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公開 2015年06月11日  

これでもう安心!赤ちゃんのうんち漏れを防ぐ方法

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授乳期の赤ちゃんのうんちはゆるくておむつから漏れやすいもの。おむつを替えるときに背中に手を回すと・・・そのべっとりとした温かな感触に、はぁ~、と思うこともしばしば。サイズはピッタリ、ギャザーも出ているのになんで?と思ったことはありませんか?今回はテープタイプの紙おむつからのうんち漏れを防ぐ対策をご紹介します。


うんち漏れはなぜ起こるの?

そもそも紙おむつからのうんち漏れの原因は何でしょう?unicharmさんのサイト「おむつ研究所」では下のように紹介されています。

(1)おむつのサイズが合っていない

赤ちゃんの体の大きさに対して、おむつが小さすぎたり大きすぎる場合、おなかまわりや太ももまわりにすき間ができて、そこからモレてしまうことがあります。



(2)体形や体勢に合っていない

赤ちゃんは成長とともに大きさだけでなく、骨格や体形、体勢も変わってきます。寝ているときとお座りしたとき、たっちしたときでは、おしっこやゆるゆるうんちが流れる方向も変わってきます。こうした変化におむつの形状が対応していないと、体とおむつの間にすき間ができてモレの原因になることがります。



(3)赤ちゃんのおしっこの量が増えて、おむつの吸収力を超えてしまう

赤ちゃんは成長とともに、おしっこの回数は減りますが1回のおしっこの量が増えます。紙おむつは数回のおしっこを吸収できるように作られていますが、おむつ替えの頻度が少ないとおむつの吸収量を超えてしまうことがあります。おむつ内部の湿度が上がるとおむつかぶれの原因にもなりますから、おむつ替えは頻繁にしてあげたいですね。



(4)おむつのあて方が正しくない

紙おむつには、おしっこやゆるゆるうんちが太ももまわりのすき間からもれないように、ギャザーがついています。ギャザーはいわゆる防波堤の役割をしていますが、これがきっちり立たずに寝た状態でおむつをつけてしまうと、防波堤の役割ができなくなってしまい、モレの原因になることがあります。



(5)赤ちゃんの動きによってズレる

おむつ替えをしたときにはきっちりつけていたはずなのに、赤ちゃんが動くことによっておむつがズレてすき間ができてしまい、そこからモレることがあります。

おむつをお尻に沿わせる!

おむつのサイズも合っているようだし、ギャザーもしっかり立てているなら(1)と(4)はクリア。 赤ちゃんには元気いっぱい動いて欲しいし、激しい動きによるズレを制御することは難しい。(5)はどうにもできないとしても、(2)と(3)をクリアできる方法が、おむつを赤ちゃんのお尻の割れ目に沿わせることです。

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上の写真のようにおむつを山折にしてから赤ちゃんのお尻の割れ目に沿って装着させます。大量にうんちが出た場合、うんちはおむつの真ん中を伝っておむつと背中のすき間から流れ出てしまいがちです。折り目をつけておくとお尻に接する表面積が多くなるので、おむつが吸ってくれるうんちの量が増え、おむつの外に漏れにくくしてくれるのです。

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赤ちゃんにおむつを装着させてから、矢印のように谷折にする方法も同様の効果を期待できます。おむつの両側をキュッと真ん中へつまむようにすると簡単に折り目を作れます。

おむつを折って、ストレスフリーな子育てを♪

単純に、赤ちゃんのうんちの量がおむつの吸収力よりもはるかに多かった場合は諦めざるを得ませんが、おむつかぶれを防ぐ為にも音や臭いで察知したらこまめに替えてあげて、あとはこの方法を使えばだいたいのうんち漏れは防げます。



筆者もうんちの付いた赤ちゃん服の手洗い回数が格段に減りました。とはいえ子育ては予想外のことだらけですから、外出するときにはおむつ替えセットに加えて赤ちゃんの着替え一式を持ち歩いておけば、もしもの時にも安心です。

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