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公開 2015年06月13日  

かかりつけ小児科医の探し方!親も子も安心して受診するためにできること

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かかりつけの小児科、どうやって探しましたか?初めての育児で信頼できるドクターを探すのは大変ですよね。どうやったら自分や子どもに合ったドクターを探すことができるでしょうか?女医ななこ流、かかりつけの小児科の探し方を伝授します!

出典:https://www.flickr.com/photo.gne?id=13532746933

初めての育児で子どもの体調変化にどう対処して良いのか分からなかったり、また保育園に預けてからの頻繁な発熱に参ってしまうママは多いと思います。そんな時は信頼できる小児科医に診てもらいたいですよね。では、どうやったら自分や子どもに合った小児科ドクターを探すことができるでしょうか?女医ななこ流、かかりつけ医の選び方を伝授します。

予防接種で色々な小児科に行ってみよう

多くの場合、生後2カ月から予防接種ラッシュが始まり、出産をした産院や総合病院ではなく、自宅近くの開業小児科医の門を叩くことになります。最初は4週間隔あるいは6週間隔で数々の予防接種をこなしていくことになり、何度も小児科に行かねばなりません。また1歳を過ぎると予防接種もめっきり少なくなりますが、インフルエンザを含めるとまだ年に数回はあります。



ママ女医ななことしては、その「何度も小児科に行く」というのを利用して、毎回別の小児科に行ってみることをおすすめします。また、現在かかりつけ小児科はあるものの「かかりつけ小児科を変えてみたい」と思っているママにも予防接種の機会を利用してリサーチに行くことをおすすめします。

毎回違う小児科で予防接種をしてみるメリット・デメリット

【メリット】

予防接種なので、子どもの状態は良好な時の受診です。そのため親にとっては比較的気持ちにゆとりがある状態での受診になります。子が体調が悪い時の切羽詰まった受診では、親も全く余裕がありませんよね。



まず電話予約時点での受付の対応、実際行ってみたときのその小児科自体の雰囲気や設備といった外回りをじっくり観察することができます。



さらにドクターの対応の仕方についても冷静に観察しましょう。それによって、問診が丁寧か、子どもの扱い方も丁寧か、質問や雑談などがしやすいかを知ることができます。予防接種ごとに違う小児科を訪れることで、おのずと「○○小児科受付ではこうだったのに、××小児科受付ではこういう対応で残念だった」とか「○○先生は無愛想だったけど、××先生はよく説明してくれた」などと比較することができます。



そうやって予防接種ごとに自宅周囲の小児科を自分の足で幾つか回ってみると、おのずと「このドクターに診てもらいたい」と思う小児科を比較の上選ぶことができるはずです。



【デメリット 】

複数を回っている間は、自分自身で予防接種のスケジューリング管理をしなければなりません。(特定の1か所の医院で受け続けるならば、たいていはそこの医院でスケジュールを組んでくれるので言われるままに次回予約を取ればOKです。)



特に0歳のうちは予防接種は多数あり、助成が出る時期が限られているものも多いのでうっかり忘れをしないように気をつけましょう。

口コミも大事

近所の先輩ママからの口コミも重要です。自分自身で小児科を訪れるのと同時に、他のママがその小児科でどう感じたのか、またどのような対応をされたのかを、一応耳にしておくことは大切です。ただそれはあくまでも、その情報をくれたママの個人的な意見が入っていることをお忘れなく。



そのママにとっては合わないドクターであっても、あなたにとっては合うドクターかもしれません。そういう意味ではやはり自分の足で確かめるしかないでしょう。

信頼できるドクターは相性の合うドクター

医者も人間ですので、医学的な技量の他に個人のキャラクターというものがあります。医学的な判断がどんなに的確で間違っていなかったとしても、そのドクターの言動が不快であった、と否定的にとらえる患者さんやその家族が多いのが実情です。



たとえば、すぐに多種類の薬を処方するドクターもいれば、自然治癒慮力を信じて最小限の薬のみで様子を見るドクターもいます。保育園に低月齢から預けることに否定的な意見をもつドクターもいれば、わが子も保育園で小さいころから育ってきた経験をお持ちで保育園児とその親に同調して下さるドクターもいます。

ママも子どもも不快な思いせず、安心して受診できるよう、ぜひ相性が合うドクターを探しましょう。相性が合うドクターであれば、萎縮することなく病状を訴えることができたり、疑問な点を質問することができます。総合的にはよりよい治療やより早い回復に結び付くことができると言えるでしょう。

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