので、難しいかな、と思っています。



森山:私は家事や育児をしっかりとやりたいですし、ずっとこのままでもいいかなとは思っています。

旦那は家事・育児分担を恐れている!?

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◆みなさんがそういった生活スタイルを選ばれているのは、ご主人の意向もあるんでしょうか?



小野瀬:やっぱり、主人には家に帰ってきた時に、あたたかいご飯とお風呂がちゃんと用意されていて欲しい、という気持ちがあるみたいですね。共働きになると、自分も家事をやらなくてはいけないという分担制になるのが、嫌なんだと思います。



◆なるほど、旦那さんが分担制を恐れているんですね(笑)



林:うちの主人も家事があまり得意ではないので、代わりにしっかりとやって欲しい、という気持ちがあるみたいで。



森山:うちも同じです。手伝ってくれるとしても、ゴミ捨てくらいかな。



小野瀬:うちもゴミ捨てだけはやってくれる!(笑)でも、それ以外の家事は全くやらないので、お箸の場所も分からないと思います。お箸が用意されてないと、出てくるまでずーっと待ってるんですよ(笑)



◆そうなんですね!そういう時に、「少しは家事やってよ」と思うことはないんですか?



林:それはもう毎日思ってますよ!赤ちゃんの世話もありますし、それと同時に家事をやるのはとても大変ですから。

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◆家事分担の話し合いなどはされないんですか?



林:しますね。普段の負担感もその時伝えてます。でも、その時は謝ってくれても、あまり具体的な行動は変わらないですよね。



森山:うちは謝りもしないですよ。「俺、働いているし、忙しいんだから」という感じで。



林:そんなこと言われたら、私だったらすぐに言い返しちゃいます(笑)「育児だって、24時間休みなしなんだから!ゆっくりご飯もお風呂もトイレもできないし、睡眠も満足にとれないんだから!」って。



◆私は現在も働いているんですけど、育児を始めた時に、もう本当に「仕事のほうが楽!!」って思いました。働く時間だって決まっていますし、緊急対応っていってもたかがしれてますよね。トイレに行く暇がないとか、ドキドキしながらお風呂に入る、なんてこと、仕事にはないですもん。



北里:そういう育児の大変さって、なかなか主人には伝わらないですよね。



◆尾島さんの旦那さんはどうですか?



尾島:みなさんの話を聞いていると、私の主人はだいぶ家事をやってくれるほうかもしれません。ゴミ捨ても、掃除もやってほしいことは、「やって」と頼むとだいたいやってくれます。



◆一同:え~!うらやましい~!



尾島:だから家事分担のことで、けんかしたことはないですね。私は、子どもにごはんをつくるのは自分でやりたくて。そういう私がやりたいと言ったことに対しては、何も口出ししないで、と伝えてあります。



林:すごい。そんな理解のある旦那さんがいるなんて感動的!(笑)



◆専業主婦だと、より家事の分担って難しい問題になるのかもしれないですね。

夫婦のどちらかに「鈍感力」があれば夫婦関係はうまくいく

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◆林さんは、思ったことを素直にぶつけるということでしたが、旦那さまもそんな感じですか?



林:いや、私に言われるがままですね(笑)



森山:私の旦那も全然言い返してこないですね。私から文句を言っても、向こうから反撃がくることは一回もないです。



小野瀬:うちは反撃してきます。大変だっていう話をしたら、「じゃあお前が仕事してくれよ!誰のお金で食べてるんだよ!」みたいな感じで。時々すごい喧嘩になります。



◆夫婦の間でも、お金の話題は結構タブーな気がしますね…



小野瀬:そこまで喧嘩すると疲れちゃうから、聞き流すことができるようにはなってきました。



北里:聞き流すって、すごい大事ですよね。ママ友とも「鈍感力」大事!ってよく言ってます。良いことだけ覚えておくのがいいですよね。



尾島:私のところも、私がうまく聞き流すタイプだから、旦那が文句を言ってきても、私は聞いていないことがよくあります(笑)だからうまくいくのかな。

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◆出た!鈍感力(笑)



尾島:向こうも言えばすっきりするみたいで。それで解決します(笑) 夫婦のどっちかに、鈍感力がないと、やっていけないんでしょうね。



小野瀬:喧嘩の後は、向こうが反省してケロってしているから許せるんですよね。あと、普段怒られない時は、自由にさせてもらってるから。そこでバランスとっているのかも。

ベビーシッターや区のサービスを利用してつくる「夫との二人の時間」

◆今は喧嘩っていうお話ありましたけど、仲良くいるために二人の時間などはつくっていますか?



森山:うちは主人の実家が東京なので、義父母に預けて二人で出かけることがあります。仕事や家事・育児のリフレッシュになりますし。



小野瀬:主人と二人でお昼を食べに行ったりはしますね。でも一番濃いのは、子どもが寝た後の1~2時間かも。その日一日のことを話す時間があるんですけど、その1時間が昼間のランチの時間よりも濃かったりするんですよ。



林:うちは1ヶ月に1回くらいは食事いきますよね。子どもも一緒に。



◆ご両親に預けられない場合はどうしているんですか?



森山:両親がだめな時は、ベビーシッターさんとかに預けますね。



林:私は区のサービス利用してます。区の児童館に託児がついていて、1時間500円程度で預けられるんですよ。



◆それは便利ですね!



小野瀬さん:私のところは両親が近くに住んでいたのに、協力はしてもらえなかったんですよ。歩いて5分くらいの距離に住んでいるけれど、預けてどこかへ行くということはできなくて。ですから昼間の子どもが学校に行っている時間を使って二人でランチに行っています。



◆両親が近くに住んでいるからといって、必ず預かってもらえるわけじゃないですもんね。それぞれのライフスタイルや家族関係にあった預け先を見つけることが大切ですね。

今回のママの気持ち pick up !

さて、今回pick upしたのは、パパに理解して欲しいこちらの「ママの気持ち」。

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次回は、「主人に『パパ』の自覚ができるまで」「ママとしての自分磨き」についてお話しいただきます。

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