子育てをしているときは、毎日必死でみんな一生懸命。お金の事、子どもの将来のこと、夫婦関係のこと…あげればきりがないほどに悩みや不安の種があるものですよね。
私はそんなとき、同じ子育て中のパパやママが書くブログを見ることにしています。自分がうまく言葉にできていなかったもやもや・焦りを、他の人も感じているんだと思えること、そして適切な言葉で表現してくれていることに、とても安心感を感じるからです。
今日は、私と同じように子育てで悩んでいるパパママに送りたいおすすめのブログをご紹介したいと思います。
子育てをするママに読んでほしい♡心がふっと軽くなるブログ
8,135 View子育て中のママは子どものこと、夫婦のこと、お金の事…ととにかく悩みがたくさん。そんなママの心をふっと軽くするブログを集めました。
子育て中のパパママに読んでほしい
子育てがつらい…でもそのもやもやをうまく表現できないママに
昨年の12月。多くのママの共感を呼んだLICOさんのブログ「子育てを大変だと感じる本当の理由」。ご存知の方も多いと思います。
LICOさんは、ママが子育てを辛いと感じる理由は、「休む時間がないことや睡眠不足という“時間”という概念ではな」く、「自分の意思とは無関係に、自分のやろうとしていたこと・したかった行動を子どもに遮られること」だと表現しています。
パパに「お前は子育てがつらいっていうけど、こっちだって仕事つらいんだよ」と言われるたびに傷ついていたママも多いはず。そんなママの気持ちを代弁してくれたこのLICOさんのブログに、私も救われたひとりです。
同じ睡眠3時間でも、3時間後に起きると自分で決めて自分の意思で起きる3時間と
自分の意思とは無関係にいつ起きるか予測できない子どもの泣き声で無理矢理眠りから起こされる3時間は
違うと言いたい。
自分の食べたいものを、自分の食べたいタイミングで、きちんと最後まで座って食べられるお昼ご飯と
食事の途中でも「おしっこ!」「ウンチ出た!」「牛乳ちょうだい!」「フォークがいい!」と言われる度に席を立ち、子どもに食べさせ終わってから食べる冷めたお昼ご飯は、違う と言いたい。
でもそれって、本当は当たり前なんですよね。
だって別人格の人間を相手にしているわけですから
その他にも、日頃の育児のつらさや楽しさ、嬉しさを、繊細に、でも強く表現してくれているLICOさんのブログはぜひよんでいただけたらな、と思います。
夫に○○をしてほしい!と考えすぎてつらくなるママに
続いては、夫婦関係に悩んでいるママによんでもらいたいブログ、「スズコ、考える。」です。
スズコさんは「オットという他人に抱く幻想」という記事のなかで、「夫に子どもを外遊びに連れ出してもらいたい」という不満を持つママに対して、こんな言葉をかけています。
このお母さん「父親というのは外で子どもと元気で遊ぶものだ」「よそのお父さんは子どもと外で元気に遊んでいるのに」という幻想にとりつかれてるんじゃないかなと思う。
「子どもを外で遊ばせたい」「子どもに自然を感じて欲しい」んじゃないの。
「子どもと外で元気で遊ぶ夫であってほしい」「子どもに(自分から)自然を感じさせるような父親であってほしい」
そういう願望が根底にあるの。
この気持ちね、私も痛いほどわかる。こうあって欲しい、周りはこうしてる、でもなんでこの人は…って家にいる夫を見て思うのね。
悲しいの、悔しいのね、理想通りになってくれない夫という人に対して。
でもさ、現実見ないといけないんだよ。
目の前のその人は、あなたでもないし、あなたが理想としてる雑誌やテレビに出てるアウトドア派のアクティブなお父さんでもないんだよね。あなたが好きで結婚した、名前のある旦那さんなんだよ。
自分にできることが、自分に興味あることが、配偶者にも簡単にできると思っちゃダメだよね、うん、それはホント、自戒も込めて。
この記事を読んで感じたのは、「夫に○○してほしい」と訴える前に、「本当にそれって子どもや自分にとって必要なことだっけ?」「夫はなぜ○○をしたくないんだろう」と考えるステップを私たちママ自身が持ったほうがいいんだろうな、ということ。
ママが自分を理解してもらいたいと思うのと同様に、パパも自分のことを理解してほしいと思っていることを忘れてはいけないな、と思い出させてくれるスズコさんのブログです。
その他にも、鋭い視点で時事問題や日常のふとした瞬間をきりとってくれるスズコさんのブログ、ぜひ見てみてほしいと思います。
このまま専業ママでいいのかな…と悩むママに
専業ママだと、周りで働くママを見て焦りを感じたり、社会から置いてきぼりにされたように感じて悲しくなったりすることもしばしば。
そんなママの間で話題になったのが、齋藤 麻紀子さんのこちらのfacebookの投稿です。
「お家で子育て」を選んだ人へ
周りのお友達ママが職場復帰をすると、少しワナワナ心が苦しくなったりするよね。私これでいいのかな?こんなにイライラ子どもにあたってしまうなら、働いたほうがいいのかなあ?(中略)などなど、ときどきふと迷うよね。
働くお母さんにはその人の道があります。「お家で子育て」のお母さんにもその人の道です。与えられたその道を、しっかり歩くだけです。
節約術を学びます
家事の効率を学びます
子どもとの遊びも工夫します
何をどう食べさせ、どう遊ばせ、どう寝かせ、どう買い物にでかけるか、
毎日がアートです。
こどもから多くのことを学びます。
(中略)
こどもと砂遊びする退屈な時間に、たくさん空想をするのです。
その空想が、必ず役に立つときがきます。
社会から取り残されたような、疎外感さえ感じるときもあるでしょう。
真っ暗闇な無価値な自分だと思いこむこともあるでしょう。
でもね、女は一生のうちに何度か
球根のように籠る時期も必要なのだと思います。
ちゃんと、また表に出るときが必ずきます。
(中略)
大きくなった子どもの母たちは、ふと振り返りこう言います
「もう一度、もう一度、あの頃の小さいあの子を抱きしめたい」
抱いて抱いて抱きつくしても、まだ足りなかったと思うくらい
子供は、風のようにするすると腕の中から離れてしまうのです。
こどもと関わった時間こそが、自分を育てなおせる価値ある時間。
だから今をしっかり抱きしめよう。
(中略)
だから、明日もこどもと公園にいって
どんぐりをたくさん拾いましょ。
今のこの時間はけっして無駄でも、社会から取り残されているわけでもない、と自分が信じられれば、きっと今のこの瞬間も楽しめるはず。そんな気持ちにさせてくれるブログです。
夫婦のありかたに悩むママに
最後にご紹介するのは、ちょっと変わった尾崎えり子さんのこちらのブログ。タイトルは「高校生並みのトキメキを旦那に持っていられる理由」。これだけでも興味を引かれてしまいますよね。
「結婚しても子どもができても、毎朝彼はかっこよく見えます。」から始まるブログの内容は…
■家は「バカ」でしかいない
お互い仕事のことはほとんど知りません。
彼の中で私は「何もできない女の子」です。
私の中で彼は「なんかできるんだろう男」です。
家ではバカしかいいません。
下らない下ネタをお互いで言い合って5時間ずっと
じゃべりっぱなし、笑いっぱなしの
ただの大学生カップルです。
上手くいっている夫婦がしているような
互いの仕事の共有やビジョンの共有しません。
相談も特にしません。
私と彼は仕事のプライドや考え方を家には決して持ち込まないようにしています。
共感なんて不可能だから。
■文句は抱きしめながら
彼は厳しいことを結構言います。
でも、これらをすべて抱きしめながらいうので
全く文字が頭に入ってこない。
ただのいちゃつきにしかなりません。
私は文句はユーモアを入れていうようにしていますし、
彼の文句は体を抱きしめながらいうようにしています。
と、書いてみて気が付いたのですが、
私たち夫婦を語る際に「子ども」がほとんど出てこないんだな。。
私たちを表現する言葉はチームでも家族でもパートナーでもなく、
「バカップル」
それが8年たっても関係が変わらない一番の理由だと
私が勝手に思っています。
私がこのブログを読んで思ったのは、
「ああ、夫婦関係ってこんな感じでもいいんだな」ということ。知らず知らずのうちに、自分の両親や周りの夫婦を見て「こうあらねばならない」という夫婦観を持ってしまっている人は多いと思います。
そんなときに、尾崎さんのブログのようにちょっと他の人の夫婦観を垣間見るだけで、その固定観念が崩されて、ほっとできる。自分とは違う夫婦間を持つ人のブログを読むことには、そんな意味があると感じています。
それ以外にも、面白くてためになる記事がいっぱいの尾崎さんのブログ。ぜひチェックしてみてくださいね♪
ブログを読んで…
言葉は最大のデトックスと呼ばれるように、言葉にして初めて自分の気持ちに気付くことも。読んで、考え、時には自分で言葉にして。そんな風に子育ての悩みを解消していけたらいいですよね。
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