「ありがとう」を手紙に込めて。5歳の娘に教わったこと＜第５回投稿コンテスト NO.７０＞

我家は5歳の娘とパパの3人家族です。

パパは毎日ニコニコで娘と一緒に遊んでくれます。

もともとシャイなパパは、娘が生まれた当初、子どもに絵本を読むことや一緒に遊ぶこともぎこちない人でした。

よく「子どもが親を育ててくれる」といいますが、年々まあるくなって、今では娘と5時間ほど平気で人形あそびをするようになりました。

我家では毎朝恒例のあいさつがあります。

パパが朝「お仕事いってくるね～」というと娘が玄関まで走っていって、パパと「ハイターッチ！」

手をにぎって「ぎゅうぎゅう」

パパが高くあげた手に娘が「つくしヘッド！」「いってらっしゃーい！」と元気にあいさつ

それにこたえてニコニコ顔で「いってきまーす！」と出かけていきます。

この2人の姿を見ていると、見ている私も幸せな気分で毎朝出発することができます。

また、旦那さんが気持ちよく仕事へ出発して、きょうも一日仕事をがんばろうと思ってもらえるように、どんなことがあっても朝は笑顔でおくりだすことが大事なんだなと教えられている毎日です。

娘は今、幼稚園に通っているのですが、お友達とのお手紙交換が大ブーム。

毎日、「〇〇ちゃんに今日は遊んで楽しかったよ」、「〇〇ちゃんは何色がすきなの？」、「〇〇ちゃんはどんなお菓子が好き？」と書いて、かわいい絵も添えてお友達にわたしています。

ある時、「明日おばあちゃん家にいくよ」というと、娘は「おばあちゃんにもお手紙プレゼントする！」といってお手紙を書き始めました。

その内容は「おばあちゃんいつもありがとう」との言葉と一緒に大好きなネコの絵が描いてありました。

おばあちゃんもその手紙を受け取ってニコニコ笑顔。

また、パパにもお手紙を書いていました。

前日に親子3人で公園に遊びに行っていたのですが、「パパ、公園で一緒に遊んで楽しかったよ。たくさん遊んでくれてありがとう。」という内容でした。

その手紙を受け取ったパパもニコニコ笑顔。

感謝の言葉を手紙で…

学生の頃は、私もよく手紙を書いていましたが、いつしか手紙を書かなくなっていて。

娘の姿を見て、普段感謝の気持ちをもっていることを手紙にするって、とてもいいことだなと思いました。

私も見習おうと思い、バレンタインの日、パパにチョコレートを渡すとともに「いつもありがとう」と感謝の言葉を書いたカードを一緒に渡しました。

するとパパも嬉しそうで、後日引き出しに入っているカード入れにそのカードが大切にしまわれていました。

「ありがとう」っていう感謝の言葉ってさらっと言ってしまっていることが多いけど、手紙で気持ちを込めて渡すのもいいですね。

純粋な娘の姿をみていると、私自身色々な気づきもあるし、幸せって人を幸せにすることでこっちもHAPPYになるんだなと感じます。
優しい娘をもつことができたことができて幸せです。


(ライター：ことちゃん）