家事や子育てって大変だな~と感じる一方
それと同じくらい大変なのが、ご近所付き合いなんじゃないかと思っていた頃がありました。
何かトラブルがあっても、角が立つかもと思うと自分の気持ちを言えず、我慢するしかないと思っていたのです。
子どもたちが小さい頃、よく近所の子どもたちと遊んでいました。
学年はバラバラだったもののさほど歳が離れていないので、みんなで自転車に乗ったり、ゲームをしたりと仲良く遊んでいました。
私はその間に夕食の支度をして、その合間に子どもたちの様子を見に行く、という感じでした。
誰かの家にお邪魔することもあれば、我が家に遊びに来ることもありました。
我が子がお邪魔するときは、ご家族の許可があった上で「遊びに来ない?」と誘ってもらったとき。
反対に我が家に遊びに来る子の大半は、ピンポンして「今日遊べますか?」と聞きに来ていました。
でも中には、突然遊びに来る子もいたのです。
近所の子どもたちみんなで遊んだ後、それぞれ帰宅するのが寂しかったのか、もしくはもっと遊びたいという気持ちなのか、我が子が帰宅するとき一緒に我が家に上がってくるようになりました。
毎日のことではなかったのですが、時々でも、そのことが私にとっていつしかストレスに。
「なんで突然来るんだろう、いつになったら帰るんだろう」
とイライラしてしまう自分がいたのです。
近所の子だし……と思うとハッキリと言うことが出来ず、自分の気持ちを心の内に秘め、ずっとモヤモヤしていました。
突然遊びに来る子にモヤモヤ…より良い近所付き合いを!と思い、一歩踏み出した。
35,868 Viewみなさんは、ご近所付き合いでストレスを感じたことってありますか?
子どもが小さい頃、私もそんな経験がありました。私が実践した、ご近所の方とストレスなく付き合う方法をご紹介します
ご近所付き合いって難しい
ストレスを溜めないために
そんな日々が続く中
「でも、黙っているだけではその子に何も伝わるわけがないし、自分はずっとイライラしているだけ。
それでは、この状況が改善されるわけがないよね」
そう思った私は、その子が次に突然我が家に遊びに来たときには、こちらの事情を話してみようと思いました。
そして数日後、約束なく遊びに来た子に
「まずは、お邪魔してもいいですか?っ聞こうね。
大丈夫なときは、もちろん大歓迎だよ!
でも、ちょっと無理なときもあるから、そういうときはごめんね。
ちなみに、今日は〇時までなら大丈夫。
その後は夜ごはんだから、遊べないけどOK?」
と言ってみました。
すると予想外に、すんなりと
「うん、わかった!」
と言ってくれたのです。
後日、その子のママにも
「いつも仲良くしてくれて嬉しい、ありがとうございます。
遊びに来てくれるとき、前もって大丈夫な日にちや時間をきいてくれると助かります。
うちの子がご迷惑おかけしていることがあれば、いつでも言ってくださいね」
と伝えました。
その子のママは、それまでの事情を知らなかったのか一瞬びっくりしたものの、私の気持ちを理解してくれました。
自分の気持ちを上手く伝えるには
私は、自分の気持ちを言うことで相手のママの気分を害するかもしれない、我が家に来るのを楽しみにしている子に「来ないで」と言っちゃいけないという気持ちがあったと思います。
でも、問題は言うか言わないかではなく、気持ちをどう伝えるかが大切なのだと気づきました。
言い方によっては、相手のママの気分を害することにもなったでしょう。
また、「こんな時間に急に来ないで」と強く言えば、子どもは傷ついてしまうかもしれないし、やはりそんな言い方はするべきではないと思うのです。
ではどうしたらよいかと考えたとき
「感情的にならずに、相手の気持ちを考えた上で、『私が困っている』というメッセージはしっかり伝える」
ことだと思いました。
例えば
「〇〇くんの家も夜ごはんがあるから、早く帰らないといけないでしょ?」
と遠回しに言えば
「ううん、うちは夜ごはん遅いから、まだ大丈夫だよ」
となり、今日は帰ってほしいというメッセージは伝わらないのだと思いました。
一見相手のことを思いやっているようで、本当は自分が「角を立てたくないだけ」だと。
以前は「自分の気持ちをはっきりと伝えること=角を立てること」だと思っていた私ですが
自分の気持ちを伝えることは、気持ちのよいコミュニケーションをする上で大事なことだと考えるようになりました。
よい関係性を維持するために
現在、ご近所の子、そしてその子のママとも良い関係を保っています。
私にとって、ママ友やご近所との繋がりは大切で、欠かせません。
だからこそ、より良い関係を築いていきたいと考えているのです。
自分の気持ちに素直になること、そして、その気持ちをどう伝えるか。
自分なりに考えたことで、いろんな人とストレスなく付き合えるようになりました。
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