まいどおおきに!
学力よりも画力で人生の全てを解決してきた系オカン、さとえみです。
今回は、私がベルギーで子育てをしていて「ここは想像していた以上に“学歴重視”なのかも……?」と感じた話です。
オカンは大学を出ていますが、前述の通り、人生の局面を“画力”でなんとかしてきたフシがあり……。
娘たちについても、「本人が望んでいなければ、大学に行く必要はないんやない〜?」とフワッと考えておりました。
もし本人に他に夢中になれるようなことがあれば、それに専念した方が人生豊かになれるとすら思っていたのです。
でも、ベルギー人の夫はそうではありません。
「できるだけ良い学校に行き、良い学歴を得ること」が、とにかく子どもの将来のためになる……というのが彼の考え方です。
私はそれでも「教育パパやねんね〜」くらいにフワッと考えていたのですが、来年長女が中学生になるというところで、私自身もこのことについて考えさせられることになったのです……。
ベルギーには、いわゆる新卒採用のような制度がありません。
そして、会社が社員をクビにするのも日本に比べて容易で、社員も今より良い会社があればすぐに転職するという風土が醸成されています。
実力社会で、“良い仕事”に就こうと思うと当然のように大学の卒業証書が求められることが多いです。
では、その大学に進学するにはどうすればいいかというと……?
大学に進学するためには、進学系の高校の卒業証書が必要です。
でも、ベルギーの高校は中学と一貫しているところも少なくないので、中学を選ぶ段階である程度進路が決まる可能性がある……という構造になっています。
良い大学に行くために進学系の中学に入っておいた方がいい、ということは……!?
そう、小学校の成績がとても大切になってくるのです。
あくまでもうちの子どもたちが通う小学校の話ですが、ずいぶん早い段階でいろいろ決まってしまうんだな……と感じました。
私は及び腰になってしまいそうですが、夫は「だからこそ、とりあえず進学するの一択」だと言います。
ゆくゆく本人が希望すれば、進学系の進路から就職系の進路に転向するのは比較的簡単だから、ということです。
我が家の長女は、とりあえず希望の中学校に行けそうですが、入った後に授業について行けるのか?次女や三女はどうなるのか……?と、考え出すと心配は尽きません。
でも、ここで子育てしていくと決めたからには、腹を括らねばなりませんね。
ほなまたね!