妊娠中、授乳中でも大丈夫!ノンカフェインの「タンポポコーヒー」のタイトル画像
公開 2015年06月17日  

妊娠中、授乳中でも大丈夫!ノンカフェインの「タンポポコーヒー」

406 View

妊娠中・授乳中、「なんだかコーヒーが飲みたいな、でもカフェインは控えたいし・・。」そんなときに取り入れてみてほしいのが「タンポポコーヒー」。ノンカフェインで妊産婦にも優しく、ほのかな苦味が心地いいタンポポコーヒーの嬉しい作用をご紹介します。


タンポポコーヒーって?

タンポポコーヒーとは、「ダンディライオン(和名:セイヨウタンポポ)」の根をローストしてつくるノンカフェインのお茶です。ヨーロッパをはじめ、インドのアーユルヴェーダ、アラビア医学などにも登場する自然薬でもあり、古くから世界中で愛されているハーブの一種です。日本でも生薬として活用されてきた歴史があります。



ほんのり苦いその味は、「ちょっとコーヒー飲みたいな・・・でもカフェインは控えたい」というときの健康的な代替ドリンクになってくれます。タンポポコーヒーの作用は主に「肝臓を強くしてくれる」というもの。ですが、その他にも女性に嬉しい身体への作用があるのです。ノンカフェインだからこそ妊娠中や授乳中にもおすすめしたい、その嬉しい作用をご紹介します。

妊娠中、授乳中でも大丈夫!ノンカフェインの「タンポポコーヒー」の画像1

腸内環境改善!便秘対策に!

嬉しい作用の一つが便秘解消。これはダンディライオンが肝臓を強化して、胆汁の分泌をよくし、消化不良による便秘を改善するために起こります。妊娠中、授乳中は、お腹の調子が悪くても薬などで母体に負担をかけたくないですよね。タンポポコーヒーは体に負担をかけない自然な便秘薬になってくれます。

母乳の分泌も促す。ミネラル補給も。

タンポポコーヒーは「催乳作用」という母乳を出やすくする働きがあると言われています。更に、血液を綺麗にして質をあげる「浄血作用」も。母乳は母体の血液からできていますね。まさに、母乳でお子さんを育てているお母さんたちに嬉しい飲み物です。カリウム、カルシウムなどの大事なミネラル栄養素もタンポポコーヒーから摂取できるんですよ。

妊娠中、授乳中でも大丈夫!ノンカフェインの「タンポポコーヒー」の画像2

タンポポコーヒーはこうして飲む。

タンポポコーヒーはハーブ販売店、自然食品店、ネットショップなどで入手できます。使用部位が「根」であり「ロースト」して飲むものであることを確認して購入してください。「葉」の部分を使用したお茶もあるのですが作用が異なります。



ハーブティーのように淹れるものもあれば、ティーバッグタイプ、ドリップタイプ、便利な粉末のインスタントタイプなどがあります。粉末タイプには自然な甘味を加えた飲みやすいタイプも出ているようです。忙しいお母さんたちには、濃さも調節できて粉末をお湯で溶かすだけのインスタントタイプが手軽でおすすめです。



お好みでミルクを入れてもいいですし、夏は少し冷やしてみてもいいですね。お気に入りの飲み方を探してみてください♪ちなみに・・・お酒を飲み過ぎちゃったお父さんの肝臓のケアにもいいかも・・・?

※タンポポコーヒーを飲むときの注意:腸閉塞、胆道閉鎖、胆嚢炎、キク科アレルギーの方は使用に向きませんのでご注意ください。

Share!